認知症の第一人者の先生が、アルツハイマーになった。
🤯

ご本人にインタビューした。
先生の世界はどう変わりましたか?
「別に変わらないね。」
「ただ、不確かさがある、というだけだ。」
不確かさ🟰分からなくなる、だと思うけど。

理解力が低下し、納得するのに時間がかかり、納得したのも忘れ去る。

だから、何度も同じことを聞いてくる。
そんな夫に応戦するのも、慣れたもの。

停戦の切り札は、スイーツ。🍰
頃合いを見て、お茶にでもする?

これで平和が戻る。

今のところ。
今日のバトルは、『部品の交換がなぜ出来ない』

トイレのフィルターが取れなくなり、掃除が出来なくなった。
業者さんが、無理に取って壊したら取り返しができなくなると、
フィルター掃除をせずに戻した。
このトイレの部品は製造中止で手に入らない、と言う。

6割ぐらいは水が通るので、使用はできそうだ。

水が出なくなったらトイレごと交換ですね。

その騒ぎを聞きつけ、夫が口出しした。
部品だけ交換すればいいんじゃないかな。

部品の交換→製造中止→トイレの交換→取り敢えず使える。でも詰まりがある→じゃあ部品の交換
これが延々と繰り返された。

お昼時でお腹が空いているらしい。
急いでお昼を作り、デザートにチーズケーキ🧀を出す。
これで夫の不確かさも頭から抜けるだろう、と期待して。




