平塚市と大磯、二宮町制作
散策ガイドが完成
タウンニュース
完成した冊子を持つ
北村さん
平塚市と大磯町、二宮町が共同で制作
した「Ｓｏ・Ｒａ・Ｎｉなび大磯・平塚
・二宮散策どこまる」がこのほど完成し、
１月11日から１市２町で配布されている。
湘南平高麗山ガイドＭＡＰの第３弾と
して制作されたもので、今作から新た
に二宮町が加わり、前作よりも広範囲
なガイドＭＡＰとなっている。タイト
ルの「Ｓｏ・Ｒａ・Ｎｉ」は、大磯の
「そ」、平塚の「ら」、二宮の「に」
の文字を合わせた造語で、自然の空の
下でナビゲーションする、という意味
が込められている。
冊子では、１市２町にある散策スポット
と、海沿いのサイクリングコースの情報
に加え、周辺の立ち寄りスポットを紹介
しており、グルメ21店舗、土産店23店舗
と従来よりも掲載店舗を増やしたという。
市みどり公園・水辺課の北村美緒さんは、
「写真を多く使って手に取ってもらいや
すいように工夫した。グルメ情報も増え
たので、ハイキングやサイクリングの帰
りにお店によってもらえれば」と話した。
冊子はＡ４判16ページのカラー印刷。
１市２町合わせて計３万分を発行。市内
では高麗山公園レストハウスや市観光協
会、公民館などで配布されている。
駅前再開発に市民の声を
市がパネル展示や説明会
タウンニュース
素案で示された駅前広場
のイメージ
平塚市は「平塚駅周辺地区将来構想」の
策定に向けて、市民の意見を取り入れる
ため、２月５日（月）から市内各所で
オープンハウス型アウトリーチや説明
会を実施する。
オープンハウス型アウトリーチとは、
市職員が商業施設などに出向き、パネ
ル展示などを活用しながら意見聴取を
行う手法。市はこれまでも地元経済界
や中心商店街、市民らと連携しながら
構想の素案を練ってきた。今回、さら
に市民の意見を取り入れ、２０２４年
度の策定を目指す。
日程は以下の通り。▽市役所本館１階
案内窓口付近（浅間町９の１）／２月
５日（月）午前９時〜午後５時▽ラス
カ平塚５階イベントスペース（宝町１
の１）／２月６日（火）午前10時〜午後
６時▽ららぽーと湘南平塚１階ＵＭＩ西
エリア（天沼10の１）／午前10時〜午後
６時▽ジ アウトレット湘南平塚フード
コート小田原海鮮とと丸食堂前（大神
８の１の１）／２月８日（木）午前10
午後６時。
市役所本館では先行して１月29日（月）
から２月２日（金）まで、平塚駅周辺
地区での一日の過ごし方などを示した
パネル約10枚を展示する。
また、崇善公民館１階ホール１・２
（見附町１の８）では２月９日（金）
午後７時から９時まで、説明会を実施
する。申し込み不要で、定員は当日先
着30人まで。
（問）都市整備課
【電話】０４６３・２１・８７８
ラスカ
ニューイヤーコンサート
２月４日 ひらしんホール
タウンニュース
湘南ステーションビルラスカの「ニュー
イヤーコンサート」が２月４日（日）、
ひらしん平塚文化芸術ホール大ホールで
開催される。午後２時開場、３時開演。
昨年６月に開業50周年を迎えた同社。
その記念コンサートに、日本を代表し
世界的に活躍する指揮者・広上淳一
さんと、バイオリニスト・竹澤恭子
さんを迎える。オーケストラは木野雅之
さん（現日本フィル・ソロコンサート
マスター）率いるラスカ祝祭管弦楽団。
入場料２０００円（全席指定）。チケッ
トは同ホール窓口で発売中。なお、同コ
ンサートの入場料の一部は、平塚市文化
振興基金に寄付される。
くす玉で「150歳」祝福
中原小学校で記念式典
タウンニュース
「中原小学校おめでとう」のかけ声と
ともにくす玉が割られた
中原小学校（伊藤晴江校長／児童数４３３人）
が１月18日、創立１５０周年記念式典を開催
し、全校児童をはじめ保護者や来賓など約
５００人が参列した。
式典は二部制で行われ、第一部では、６年
生が総合の時間に制作した「中原小１５０
年の歩み」をスライドとともに発表したほ
か、児童が手作りした「くす玉割り」や、
１５０周年記念ソング『みんなの中原』を
披露するなど、会場は祝福ムード一色に包
まれた。
あいさつに立った伊藤校長は、「みなさん
の心のこもった手作りの式典ができること
をうれしく思う」と話した。また数田俊樹
ＰＴＡ会長は、「１５０年を迎えられたの
は、いろいろな人の支えがあったから。
