秦野、二宮、大磯、中井にものもうす~問題点検証します!

わが町の問題点をあきらかにし、住みよい町つくり。

ああ、山北は西丹沢の端緒なり

2020-08-04 00:30:22 | 日記

山北町観光協会
50年超続くバッジ人気
山開きに合わせた記念品
タウンニュース

1967年からの記念バッジ全種

山北町観光協会(山北駅前)窓口で販売されている
「西丹沢山開きバッジ」が隠れた人気商品になって
いる。1967年から販売され、毎年5月下旬の山
開きに合わせて数量限定販売されている記念品。

本格的登山シーズンの到来を告げる西丹沢の山開きは、
例年5月下旬の日曜日に愛好家らを迎えて開かれて
きた。これに合わせて販売されてきたのが記念バッ
ジだ。

発売以来、西丹沢の中心的存在とも言える檜洞丸の
稜線をデザイン。西暦が記された本体色が毎年異な
るのがポイントで、登山者のみならず、コレクター心
をくすぐる一品だ。2018年からデザインは円型
へとなったが、変わらずの人気を誇っている。

今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、
西丹沢山開きが中止になったが、バッジは販売されて
いる。本体はブルーが基調で木札とのセット。木札に
は中止となった山開きの日付「西丹沢山開き 二〇二〇・
五・二四」が記されており、いつも以上にプレミアム感
が増している。価格は600円。

職員は「今年の山開きは残念ながら中止になりましたが、
記念にと買い求める人が多い。コレクションにもぜひ
どうぞ」と話している。

ネオワイズ彗星
中井町の夜空に一筋
長沢正巳さんが撮影に成功
タウンニュース

7月22日午後7時50分頃に中井町で長沢正巳
さんが撮影したネオワイズ彗星
(22枚の連写画像を加算合成)

7月に見ごろを迎えた「ネオワイズ彗星」が、22日
に中井町上空でも観測された。湘南地区を中心に活動
する「湘南天文同好会」に所属する長沢正巳さん(64)
=秦野市在住=が、同町境地区で撮影に成功し、夜空
に尾を引く幻想的な姿を写真に収めた。

ネオワイズ彗星は、今年3月に米国航空宇宙局(NA
SA)の赤外線探査衛星が発見した新彗星。7月4日
に太陽に最も接近して彗星活動のピークを迎え、明るく、
条件によっては肉眼でも観測できる彗星として天文
ファン以外からも注目を集めていた。

めげずに挑戦

友人の影響で小学2年生から天体観測を始めたという
長沢さんは、これまでも2015年の小惑星探査機
「はやぶさII」の地球スイング・バイの光跡や、17年
のH2Aロケット32号機の打ち上げに伴う夜光雲など
難易度の高い撮影に成功してきた。

今回は、観測の妨げとなる市街地の光害を避けて中井
町の境地区へ出張。7月に入ってからチャンスを狙っ
て夜空へカメラを向け続けてきたが、梅雨でなかなか
撮影に適した条件が揃わなかった。初めて静止画での
撮影に成功した22日は天気予報では雨となっていたが、
天候が回復したため急きょ観測を決行。彗星の光度が
3・9等級と肉眼で確認が難しかったため、双眼鏡で
位置を特定して撮影を試みたという。

長沢さんは「次にネオワイズ彗星が見えるのは5000
年以上先。あきらめずに行動したことで、貴重な彗星の
雄姿を記録に残すことができて、とても嬉しい」と喜び
を語り、「次は、今年12月に地球近傍を通過するはや
ぶさIIの光跡を捉えたい」と新たな目標を見据えている。

第4の観光都市めざす
大磯町 東武グループと協定
タウンニュース

協定書に署名した重田会長(中央左)と坂巻
代表取締役(中央右)

大磯町と町内30の関連団体・企業らでつくる「大磯
らしい潤いづくり協議会」は7月21日、東武グループ
の旅行会社「東武トップツアーズ」と協働事業に関
する協定を結んだ。大磯の魅力を生かした観光・
産業振興に協働で取り組み、横浜や箱根、鎌倉に
次ぐ県内第4の観光都市をめざす。

