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川に漏電か2人死亡5人けが――静岡県警
時事通信 7月20日(月)
静岡県西伊豆町の仁科川周辺で7人が死傷した感電事故で、軽傷の女性(75)
が「川に入ったらピリピリした」と話していることが20日、県警への取材で
分かった。動物よけの電気柵の一部が切れて川に漬かっており、県警下田署
は漏電の可能性もあるとみて、重過失致死傷や業務上過失致死傷の疑いも視野
に事故原因を調べている。
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同署によると、死亡したのは尾崎匡友さん(42)=川崎市宮前区東有馬=、
岩村知広さん(47)=神奈川県逗子市新宿=。
電気柵は高さ約1メートル、幅約10メートルで、川ののり面にあるアジサイを
囲んで設置されていた。柵の一部が切れて川の中に入った状態で見つかった。
同署は20日、現場の実況見分を行った。電圧は100ボルトだったとの情報
もあり県警が確認を急いでいる。近くの住民が設置し、事故後に電源を切っていた。
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19日午後4時半ごろ、静岡県西伊豆町一色の仁科川の支流付近で、2組の家
族連れと地元住民の計7人が川遊びをしていた。
西伊豆町によると、感電事故が起きた周辺では、獣害対策として土地の所有者
が電気柵を設置するケースが多いという。
地元住民によると、現場周辺に設置されている電気柵は夜間に電気を流し、昼
間は止めているが、最近では夕方から電気を流し始めるところもあるという。
現場は伊豆箱根鉄道修善寺駅から南西約25キロの山間部。
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電気柵をめぐっては、平成21年8月、兵庫県南あわじ市の水田に張られて
いたイノシシよけの電気柵に触れた男性が感電死する事故があった。
現場となった川のそばには、シカなどの侵入を防ぐための高さ1mほどの電気
が流れている柵がアジサイを囲むように設置されていました。この電線の一部
が切れて川につかっていたとみられ、川に入った7人が次々と感電したとみら
れます。現場では実況見分が続いています。
ただ、これまではこういった事故はなかったということで、地域の人たちも
大きなショックを受けています。
テレ朝 news
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事故は電流が長時間にわたって人間の体を通り抜けたことが死につながった
ということらしい。もっと人が近くにいてすぐに川から中州にでも引きあげ
てやればもしかしたら命だけは助かったかもしれない。
なお漏電防止の装置がついていなかったことが明らかになっている。
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