感謝の気持ちを大切にしてほしい」と児童
らに呼び掛けた。
第二部では読売日本交響楽団による記念
鑑賞教室が行われ、日頃聴く機会のない
オーケストラの演奏に圧倒されていた。
同校では１５０周年記念としてこれまで、
４つの門のペンキの塗り直しや、記念
ソングの制作、バルーンリリース、ハン
ドサインによるライブ鑑賞などが行われ
ている。
内藤勇二さん
日本の城郭写真展示
西部福祉会館で半年間
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自慢の城郭写真を紹介する
内藤さん
平塚市纒在住の内藤勇二さん（76）が、
１月15日から西部福祉会館（公所）２階
休憩・図書コーナーで「ミニミニ写真展」
を行っている。
同写真展では、内藤さんがこれまでに撮
りためた、北海道から沖縄まで日本全国
の城郭写真や、ヨーロッパの世界遺産を、
10日ごとに12枚ずつ半年間かけて掲示し
ていく予定という。
定年後に写真を始めたという内藤さん。
「日本の１００名城を撮ってみよう」と
思いたち、５年ほどかけて90城ほどを撮
り終えた。その後、これまで一度も行っ
たことがなかったというヨーロッパの
世界遺産に目を付け、２０１５年から
22カ国を訪問。「コロナ中は行けなかっ
たので、次はギリシャに行ってみたい」
と話している。
油絵と蝶、｢共演｣楽しんで
福澤正人さんが個展
タウンニュース
油絵作品の前で蝶の標本集を
持つ福澤さん
平塚市観光協会会長などを務める福澤
正人さん（81）の個展が、１月26日（金）
から30日（火）、自身が開設した湘南
平塚画廊（明石町13の25）で催される。
50代半ばから始めた油彩画の中から、趣
味の釣りや登山にまつわる魚、風景画を
はじめ、孫が飼う犬を描いた作品など20
点以上を展示。平塚市展で入選した風景
画「蔵王」も飾られ、画家としての足跡
が垣間見える力作が並ぶ。
会場では、福澤さんがコレクションして
きた蝶の標本も紹介される。福澤さんは
高校生の頃に蝶の採集を始め、希少種を
求めて石垣島を中心に全国各地に赴いた
という。カバマダラやリュウキュウムラ
サキなど、40年以上経った今も良好な状
態で保存された標本を間近で見ることが
できる。
福澤さんは「油絵だけでなく、蝶に興味
がある人にも楽しんでもらえると思う」
と来場を呼び掛けている。時間は各日
午後１時から６時。
（問）同画廊【電話】０４６３・２１・
１５７４
スギ花粉
今春は例年並み
ヒノキやや多め
タウンニュース
今回の調査で最も着花点数が
高かった厚木市七沢のヒノキ林
（昨年12月8日）
厚木市七沢の県自然環境保全センター
がこのほど、スギ花粉の今年春の飛散
量を「例年並み」とする予測を発表し
た。ヒノキは例年よりやや多いという。
予測の根拠となる調査は11月と12月に
県内全域の山間部で行われた。スギは
30カ所で各40本、ヒノキは40カ所で各
10本を調査木として雄花の着花状況を
観察した。調査は今年度が27回目。
着花状況を数値化した結果は、スギ林
30カ所の着花点の平均値は46・１点で、
昨年の77・８点を下回り、27年間の
平均45・８点に近い点となった。
ヒノキは40カ所の着花点数の平均値
53・４点で、昨年の59・８点を下回
ったものの、過去12年間の平均45・
８点を上回り12年間で３番目に高い
値となった。
スギ花粉の飛散は２月中旬から４月
上旬、ヒノキは３月下旬から４月中旬
ごろまで、年によっては５月上旬ごろ
まで飛散するという。
岸田首相、ＳＬＩＭの月面「ピンポ
イント着陸」成功に祝意…「世界初
の快挙」とＸに投稿
1/25(木) 読売オンライン
月面着陸したＳＬＩＭの撮影画像
（ＪＡＸＡ、タカラトミー、
ソニーグループ、同志社大提供）
岸田首相は２５日夜、宇宙航空研究
開発機構（ＪＡＸＡ（ジャクサ））の
月探査機「ＳＬＩＭ（スリム）」が月
面に「ピンポイント着陸」を成功させ
ていたと確認されたことについて、自
身のＸ（旧ツイッター）に「世界初の
快挙であり、非常にうれしく思う」と
投稿した。「心よりお祝い申し上げ、
関係者の皆さんの努力に敬意を表する」
と祝意を示した。
【写真】ＳＬＩＭに搭載された
カメラで撮影した月面の拡大画像
ＳＬＩＭは、目的地への誤差１００
メートル以内の「ピンポイント着陸」
を目指していた。