2013年に県の「新たな観光の核」候補の一つに
認定されて以来、県の支援を受けながら観光の拠点
施設や周遊環境の整備など「新たな観光の核づくり」
に取り組んできた同町。今年度に現行の計画が最終
年度を迎えたことから、これまでの取り組みを下敷
きにした新たな計画の策定と体制づくりに着手した。
観光客が押し寄せるような賑やかさではなく、静か
で趣を感じられる「潤い」のある観光都市を目指そ
うと同協議会を立ち上げ、その協働事業者として
観光・産業に長けた民間事業者を公募。応募があっ
た2者から審査を行い、提案の将来性や持続性、
グループの総合力などを評価して同社を選定した。
協働事業の期間は2025年度まで。今年度を準備
期間として、21年度から本格的に事業を展開する。

創始者との縁も

町役場で催された協定書の調印式には、同協議会の
重田照夫会長と大倉祥子副会長、中崎久雄町長、同社
の坂巻伸昭代表取締役が出席した。重田会長は「協定
を機に、新たな観光の核を目指す取り組みを次のフェー
ズに移行させる」と意気込み、中崎町長も「町だけ
ではできなかったことを協力して進めていきたい」
と期待を寄せた。

あいさつに立った坂巻代表は「東武グループの創始者・
根津嘉一郎が大磯に別荘を持っていたことにご縁を感
じている」と嬉しそうに語り、「人を動かすことで経
済を動かすのが旅行業。他にない『大磯らしさ』を
追求して大磯に人を呼び込む仕組みづくりに取り組み、
将来的には大磯への移住にもつなげたい」と構想を
述べた。新型コロナの観光業への影響にも触れ「明け
ない夜はない。地域と一体となって元気を取り戻す代
表例にしたい」と力を込めた。

花のある地域目指し10年
鶴巻上部自治会の花壇愛好会
タウンニュース

マリーゴールドやサルビアなどを植えた

東名高速道路鶴巻高架下にある花壇の手入れを行う
鶴巻上部自治会(北村実会長)の花壇愛好会(飯塚
登志男委員長)が今年、発足10年を迎えた。7月19日
には花壇清掃後に自治会館で慰労会を開き、10年の歩
みを振り返った。

鶴巻上部自治会は東名高速道路鶴巻高架下を挟んで
両側に広がる自治会で、430世帯が加入している。
花壇は市道8号線東名高速道路鶴巻高架下の鶴巻公民
館へ向かう道路の入口そばにある、およそ20坪の土地で、
中日本高速道路株式会社が所有する土地の一部。鶴巻
小学校の児童が草取りをしていた時期もあったが、その
後はアシなどの植物が茂っていた。

花壇は鶴巻上部自治会のエリア内にあったことから、
同自治会に維持管理の打診があり、自治会内で検討し
た結果、引き受けることにした。

当時、同自治会の副会長を務めていた北村会長は「役員
会を開いて相談した。美化活動は防犯対策にもなるし、
住民がふれあうことで絆を深める場になると考えた」と
振り返る。

現地を訪れると、地盤は固く、雑草や多くの石で荒れて
いた。はじめに地域の農家からトラクターを借りて整地
をして、ブロックを並べて花壇を整備した。2010年
に花壇を「ふれ愛ガーデン」と名付け、市の美化ボラン
ティア制度(アダプト・プログラム)に登録。愛好会を
設け、本格的な活動を開始した。

地域で手づくり

花壇の特徴は、住民の手で作られていること。6月はマリー
ゴールド、11月はパンジーなど、市から支給された季節の
花を植える。夏場は原則週1回、午前8時半ごろから集
まり、手入れをしている。花壇で使う1回あたりの水の
量は約200リットルで、活動に賛同した近隣農家が、
井戸水を提供している。

