新日本名木100選
幹周/5. 90m、樹高/23m、根周り/12m
所在地 出雲市大社町杵築東185
命主社
正式には 神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)
祭神は 神皇産霊神(かみむすびのかみ)
毎年元旦には出雲大社の神職全員が、この社で祭典を行うほどに大切にされているそうです。
寛文5年(1665)の出雲大社御造営にあたり、命主社の裏の大石を石材として切り出したところ、下から銅戈(どうか)と硬玉製勾玉(こうぎょくせいまがたま)が発見されました。
銅戈は銅鉾(どうほこ)、銅鐸(どうたく)と並んで弥生時代を代表する青銅器ですが、勾玉と一緒に発見されたことは注目されます。
銅戈は北部九州産、硬玉製勾玉は新潟県糸魚川産の可能性が高く、この時代に北部九州、北陸と交流があったことを物語っています。
2つの遺物は、天孫系三種の神器のうち、剣と玉にあたり(あと1つは鏡)、これが出雲大社の近くから出土したこともあって昭和28年(1953)に重要文化財に指定されました。
出雲大社の宝物殿に展示されています。(古代出雲歴史博物館にも複製が展示してあります)
6年前の2013年と同じ上着と靴を身に着けていったこと、記録残しておきます。
なぜそうしようと思ったのか、ワケはわかりませんが。