秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

マノジはバラモンだった

2006-01-14 | 旅・インド
ガンジス川の沐浴風景を観光する小舟に乗るインド人ガイド、Mr.マノジ。

彼はカースト制度の一番上階級のバラモンであることを誇りにしています。

ドライバーやレストランのボーイさん達にヒンドゥ語で話すとき、オーラがたってます。

往来の激しい道を渡るとき自分だけさっさと渡ります。

迷路のような町の中を歩く時、牛の糞を踏まないよう下を見ながら歩くうちらを忘れて、ポケットに手を入れて後を振り向くことも無い。

エレベーターも、荷物をかかえてオタオタしてるうちらをほったらかして、先におりるので、目の前で扉が閉まりそうになります。

入り口の扉を押さえて、アフターユーなんて先に行かせてくれることもない。
時にはうちらが扉を押さえてどうぞ~、なんて。

上記の数々のガイドとしてあるまじき態度については、
最後のディナーの時、こんこんと注意しました。

だってマノジはぜんぜん悪気ないんだもん。
だってバラモンなんだから。

マノジはデリー大学出身ですから、頭はいい。
計算は速い、記憶力は抜群、インド商人さながら。

でもガイドコミッション目当ての計算高さがうざかった。

4 コメント

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何と書けばよいか… (ミミー)
2006-01-15 12:27:30
おざささんのドキュメンタリーここまで全部拝見しましたが、ムム…フーン…そうなのか…へえ~…すごいなあ…かなんなあ…きれいやなあ…さすがインド!…そんなん知らんかったなあ…とか、ため息ばかりで感想が文章になりません。でも面白かったです。人の経験だからそう言えるので、ご本人は“めちゃ大変やった!”のでしょうね。でもきっとまだまだ探検意欲は盛んで、来年の行く先ももうすぐ心にうかんでくるのでしょう。そしてまだこの報告続きそうですね。楽しみにしています。前にも書きましたが、無事のご帰還おめでとうございました。
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Unknown (おざさ)
2006-01-15 19:25:09
☆ミミーさん

なんか宿題かかえた学生のごとく、このレポート終えないと落ちつかないんです。



中国4000年の歴史っていいますけど、

インドのインダス文明はさらに古く、6000年変わることなく悠々と時間が流れているようでした。



今の日本はローマ帝国の末期みたいに、K1やプライドなどの格闘技が盛んです。



エロ・グロ・ナンセンス、なんて古い言葉ですが、今まさにそのとおりですよね。



ほんとにいろいろ考えさせられた旅でした。



質の棚卸が終わって、昼間は仕事目白押し。

夜は熱におかされたみたいに、ブログ書いてます。



もうええ加減他の記事書いてって言われそうですけど。

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でも不気味 (草津の百姓)
2006-01-15 21:49:21
まだカースト残っているのですか、でもインドの人ってなにか不気味ですね。



このインド旅行の報告すごく熱意が伝わってきます。まだまだあるのでしょうね
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Unknown (おざさ)
2006-01-15 22:04:03
高校時代、世界史が一番好きでした。

世界史、地理が好きな同好の連れに恵まれたこともあり、地中海沿岸を主に訪れています。



しかしインドはすごかった。

カルチャーショックは最大でした。



でももうこれぐらいにしとこうと思ってます。

きりがないから。



機会があればご自分で体験されることをお勧めします。
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