遊泳・海洋レジャーで事故急増
お盆時期は高波にも注意
8/14(金) カナロコ
(写真:神奈川新聞社)
第3管区海上保安本部(横浜)は14日までに、
管内の海で遊泳中などの死亡者や行方不明者が
3~10日で計11人となり、前年同期の6人
を大幅に上回ったと明らかにした。遊泳中の事故
は例年、お盆の時期に集中しており、事故に注意
するよう呼び掛けている。
同期間中の遊泳中などの全事故者数(死者・行方
不明者含む)は36人で、前年同期に比べ13人
増えた。今夏は新型コロナウイルスの感染防止策
として開設を見送った海水浴場でも遊泳中の死亡
事故が発生。9日には神奈川県大磯町の大磯北浜
海岸で70代男性が波打ち際で意識不明状態で救助
されたが、病院で死亡が確認された。
海洋レジャーに伴う事故も多発。8日には三浦市の
荒井浜海岸の沖合で飲酒状態でスノーケリングをし
ていた20代男性が海中で意識を失ったが一命を取
り留めた。7月19日には葉山町の森戸海岸沖合で
ウインドサーフィン中に、同23日には鎌倉市の稲村
ケ崎沖合でSUP中に事故が起きた。
3管交通部は「お盆の時期は高波による事故も多発し
ている。無理なく安全に楽しんでほしい」としている。
川遊び中の男子高校生、溺れて死亡
神奈川・愛川町の中津川
8/14(金) カナロコ
中津川(参考写真)
14日午後3時55分ごろ、神奈川県愛川町半原の
中津川で、相模原市南区上鶴間2丁目、高校1年生
の男子生徒(15)が溺れていると119番通報が
あった。男子生徒は近くにいた女性にすぐに救助され、
病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
県警厚木署によると、男子生徒は高校の同級生6人と
川に遊びに来ていた。5人と一緒に川に入っていた
ところ、姿が見えなくなったという。
相模川で男性流され死亡
岸へ戻る途中、流れに足を取られ
8/14(金) カナロコ
相模川(資料写真)
14日午後1時半ごろ、神奈川県愛川町角田の相模
川で、相模原市緑区川尻、職業不詳の男性(25)
が流されたと119番通報があった。男性は約1時
間半後に約50メートル下流で消防隊員に発見され
たが、間もなく死亡した。
県警厚木署によると、男性は仕事の同僚やその家族
ら24人と河川敷でバ-ベキュ-をしていた。2人
が対岸まで歩いて渡ろうと相模川に入り、途中で戻
ろうとしたところ、男性が流れに足を取られたという。
コロナ収束願って金魚を描き上げ
深堀さんが横浜駅東口で展覧会
8/14(金) カナロコ
ライブペイント中の深堀隆介さん
=横浜市西区のそごう横浜店
生きているような金魚の描写で人気の美術家、
深堀隆介さん(47)=横浜市在住=の展覧会
「深堀隆介 金魚愛四季(いとしき)」が13日、
横浜駅東口のそごう横浜店で始まった。12日
は報道向けにライブペイントを行い、新型コロナ
ウイルスの収束を願って迫力ある金魚を描き上げた。
新しい金魚を創出 美術家・深堀隆介さん
升の中で泳ぐ金魚を表現した代表作「金魚酒」
シリーズや大型の平面作品、四季折々に金魚が
いる情景を表したインスタレーションなど100点
余りが並ぶ。
透明樹脂に描いた金魚を何層も重ねた独自の技法
による立体的な作品で知られるが、幅広い表現
方法の作品を集めた。
深堀さんは金魚を見ていると、人間の生や社会が
重なるという。
「人間は生きているだけで水も空気も汚す。この
ままいけば、水が汚れた水槽で死んでしまう金魚
と同じになるのでは」と地球環境に危機感を抱く。
そんな思いもあり、ライブペイントでは、赤い金魚
の胴体に新型コロナウイルスを塗り込めた。ウイル
スの上に透明感のあるうろこや朱色の絵の具を塗り
重ねて仕上げられた金魚は、縦横約1・7メートル
のびょうぶの中で生き生きとした姿に。
「コロナがなくなるのは難しいだろうが、無病息災
の願いをこの子に込めました」と深堀さん。完成
したびょうぶは会場で展示している。
同展は30日まで。一般・大学生800円、高校
生以下無料。問い合わせは同店、
電話045(465)2111。
事前予約制
保護ねこ譲渡会を開催
8月23日(日)丹沢美術館で
タウンニュース
保護された子猫たち
丹沢美術館(秦野市寿町6の19の2階)で8月23日
(日)、保護猫の譲渡会が行われる。午前11時から
午後3時。事前予約制。個人ボランティアとして活動
する佐々奈緒さんと鈴木裕一さん主催。
もともと動物虐待等の啓発活動を行っていた佐々さん。
その後、猫の保護を行うようになり、活動の中で知り
合った鈴木さんや諸先輩の協力を得て不妊手術(TNR)
や里親探しなど、活動の幅を広げている。
今回参加するのは、市内で保護した20匹ほどの猫たち。
餌付けにより集まり繁殖に歯止めがかからず生活環境
が悪化していた猫を相当数保護したため、譲渡会を開
く運びになったという。参加予約は佐々さん
【携帯電話】080・5078・5712へ。
事前予約制 保護ねこ譲渡会
2020年8月23日
11:00開始 〜 15:00終了
事前申込みが必要:状況により当日予約可
神奈川県秦野市寿町6-19みどりやビル2F
費用:無料
問い合わせ先:佐々さん
TEL:080-5078-5712
市営住宅の入居者を募集
9月1日消印有効
