東海道新幹線の運転取りやめ
台風１０号の大雨影響、３０日
も本数は大幅減
8/29(木) カナロコ
新幹線（資料写真）
台風１０号に伴う大雨で、ＪＲ東海は
２９日、東海道新幹線の同日中の運転
を全線で取りやめると発表した。静岡
県内で雨が降り続き、「規制値を下回
る見込みが立たないため」としている。
午後６時４５分現在で運転中の列車は
途中駅で運転を打ち切るか、始発駅に
折り返す。
【写真で見る】神奈川県、
ＬＩＮＥで災害情報を配信
３０日は始発から三島─名古屋間で終日
運転を取りやめる。東京─三島間、名古
屋─新大阪間は大幅に本数を減らすとい
う。
小田急電鉄、３０日はロマン
スカー６８本を運休に 台風
１０号に伴う大雨で
8/29(木) カナロコ
小田急ロマンスカー
（資料写真）
小田急電鉄は２９日、台風１０号に
伴う大雨で、３０日の特急ロマンス
カー計６８本を運休すると発表した。
始発から午前１０時新宿発の下り
「はこね」７号、同１０時１０分箱
根湯本発の「はこね」７０号までは
運転し、以降は全て運休する。
ＪＲ御殿場線、国府津─御殿場
間で運転中止 台風１０号影響、
３０日も始発から終日見合わせ
8/29(木) カナロコ
（資料写真）
ＪＲ東海は２９日、台風１０号に伴う
大雨の影響で、御殿場線の国府津─御
殿場間の上下線で同日夕以降の運転を
中止すると明らかにした。同区間では
３０日も始発から終日運転を見合わせ
るという。特急列車「ふじさん」は松
田─御殿場間で運休する。
【写真で見る】第４種踏切、
神奈川に２５カ所
大雄山線の車体がオレンジ色に！
特別電車の運行始まる、小田原
特産かんきつ類をイメージ
8/29(木) カナロコ
運行が始まった大雄山線の
オレンジトレイン＝２９日、
小田原市内
小田原市と南足柄市を結ぶ伊豆箱根鉄道
大雄山線で、車体をオレンジ色に塗った
電車「オレンジトレイン」の運行が２９
日から始まった。小田原市の魅力を発信
しようと地元特産のかんきつ類の色をイ
メージしたという。
２０２５年の開業１００年に向けた取り
組みで、車体の前面と側面の帯部分を従
来の青色から変更した。特別電車は沿線
の大雄山最乗寺をイメージした朱色の
「天狗（てんぐ）電車」、南足柄市の花
をイメージした紫色の「リンドウ電車」
に続く第３弾となる。
運行は１編成で、小田原─大雄山間を
１日に１４～１７往復する。
真鶴町名簿不正、横浜地裁で初公判
前町長松本被告ら起訴内容認める
判決は９月２６日
8/28(水) カナロコ
横浜地裁
神奈川県真鶴町の選挙人名簿抄本の不正
利用問題を巡り、建造物侵入と窃盗の罪
に問われた前町長松本一彦被告（５８）
＝同町＝と元町選挙管理委員会書記長の
被告（６０）＝同＝の初公判が２８日、
横浜地裁（吉井隆平裁判官）であった。
両被告は起訴内容を認め、検察側は「町
長当選を狙った極めて身勝手な犯行」な
どとして松本被告に懲役１年、元書記長
の被告に懲役１０月を求刑し、即日結審
した。判決は９月２６日に言い渡される。
起訴状などによると、２人は共謀して
２０２０年２月２日、町の書庫に不正に
入手した鍵で侵入し、１９年４月の知事
選で使われた選挙人名簿抄本を持ち出し
て盗んだ、とされる。
検察側は松本被告について「名簿を使い
自身の選挙を有利に進めようとし、犯行
を主導した」と指摘。両被告を「公正な
選挙の実施に強い疑念を抱かせ、町職員
の立場を悪用した極めて悪質な犯行。町
政の混乱は甚大で、刑事責任は重大」と
非難した。
松本被告の弁護側は「当時は刑法上の犯罪
に当たるとの認識がなかった」とした上で
「民事訴訟の判決で命じられた額を賠償し、
十分な社会的制裁も受けた」などとし、罰
金刑が相当と主張。元書記長の被告の弁護
側も「できる限り寛大な判決」を求めた。
名簿の不正使用を巡っては、町が２２年
９月、現職町長だった松本被告ら２人を
窃盗や建造物侵入、地方公務員法違反
（守秘義務違反）、公選法違反（職権乱
用による選挙の自由妨害）の容疑で刑事
告発する異例の事態となった。
県警が書類送検し、横浜地検は今年５月、
建造物侵入と窃盗罪で両被告を在宅起訴。
地方公務員法違反や公選法違反、一部の
窃盗容疑は不起訴処分とした。
松本被告は２０年９月に初当選したが、
不正利用問題が発覚して２１年１１月に
辞職。出直し町長選で再選されたが、昨
年９月の住民投票でリコール（解職請求）
が成立して失職。同１１月の町長選には
出馬しなかった。
今年３月には、町民有志約５０人が名簿
の持ち出しでプライバシーを侵害され精
神的苦痛を受けたなどとして損害賠償を
求めた訴訟で、横浜地裁小田原支部が両
被告と元町長の青木健町議の３人に計５６
万円の賠償を命じ、青木氏のみが控訴した。
リサイクルで回収の家電、
ネットで売却し利益得る
相模原市職員を懲戒免職処分に
8/29(木) カナロコ
懲戒免職処分を公表し、謝罪した
相模原市幹部職員ら＝市役所
相模原市は２９日、使用済み小型家電
リサイクル事業で回収した物品を盗み、
インターネットオークションに出品して
利益を得ていたとして、環境経済局麻溝
台環境事業所の男性技能主任（６３）を
懲戒免職処分にした。
【写真で見る】アマゾン、
相模原の新施設を公開
市によると、技能主任は昨年７月～今年
５月ごろ、市内で回収したデジタルカメ
ラやドライヤーなどを仕分ける際に窃取
し、少なくとも１４１点をネットオーク
ションに出品、約４９万円の利益を得て
いた。