また10年3月には住民が花壇名を記した看板を制作して
設置。自治会内の広報紙にも活動の様子を報告し、地域
で愛着を持てるようにPRした。

喜びの声が活力

10年間活動を続けていくなかで、住民だけでなく、ハイ
カーや観光客、近隣の鶴巻公民館を利用する人たちから
の反応もあった。

結成当初から参加し、15年から6年間、委員長を務めて
いる飯塚さんは「ほかの地域の人にも喜んでもらえるの
は嬉しい」と話す。

現在メンバーは22人で、平均年齢は70代後半になった。
6月21日にマリーゴールドとベゴニア、ブルーサルビア
を250株植え、7月19日には作業後にメンバー16人
が集まり、これまでの活動の様子を収めた写真をスラ
イドで流して、活動を懐かしんだ。

「あっという間の10年。ときには枯れてしまうことも
あったが、毎年咲くようになった」と北村会長。「感謝
の声が活動の喜びと誇りにつながっている。メンバーを
募集しながら、長く続けられる活動になれば」と話した。

参加したメンバー

秦野の自然・名所をハイク
8月からスタンプラリー
タウンニュース

『秦野山旅』内のスタンプラリー特設ページ
(イメージ)

秦野市は8月1日から、森林セラピーロードを含む
低山を中心としたハイキングコースを巡る「秦野丹沢
ハイキングスタンプラリー」を開催する。市内4駅を
主な発着地点とし、まちのにぎわい創出につなげる狙い。

今回のスタンプラリーは、株式会社山と溪谷社が提供
する登山・ハイキングのスタンプラリーアプリ『ヤマ
スタ』を使用し、実施するもの。秦野市の森林セラピー
ロードは今年4月21日付で5コースが認定されているが、
今回はこの森林セラピーロードをコースに取り入れな
がら、秦野市の自然や名水、文化資源などの名所を
めぐる5コースを設定している。

コースは「てがるに絶景渋沢丘陵ハイク」(約11・
6Km/約3時間40分)、「緑と温泉の癒し弘法山公園
ハイク」(約7・1〜7・8Km/約2時間5〜15分)、
「自然/歴史/文化に触れる蓑毛里山ウォーク」
(約7・8Km/約2時間25分)、「雄大な表丹沢と
名水をめぐる菩提ハイク」(約8・7Km/約3時間
5分)、「らくらく水無川ウォーク」(約7・4Km/
約2時間5分)の5つ。いずれも『ヤマスタ』のアプリ
をダウンロード後、コース中のチェックポイントに
立ち寄ることでデジタルスタンプを集めることがで
きる。集まったスタンプを市内4駅の連絡所で掲示
すると全員に達成認定証が、先着1000人には記念
缶バッジ(なくなり次第終了)が進呈される。また、
特製ピンズをもらえる抽選に参加することもできる
という。

スタンプラリーの期間は8月1日から2021年
2月28日まで。

『秦野山旅』内で特設ページ開設

秦野市はスタンプラリーの開催に伴い、8月1日から
地域情報サイト「レアリア」内に開設している『秦野
山旅』で、スタンプラリーの情報を発信する特設ページ
をオープンする。

ここではスタンプラリーの詳細のほか、各コースの
チェックポイントや間違えやすい分岐点などをわかり
やすく紹介。同時に、秦野のまちを楽しんでもらおうと、
市内商店街のキャンペーンなども随時案内する。

感染予防配慮し安全登山のススメ

また『秦野山旅』内で「山の日」にあわせ、同じく
8月1日に弘法山などの低山ハイキングから表丹沢の
本格的な登山をする人まで参考にできる安全登山に関
するページも公開予定だという。

このページでは、神奈川県山岳連盟監修のもと、新型
コロナウイルス感染症に配慮した登山やハイキングの
楽しみ方や、夏山での装備品などを掲載。スタンプラリー
の情報とあわせて掲載することで、参加者の感染症拡
大防止を図り、安全登山の啓発を行うことを目的とし
ている。

スタンプラリーの特設ページは次の通り。
https://rarea.events/summary/hadano-yamatabi/
stamprally

スタンプラリー特設ページ(8月1日公開)

 

 

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