タウンニュース
入居者を募集する市営住宅
秦野市は市営住宅の入居者を募集している。一般世
帯用の渋沢住宅(秦野市渋沢2の48の1)では
2LDKが3戸(月額家賃1万8900円〜)、
薬師原団地(下大槻224の1)は3DKで4戸
(2万5300円〜)・2LDKで3戸(2万
2000円〜)。また若者夫婦・子育て世帯用は
薬師原団地の3DKが6戸(2万5300円〜)・
2LDKが5戸(2万2000円〜)。入居は
12月頃を予定。
対象となるのは、一般世帯用が同居親族がおり、
住宅に困窮している世帯。市内に1年以上居住又は
勤務し、月収額が原則15万8000円以内であるこ
とが条件。
また若者夫婦・子育て世帯用は、一般世帯の条件に
加え、40歳以下の夫婦のみの世帯、又は小学生以下
の子のみを扶養する世帯が対象となる。入居期限は
10年間。
入居希望者は市役所交通住宅課、戸籍住民課、駅連
絡所、公民館、広畑ふれあいプラザ、ほうらい会館、
保健福祉センターで配布している募集のしおりを読
んだうえで、申込書のほか必要書類と返信用切手
(84円)1枚を専用封筒に入れ、120円切手を
貼り〒257―8501秦野市桜町1の3の2秦野市
役所西庁舎2階 都市部交通住宅課住宅担当へ郵送する。
9月1日(火)消印有効、申込多数の場合は抽選。
詳細は同課【電話】0463・82・9642へ。
居室の一例
神奈中スイミング
教室で水泳の楽しさ伝える
コロナ禍受け低学年対象に
タウンニュース
コーチの腕につかまり泳ぎ方を教わる児童
神奈中スイミング秦野校で8月1日から4日まで、
「小学生初心者水泳教室」が秦野市教育委員会の
後援で開催され、4日間で77人が参加した。
水難事故が増える季節に備え、神奈中スイミング秦野
校では無償の水泳教室を5年前から開催している。
秦野市は近隣に大きな川や海がある環境なため、
「溺れることがないよう市内の泳げない子をなく
したい」という思いで始まった。
例年は市内小学生全学年を対象にしていたが、今年
は新型コロナウイルス感染症の影響で学校の水泳の
授業が中止になったこと受け、経験が少ない小学1・
2年生に対象を絞った。開催日数も増やし、一人で
も多くの児童が参加できる体制で臨んだ。
教室では同校のコーチが講師となり、子どもたちの
泳力に合わせ指導。取材をした8月3日も、水泳
初心者と泳げない子の2グループに分かれ行われた。
水泳初心者のグループでは水に慣れるところから始め、
ビート板を使った泳ぎ方やバタ足を学び、最後はビー
ト板を使わずバタ足だけでの泳ぎに挑戦した。
泳げない子たちのグループでは水に顔をつけたり
潜ったりと、水に慣れることから始めた。最初は
おっかなびっくりだった子たちも次第に水に慣れ、
最後はコーチの腕につかまり泳げるようになっていた。
「プールに入ったことがない、慣れていない子た
ちに水泳の楽しさが伝われば」とスタッフは話す。
今後は市教育委員会と連携し、9月以降に3年生
以上を対象にした同様の教室開催も検討している。
バタ足のやり方を指導
写るん会
それぞれのおもい写真展
11日から本町公民館
タウンニュース
会場に展示される加藤会長の作品
作品名は『秦野 天空の照映』
(サイズ:A3ノビ)
写るん会(加藤一男会長)が第73回「それぞれの
おもい写真展」を8月11日(火)から開催する。
会場はイオンとなりの本町公民館(秦野市入船町
12の2)。31日(月)まで。時間は午前8時30分
から午後5時(初日は正午から、最終日は午後4時
まで。17日(月)は休館)。
写真を愛する仲間と親睦、触れ合いを大切に活動
してきた同会。会場では28年の活動の成果を披露
する。今回の展示テーマは「私の小さな個展」。
会員10人が思いを込めて撮影した作品がずらりと
並ぶ。問い合わせは同会加藤会長
【電話】0463・81・7463へ。
それぞれのおもい写真展~私の小さな個展~
2020年8月11日〜2020年8月31日
8:30開始 〜 17:00終了
初日は12時から、最終日は16時まで。8/17は休館
神奈川県秦野市入船町12-2
費用:無料
問い合わせ先:写るん会 加藤会長
TEL:0463-81-7463
花火大会はなくても…
二条城でデジタル花火の大輪
8/14(金) 21:18配信
朝日新聞デジタル
内堀の石垣に映し出された打ち上げ花火のプロジェ
クションマッピング=2020年8月12日夜、京都市
中京区の二条城、筋野健太撮影
世界遺産の二条城(京都市中京区)で、唐(から)
門(国重要文化財)や二の丸庭園などが夜間に
ライトアップされている。来場者間の距離を取
るよう促すため、直径約2メートルを照らす「ディス
タンス提灯(ちょうちん)」が用意され、新型コロナ
ウイルスの感染拡大対策にも配慮しているという。
30日まで。
清流園では、割るとアロマの香りが漂うシャボン
玉が飛ぶほか、内堀ではデジタル花火をプロジェ
クションマッピングで投影。家族で来た大阪府
和泉市の中学2年、森優樹さん(13)は「今年は
どこの花火大会にも行けなかったけど、ここで
見ることができてよかった」と話した。
入場は午後7時~同9時20分。中学生以上1200円、
小学生800円など。問い合わせは元離宮二条城
事務所(075・841・0096)へ。(向井大輔)