秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

春先に文化の香りらんまん絡み

2023-05-22 00:22:03 | 日記

徳富蘇峰記念館
牧野氏との手紙公開
朝ドラ「らんまん」にちなみ
タウンニュース

今回の展示で公開された資料

二宮町の徳富蘇峰記念館(二宮町二宮
605)で特別企画「日本の植物学の父・
牧野富太郎と徳富蘇峰」が開催されている。
NHKの連続テレビ小説「らんまん」で
牧野富太郎が題材となっていることを契機に、
資料を公開している。会期は12月24日(日)
まで。

徳富蘇峰(1863〜1957)は、明治
から昭和にかけて活躍したジャーナリスト。
政治家、文化人、学者など、各業界と交友
が広いことで知られる。蘇峰は、日本植物
分類学の基礎を築いた一人と呼ばれる植物
学者の牧野富太郎(1862〜1957)
とも交友があったという。

蘇峰の日記によると、1936年7月26日、
牧野が蘇峰の山中湖の別荘を訪れ、2泊3
日滞在した。その際、蘇峰が別荘内の植物
の名前を牧野に尋ねると、牧野はそれに答
えたり、植物標札を付けたりしたという。

同館に残されていた牧野が蘇峰に送った
手紙は同年10月7日付。牧野の50年にわ
たる研究の集大成『牧野植物学全集』の
刊行祝賀会への出席依頼と、蘇峰が祝賀
会発起人を引き受けてくれた礼がつづら
れている。蘇峰の行動記録には祝賀会へ
の出席と祝辞を述べた記載があることか
ら、二人は山中湖の別荘で親睦を深めた
と推測される。他にも蘇峰が東京日日新
聞に書した牧野著作の書評なども公開し
ている。

同館学芸員の塩崎信彦さんは「手書きの
文字を見てもらうことで、牧野の人柄を
想像したり、『らんまん』をもっと楽し
んでもらえれば」と話した。同研究員の
宮崎松代さんは「蘇峰の交友の広さや
牧野との関係性が濃く表れていると思い
ます。ぜひご覧ください」と話した。

午前10時から午後4時まで。月曜日
休館(祝日の場合は開館し、翌平日
休館)。入館料一般500円。(問)
同館【電話】0463・71・0266

二宮町
気候変動に備える
環境シンポジウム開催
タウンニュース

シンポジウムのチラシ

二宮町の生涯学習センター・ラディ
アン(二宮1240の10)で5月14日
(日)、環境シンポジウム「ぼくたち
わたしたちの地球会議2023」が実施
された。二宮町出身で東京大学未来ビジ
ョン研究センター教授の江守正多さんに
よる基調講演のほか、同会議内において
二宮町気候非常事態宣言が発出された。

同会議は5月13日(土)、14日(日)
開催の「第18回エコフェスタにのみや」
の一環で、共催は環境づくりフォーラム
と二宮町。

二宮町では、記録的な猛暑や集中豪雨な
どの地球温暖化を起因とする気候変動の
リスクが今後高まるものと予測されてい
ることから、行政と町民が一丸となって
問題に取り組むための意思表明として、
14日の同会議内で「二宮町気候非常事態
宣言」を発表する。宣言文は、町民と行
政でつくり上げた文案で、内容は当日発
表された。

第1部では、二宮町出身で地球温暖化に
ついて研究する東京大学未来ビジョン研
究センター教授の江守正多さんを講師に
迎え、基調講演「気候変動の今とこれか
ら」を実施する。

第2部では江守さん、村田邦子二宮町長
と町民有志らなどを交えたパネルディス
カッション「私たちにできること、この
町でできること」を行った。

エコフェスタにのみやの問い合わせは
環境づくりフォーラム事務局の水口さ
ん【電話】090・8174・3932。
ぼくたちわたしたちの地球会議の問い合
わせは【メール】
ein03stein2360@ozzio.jp

小学校の150年を辿る
大磯町郷土資料館で
タウンニュース

焼き印を紹介する富田さん

大磯町郷土資料館(大磯町西小磯466
の1)で6月11日(日)まで、春季企画
展「小学校開校150年記念〜学び舎の
歴史〜」が開催されている。

大磯小学校と国府小学校は、1873年
創立。明治から現在に残る小学校の史料
から大磯町の歴史をひも解く。同展は両
校が今年の4月に開校150年を迎えた
記念に開催された。

2校の歴史、当時の子どもたちの生活や
教室の様子、大磯町の幼稚園や高校など
の教育機関の歴史、吉田茂、伊藤博文ら
著名人と学校のつながりなど4つのテー
マについて展示解説。ほかにも明治、大正、
昭和時代に使用されていた教科書や、伊藤
博文が送った花瓶など大磯ならではの展示
物も見ることができる。

展示室の中央には、現在のプロジェクター
のような役割を果たした掛図や、大きな
そろばん、戦前から1950年代に大磯小
で使われていたとみられる木の机と椅子が
置かれ、昭和初期の教室の雰囲気を体感で
きる。椅子には「大磯小挍印」と書かれた
焼印が押されており、ルーペに近づくとは
っきりと見えるよう工夫が凝らされている。

