よねの備忘録

お勉強問題が中心。
政治を語るときは、ネトウヨです。

類推力

2021-06-02 16:06:27 | よね自身の体験記
「E判定からの一発合格勉強法」より

~~ ~ trio ~ ~~ ~
~~~ ~~ food ~~~~
-~~, rice, ~ corn  -~~
supply ~ rice ~ ~ ~~
first ~~~ because ~ ~ ~
~~ water-dependent ~~there

こんな穴だらけの文章から、
trioはトリオのこと。コメ、トウモロコシとあるから、
3大穀物のことだろう。
コメは水に依存しているから・・・
穀物の供給の中で、コメが最初にひっ迫するだろう。

と、ある生徒が読み解きました。
「E判定からの一発合格勉強法」では、
これを「スキーマ脳」と称しています。

英語で、一通り、文法・単熟語・解釈が終わると、
受験レベルの長文の「多読」が必要とされます。

灘のキムタツ先生によると、灘高生の場合、
200~300の長文を読むそうです。

そういえば、和田秀樹氏も「読み込みで勝つ!」と
言っていました。

よねは、そんな多読もしていないし、英語そのものの力は、
それほど高くありません。

しかし、浪人時代の後半で、英語は足を引っ張っていません。

なんでかな、と思っていましたが、
上に挙げた穴だらけの文をみて、謎が解けました。

よねは、日本語の文章を「多読」していたので、
この手の文章に「類推力」が働くのだ、と。

英語の長文は、数行で終わるものではありません。
段落の最初に、結論や、大事なことが書かれることが
多いのですが、続く文章の中で、具体例や言い換えがでてきます。
それらの中から、最初の文章が、穀物のひっ迫について
述べている、と類推することは、可能だったでしょう。

ある東大生が言っていました。
英語長文は、途中からは、国語の勝負だ、と。


コメント
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