秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

ナンテンの花とか入梅前の街角で

2019-06-01 | 四季折々・色とりどり

今の時期こんなにいっぱい花つけてたんですね。

南天といえば晩秋から冬に見る赤い実は鳥たちも大好物。
お正月のおせち料理にもよく飾ります。

昨今ではお赤飯にプラスチックの南天飾り見かけます。
本来は、南天の葉っぱにはナンニジンという成分含まれてて、赤飯に熱と水分で発生するチアン水素が腐敗を抑える作用があるから、だそうです。

また茎や枝にベルベリンが含まれ、抗菌力に優れるというのも医学的に証明されてます。
昔は手水(ちょうず)のそばに南天が植えられてたのは、水が枯れてた時に南天の葉っぱで手を清めるのに使うため。

カタカナのややこしい成分名はわからなくとも、経験的に昔の人は知っていた。
そしてそれが代々伝えられて来た、日本すごいな。

庶民の家であっても、庭に南天が植えられてたのにはワケがあったんですね。
ただ単に「ナンテンは難を転じる」
という語呂合わせの縁担ぎではなかった。


グミがたわわに実ってるお家も見ました。
子どもの頃はよく食べたもので、つい手が出そうになった。
このグミもまた抗酸化作用があり、アンチエイジングに効果あるらしい。
声掛けて分けてもらおかな。


ドクダミは毒下しはじめ万能薬草だと聞いてます。
温度湿度が上がる前に、自然は事前に贈り物してくれてるかのように思えます。


ということは、

紫陽花の薬効は如何?
調べました。

アジサイ
日本全土で栽培されているユキノシタ科の落葉低木
日本でガクアジサイから改良された品種
鎌倉時代に園芸化され、江戸時代に一般に広まった
アジサイの花は土壌の酸性度と関係し、
酸性度の高いときには青色、低いときには桃色が強くなる

生薬名:紫陽花
薬用部:花、葉、根
効用:花にはルチン、葉にはスキンミン、根にはヒドランゲノールなどが含まれ、抗マラリア作用が報告されている。
解熱薬や咳止め薬として、特に間欠熱に用いられる。
用法:1回量2~4gを煎じて一夜おいてから服用する。
採取時期:6~8月
調整法:花の盛りに花を採取し、日干しにする。


大枝神社、江戸前期に創建されたのかな

2019-06-01 | 世情雑感

狛犬阿吽像は文化2年、光格天皇時代。
平成から令和への譲位の前に、生前退位と話題になった119代天皇ですね。

文政8年

元禄の小灯篭、正徳の石鳥居と記載ありますが、どこにあるのかわからなかった。


祭神は、応神天皇。
もし江戸時代以前に創建されてたとしたらどういう経緯なんだろう。
近隣神社の守居神社はスサノオ、高瀬神社は天御中主でかなり古い。
市内の神社で佐太神社はじめ菅原道眞を祀る天神さんが多いなか、八幡宮は珍しい。




二本の楠も樹齢は記されていない。


どちらも去年の台風で多くの枝が折れ一回り樹形が小さくなり心配してました。

1/26夕方5:10の冬枯れの楠 
春が来て新緑が蘇りうれしい。

幹の太さみると、数百年は経ってるような。
東照宮後ろの榎も江戸時代からのように思えます。

本能寺の変が起こった時、堺に滞在していた家康は佃島の漁師の案内で淀川を遡ったようです。
その後陸路で木津から伊賀へ。
淀川から上陸した地はきっと守口で、この大枝で暗くなるまで身を潜めてたに違いない。
匿ってもらったお礼に、江戸幕府になってからお礼として金一封とか。
家康亡き後は東照大権現として祀られたのではないかと。

境内隅で観察して妄想膨らませてたら


カラスがずーっと見張ってた。