同館学芸員の富田三紗子さん(39)は
「今回のテーマは学校という誰にとって
も身近なものなので、両校の歴史を感じ
つつ、自分の思い出と重ねて懐かしさを
感じてもらえれば」と話した。

午前9時から午後5時(入館4時半)
まで。月曜日と6月1日(木)休館。
入館無料。(問)同館
【電話】0463・61・4700

すくすく育てマコモタケ
大磯で小学生ら田植え
タウンニュース

マコモタケの田植えの様子
(主催者提供)

大磯町の小学生を対象にしたマコモ
タケの田植えが5月7日、西小磯の
水田で開催された。25人の小学生の
ほか、保護者や関係者など約50人が
参加した。

大磯マコモ研究会の西方雄策さんは、
自然と触れ合う楽しさや、地元大磯を
盛り上げる野菜があることを知ってほ
しいと企画。子どもたちは泥だらけに
なりながらもマコモタケの田植えを楽
しんだ。

田植えに参加した池田東一郎大磯町長
は「美味しいマコモタケの魅力をさら
に広めたい」と話していた。

大磯舞台の絵本作ろう
5月末までクラファン
タウンニュース

第1弾の鎌倉版と今回のチラシ

実在する街の景色の中に、住む人やキャ
ラクターなどを細かくユーモアを交えて
描いた文章のない絵本「ウィンメルブッ
ク」の湘南版を制作するため、5月末ま
でクラウドファンディングが実施されて
いる。主催するのは、昨年鎌倉のウィン
メルブックを制作したセノアトリエ
(鎌倉市大町)だ。

ドイツ語圏で親しまれているウィンメル
ブックは、文章がない分、読み手が絵か
ら物語を想像したり、キャラクターや小
ネタを探したりと自由に楽しむことがで
きる。

制作中の湘南版に登場するのは、大磯・
平塚・茅ヶ崎・辻堂・藤沢・江の島・
鎌倉の7エリア。大磯は「湘南発祥の地」
として、鴫立庵や澤田美喜記念館、湘南平、
高麗山、大磯港や左義長、大磯市などが描
かれる予定だ。その他、湘南ひらつか七夕
まつり、湘南ベルマーレ、サザンビーチち
がさき、テラスモール湘南、江ノ電、新江
ノ島水族館、小田急、江ノ島シーキャンド
ルなどを候補に構想中だという。

絵を担当するのは、紅白歌合戦のイラスト
入りプログラムを7年にわたり担当してい
る梶谷牧子さん(鎌倉市内在住)。セノア
トリエの妹尾和乃代表(七里ガ浜東在住)
は、その土地の風景や祭りなどの「市民の
暮らしこそ、ウィンメル絵本向き。知って
いる場所や文化だから楽しめる」と話す。

クラウドファンディングでは、絵本購入の
ほか、自分や家族、店を絵本に描いてもら
う権利を得られるなどのプランが用意され
ている。目標金額は230万円。

詳細はクラウドファンディングサイト
「GREEN」内の「湘南ウィンメル
ブック」のページへ。

たつみなつこさん個展
花モチーフ作品並ぶ
タウンニュース

たつみさんの作品
(ギャラリー提供)

大磯のギャラリー&アトリエumine
co(東小磯311の15)で5月28日(日)
まで、イラストレーターのたつみなつこ
さんの個展「花」を開催している。午前
11時〜午後5時。

たつみさんは武蔵野美術大学視覚伝達デザ
イン学科卒業。22年には株式会社文明堂東
京の看板商品であるカステラの東京進出
100周年リニューアルパッケージのデザ
インを手掛けるなど活躍している。

今回の個展では、誕生花をモチーフにした
作品などが並ぶ。

(問)同ギャラリー【電話】0463・
20・9722(月曜・火曜休廊)

明治記念大磯邸園
歴史香るバラが見頃
旧古河別邸近くに60本
タウンニュース

見頃を迎えているバラ園
(5月10日撮影)

明治期の立憲政治確立に貢献した先人の
業績を次世代に残そうと取り組む「明治
150年」関連施策の一環として整備が
進められている明治記念大磯邸園(大磯町
東小磯295ほか)のバラ園が見頃を迎え
ている。約60本が植えられ、園内に甘い香
りを漂わせている。

バラ園は、旧大隈重信別邸・旧古河別邸近
くに位置する。同バラ園では、大正6〜8年
ごろに建設された古河家の本邸(現在の旧
古河庭園・東京都北区)に植えるバラの苗
木等を育てていたとも伝えられており、
「プリンセス シャルレーヌ ドゥ モナ
コ」や、「ファーストブラッシュ」などの
品種が園内を彩っている。

同園担当者は、「今年は暖かく、咲き始め
が早かった。バラは5月末まで楽しめるの
では」と話していた。(問)同園
【電話】0463・61・0101

 

 

 

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