高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

夫の仕事

2019-05-30 06:32:31 | 夫のこと
夫は、
会社時代の知り合いが立ち上げた、
ベンチャービジネスの手伝いを頼まれていた。

夫としても、
専門分野で頼られることはありがたいことであり、
知り合いを手助け出来ることに、
やり甲斐を感じていた。

が、
頭のネジが、少々錆つき、
昔のように物事を進められなくなってきていた。

今年度の国からの予算が付くかどうか?
連休明けに決まるという事だった。
それとは別に、
派遣会社からも声がかかり、
前の仕事の事が連休明けに決まってから、お返事をします。
という事になっていた。

前の仕事が終わりになって欲しい、と願っている。
でも、
それがダメだったら、
新たな仕事をするつもりらしい。

私としては、
以前からの仕事にも支障をきたす恐れがあるのに、
新たな仕事は、絶対に無理!
だと思う。
が、
面と向かって否定はできない。

連絡が遅れていたが、
ここになって、やっと報告が来た。
結果は、予算がつかず続けられない、そうだ。

早速、
派遣会社に連絡を取ると、
時間が経っていたせいか、
別の方が決まったそうだ。

電話やり取りを横で聞いて、
ホット胸を撫で下ろした。

派遣会社の人に、
今までやってきた仕事の内容を聞かれ、
すらすらとは答えられなかった、夫。

この頃、
すぐに言葉が出なくなっちゃってね〜


自分の “老い” を伝えられていて、
私は、安心した。
自覚があり、
隠そうとしないのは、私の望むところだ。

自分の分野とは、ちょっと違うから、
ちょうどよかったよ。


夫も、
ホットしているようだった。

二人ともどの様に老いていくのか?
この先、どんな支障が出てくるのか分からないが、
穏やかに過ごせたら、いいなぁ。





コメント
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