中古車販売のビックモーターが、環境整備と称し、
公共の街路樹を伐採した疑惑が持ち上がっています。
ここで浮上してきたのが、コンサルト会社「武蔵野」の
「小山昇」氏です。
小山氏は、弛んだ組織を再生させる方法として、
清掃の重要性と、組織の上下関係を、重視しているようです。
しかし、行き過ぎると弊害が生じます。
上司には、生殺与奪の権があり、逆らう部下は、
クビにすべし、という教えがあるようです。
（よねの勘違いなら申し訳ありません。）
知床観光汽船の事故の遠因は、ここにあるのではないでしょうか？
知床観光汽船の桂田社長は、小山氏の教えに心酔し、
自分の方針に逆らう船長などをクビにしたようです。
その結果、
知床の海の怖さを知らない素人さんが船長となり、
出航してはいけない気象予報を無視し、出航しました。
事故の直接原因は、ハッチの整備不良ですが、
小山氏の方式を踏襲した企業風土が、
多くの犠牲者を生む事故につながったと思います。
小山氏は、何とも思わないかもしれませんが、
心理的責任を感じてほしいです。
