秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

3町で猛暑に注意ああ熱中症

2020-08-30 00:38:18 | 日記

熱中症 3町で増加
猛暑で救急搬送 相次ぐ
タウンニュース

日本中が記録的な猛暑に見舞われた今夏、大磯・
二宮・中井町で8月23日までに熱中症で救急搬送
された人の数は30人にのぼり、いずれも昨年同時
期の数を上回った。各消防本部では引き続き対策
を呼びかけている。

大磯町消防本部によれば今夏、日中の最高気温が
30度以上の「真夏日」は17日間、35度以上の「猛暑
日」は2日間あり、中井町を管轄する小田原市消防
本部の観測では真夏日が25日間、猛暑日が6日間
あった。熱中症による救急搬送者数は大磯町で9人
(前年は7人)、二宮町は13人(同7人)、中井町
は8人(同5人)と、いずれも増加した。このうち
中井町は半数、二宮町は全体の77%を高齢者が占め
ていた。いずれも死者や重傷者は出ていないが「高齢
者は気温の上昇に鈍く、のどの渇きを感じにくいな
ど体温調節機能の低下が特徴として見られる。積極
的なエアコンの使用、こまめな水分補給をして熱中
症予防を心がけてもらいたい」(二宮町消防)と特
に注意が必要だという。

また「新型コロナウイルス感染症対策でマスクを着用
している時間が多くなるが、マスクをしていると汗の
蒸発が妨げられて体温調節ができず、脱水などを起こ
しやすくなる」(大磯町消防)など、「特別な夏」な
らではの問題も出てきている。

体調の変化に用心

熱中症は、めまいや顔のほてり、大量の発汗やこむら
がえりなどが初期症状としてみられ、重度になると
意識を失うこともある。今夏に救急搬送に至ったも
のには、屋外での作業中や作業後に発症したものだ
けでなく、入浴中や入浴後、昼寝中などに脱力感や
吐き気を感じて倒れたケースもあった。小田原市消防
本部では「依然として気温が高い日が続いているので、
『受け答えが急におかしくなった』『けいれんを起こ
している』など普段と違う症状があったら、迷わず
119番通報をしてほしい」と話している。

秋のダイヤモンド富士
観測シーズン迎える
タウンニュース

夕陽が山頂に重なった瞬間に観測できる

富士山頂に太陽が重なる瞬間にのみ現れる「ダイヤ
モンド富士」が、9月上旬に大磯・二宮・中井町
でも観測できる。

関東の富士見百景の一つに選ばれている大磯城山
公園の展望台では、9月1日(火)と2日(水)
の日没に観ることができる。同園では第一駐車場
を午後6時30分まで開放して対応(入庫は5時30分
まで)。「マスクの着用とソーシャルディスタンス
の確保をお願いします。また体調の悪い方はご遠慮
ください」と呼びかけている。照ヶ崎海岸でも2日
と3日(木)に観測可能。また二宮町では吾妻山公
園で9月8日(火)、中井町は9月4日(金)に太
陽の公園(中井メガソーラー発電所内)、5日(土)
に富士見台いこいの広場(富士見台配水池)、8日に
展望台(中井中央公園ローラー滑り台上)、9日(水)
に海の風(中井中央公園野球場より関山線を上る)で
日没に観測できる。なお、いずれも気象条件により観
測できない場合がある。

中井町
水道基本料金を免除
コロナ対策へ追加支援
タウンニュース

中井町は新型コロナウイルス感染症対策の緊急支援
第二弾を実施する。町独自の取り組みとして、国の
特別定額給付金の支給対象にならなかった子どもへ
1人につき10万円を給付する。対象は今年4月28日
から12月31日までに生まれた赤ちゃん。子育て世帯
の出産や育児にかかる経済的な負担の軽減を図る。

臨時休校によって家庭での学習やオンライン授業を
余儀なくされた学生の勉学を支援するため、高校生
に1人1万円、大学生などに2万円を支給。給付金
を受けるには、対象となる希望者が申請する。

コロナ禍の長期化を踏まえ、町内の各世帯と事業者
に対し、8月から11月まで4カ月分の水道基本料金
を免除する。また、小中学校の修学旅行のキャンセ
ル料の補填なども行う。

児童・生徒に1人1台端末

文部科学省のGIGAスクール構想にもとづき、小中
学校のICT教育を推進。高速大容量の通信ネットワー
クと児童・生徒に1人1台の端末を約4300万円か
けて整備する。役場庁舎などの公共施設や小中学校、
こども園などの手洗い場で水栓の一部を非接触の自動
水栓に替える。小中学校の特別教室にエアコンを設置し、
子どもたちが分散して学習活動ができる環境も整える。

感染防止へキャッシュレス決済を始める中小企業には、
設備の導入費用を最大10万円、決済手数料について月額
3万円を上限に補助する。このほか、避難所の感染症
対策に必要な物品の整備なども進める。

緊急支援策にかかる関連予算は1億700万円。国の
感染症対応地方創生臨時交付金と教育総務費補助金を
主な財源に充てた。8月12日に臨時会があり、町議会
は一般会計補正予算などを全会一致で可決した。補正
後の一般会計の総額は52億1524万円となる。

プレミアム商品券を発行
1万円で14,000円の買い物
タウンニュース

秦野商工会議所と、秦野市商店会連合会、秦野市
西商店会連合会、秦野市は、新型コロナウイルス
緊急経済対策として実行委員会を組織し、地域限定
商品券「顔晴(がんば)ろう!市民応援はだのプレ
ミアム商品券」を発行する。

プレミアム率40%で販売

この商品券の発行・運営主体は「秦野商工会議所プレ
ミアム商品券実行委員会」。プレミアム率は40パー
セント。1万円に4000円のプレミアムを付けた
1万4000円分を4万セット販売する。販売総額
は5億6000万円。

商品券は1枚500円券で大型店・中型店・小規模
店で使用できる共通券14枚、小規模店専用券14枚
1セットとなる(大型店は売り場面積1000平方
メートル以上の店舗、中型店は売り場面積500平
方メートル以上1000平方メートル未満の店舗、
小規模店は売り場面積500平方メートル未満の
店舗)。

販売方法は申し込み抽選販売で、申し込み専用はが
きかWEBサイトで応募する。販売総額を上回った
場合は抽選となる。応募期間は2020年9月25日
(金)から10月18日(日)。申し込み抽選販売で
販売が終了しなかった場合に関しては、指定場所等
での窓口販売も実施するという。この商品券の使用
期間は、2020年11月下旬から2021年2月
上旬を予定している。

取り扱い事業所を募集中

同実行委員会では現在取り扱い事業所を募集している。
対象は秦野市内で小売業、飲食業、サービス業を営む
店舗等。取扱店の申込期間は9月7日(月)まで。
その後も随時受付は行うが、9月7日までに申し込ん
だ事業者の情報は、商品券購入申し込み開始時の取り
扱い店一覧に掲載されるという。7日以降に申し込ん
だ取扱店の周知はホームページのみとなる。要件は
神奈川県が行う「LINE コロナお知らせシステム」
への登録と新型コロナウイルス感染症の対策に取り
組む事業者。事務手数料は無料。

詳細は秦野商工会議所ホームページに記載。問い合
わせは同実行委員会(秦野商工会会議所内)
【電話】0463・81・1355、0463・
82・0273、〒257―8588秦野市平沢
2550の1

ホームページはhttp://www.hadano-cci.or.jp

キャッシュバック9月開始
飲食費など1人4千円以上で
タウンニュース

登録店舗が掲示するキャンペーンのポスター

秦野市内の登録店舗での飲食費等が、最大5万人に
キャッシュバックされる「顔晴(がんば)ろうはだ
のキャッシュバックキャンペーン」が9月1日(火)
から開始される。新型コロナウイルス感染症の感染
予防に配慮し、実施時期や参加条件を変更しての
実施となる。

同キャンペーンは、秦野市内の飲食サービスを提供
する登録店舗で1人あたり4000円以上の飲食等
を楽しむと、その場で1人につき1000円がキャッ
シュバックされるという事業。秦野市や秦野商工会
議所などが組織する「顔晴ろうはだのキャッシュ
バックキャンペーン実行委員会」(佐野友保会長)
は8月7日に行われた実行委員会の中で、「新型
コロナウイルス感染症への感染予防に最大限配慮
したうえで、市内の消費者を応援すると共に、消費
喚起を支援していく必要がある」とし、同キャン
ペーンの実施を決定した。

当初の予定では8月20日からのスタートを見込ん
でいたほか、キャッシュバックの条件に人数制限
を設けていたが、社会情勢にあわせて条件などを
見直し。感染拡大防止に配慮した事業内容にした
ほか、キャンペーンの登録店舗には神奈川県が行う
「LINEコロナお知らせシステム」への登録を
義務付け、感染症対策を徹底するように指導を行
っている。

感染対策店舗で少人数から利用可

キャッシュバックキャンペーンには、市内外問わ
ず1人から参加が可能で、登録店舗で1人あたり
税込4000円以上の飲食等をした場合に適用さ
れる。キャッシュバックは会計時に行われ、店舗
から発行される「領収証・申請書兼受領書」に
署名することで、対象者1人につき1000円
のキャッシュバックが受けられる。

例えば、家族3人で税込1万2000円の食事等
をした場合は、3人が還元対象となり3000円
がキャッシュバックされる。同実行委員会による
と「大人数ではなく3〜4人程度の少人数で、
お店も感染防止対策を万全にした状況で利用でき
るようにしました」と話す。

キャンペーンの事業費は5000万円で、5万人
に達し次第、終了となる。スタートは9月1日
からで、終了時期は11月頃を見込んでいるという。

キャンペーンの登録店舗は、店頭に掲示される
ポスターが目印。また、キャンペーンの詳細や
登録店舗の一覧は、地域情報サイト「レアリア」
内の特設ページhttps://rarea.events/summary/
hadano-nigiwai/cashbackで紹介されているほか、
タウンニュース秦野版8月28日号で掲載される予定。

問い合わせは同実行委員会(秦野商工会議所内)
【電話】0463・81・1355(平日午前9時〜
午後5時)。

特設ページはここからアクセス

日照不足も順調に生育
夏そばを収穫
タウンニュース

大型機械を導入し一気に収穫

丹沢そば本店のそば畑で栽培されてきた夏そば
が実り、8月中旬に収穫作業が行われた。

収穫作業は、今年度神奈川県の6次産業化プラン
ナーに認定された同社の石井勝孝氏が指導し、
そばを育てる「丹沢エメラルドバージンそばを
守るイベント会」と「丹沢そばアカデミー」の
生徒が大型の機械などを使って行った。今年は
7月の長雨や日照不足などの影響より生育が心配
されていたものの、昨年より収穫量が増え、質の
良い玄そばに仕上がったという。「早速十割そば
にして打ってみたところ、しっかりと新そばらし
い甘みとさわやかな風味が味わえた」と自信を見
せる。同社ではそばの3期作に取り組んでいて、
収穫後はすぐに秋そばの種まきを行った。9月に
は白いそばの花が見ごろを迎えるという。

市調査団
ツバメの営巣場所に変化
30年の変遷を発表
タウンニュース

東寺方小学校の人工巣に営巣するツバメ
=同調査団提供

生物多様性の保全に取り組むための基礎情報として、
2016年から17年にかけて実施された「多摩市
ツバメ調査」の報告書がこのほど、「多摩市ツバメ
調査団」(渡辺仁団長)から発行された。同調査
では、現在の市内のツバメの営巣状況を確認し、
30年前との状況を比較して多摩市の環境の変化や
問題などを考察。その結果、ツバメ自体の数は減少
していないものの、営巣場所が大きく変化している
ことが分かったという。渡辺団長は「この調査が
多摩市の生物多様性の保全行政に有効に活用され、
人とツバメの共生が末永く続くことを願いたい」と
話している。

多摩市では1986年、87年にパルテノン多摩の
開館に合わせて市民参加型のツバメの分布調査を
実施した。その後、調査が行われていなかったため、
市民団体から現況を知るための調査の要望があり、
2016年に多摩市と多摩市文化振興財団、市民
団体、個人による延べ49人の調査団を発足。ツバメ
の営巣状況を調べ、30年前と比較して環境の変化や
問題を明らかにすると共に、市民協働で行うことで
身近な生物への理解を深め、共生、環境の保全を進
めていくことを目的に2年計画で調査が行われた。

調査は30年前と同じツバメ、コシアカツバメ、イワツ
バメ、ヒメアマツバメの4種を対象に市内を10地区に
分けて実施。16年は予備調査、17年は春から4カ月
かけて本格的な調査を行い、市の広報紙やSNSで
市民からの情報収集にも努めた。

数は変わらず

その結果、確実に繁殖した可能性がある巣は214
あり、繁殖した可能性があるものの確実な観察を得
られなかった12巣を含めると合計226巣が確認さ
れた。場所は市内4駅の周辺や尾根幹線道路沿いの
事業所で多く確認された。また多摩川・大栗川に囲
まれた聖蹟桜ヶ丘駅周辺で複数の巣がある建物が多
かった。30年前の調査方法が不明なため、厳密な比較
は難しいとしながらも、確実に繁殖した巣の数だけを
みると30年前は212巣でほぼ同じ。そこに繁殖した
可能性のある巣の数を加えると254巣で、今回は
微減しているものの、渡辺団長は「ツバメの数は減少
していない」と説明する。

人との共生が大切

営巣場所は、かつては半数以上を商店が占め、ガソ
リンスタンドや歩道橋でも多く確認されたが、今回
はマンションやアパートなどの集合住宅が激増し、
戸建てや学校等の施設でも増加。30年前にはなかっ
た防犯カメラへの営巣も確認された。渡辺団長は
「ツバメはカラス等の天敵が近づきにくく人に近い
場所で営巣する。人のライフスタイルが変わり、
賑わい場所が変化したことで営巣場所も変わった。
ツバメの数が減ったという人が多いが、多摩市では
営巣環境の変化により姿を見る機会が減ったと考え
られる」と話す。

続けて「ツバメにとって人が住み、自然があり、人が
歓迎してくれるところが良好な生息環境と言える。
それは人にとっても同じことで共生が必要。巣やフン
を嫌がるのではなく、フン受けや巣台を作るなどの
環境づくりも大切」と力説する。最後に「今回の調査
は貴重な自然情報。ツバメ類の30年の変化を追った
事例はあまりない。長期的に継続して調査することで
自然情報の変化を追跡していくことが望ましい。生物
多様性の地域戦略の策定に役立ててもらえれば」と話
した。

報告書を手にする渡辺団長

 

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