子供の頃から神経質で取り越し苦労タイプゆえ、
若い頃うつ状態になった時、心に留まった言葉「
目を上げよ」
正しく覚えていないのでネット検索してみましたが、
一番該当するのはこれかも。
目を上げよ もの想うなかれ秋ぞ立つ いざ自らを新しくせよ
誰の歌か作者不明です。
少し違ったような気もするし…
山に向かいて目を上げよ救いはそこからやって来る
これはキリスト教の賛美歌らしいです。
オラトリオ「エリア」Op.70から「三重唱:山に向かいて目を上げよ」
石川啄木の『一握の砂』にはこんな一節もあるらしい。
常に目を上げよかし。
よし其の為に、足路上の石に躓きて倒るるとも、
其傷の故になんじの生命を危うくすることなからむ。
蛇ありてなんじの脚を噛むとも、其毒遂に霊魂の花までも枯らすには至らじ
けだかき百合の花は下見てぞ咲く。然れども人々よ、よく思へかし、
人の目にふれぬ荒野の百合だにも、其生ひ立つや、茎は皆天を指す也。
検索する言葉が違ったかなと思い、「
遠くを見よ」で調べると
アランの幸福論には
「ほとんどすべての場合、よく鬱病患者というのは、ものを読みすぎる人間だ。
人間の眼というものは、広々とした空間のなかで憩うものなのだ。
星や水平線をながめていれば、目はすっかり安らいでいる。
目が安らいでいれば、頭は自由になり、足取りもしっかりとしてくる。
体全体がくつろいで、内臓までがしなやかになる。」
ある方のページではこれを噛み砕いて書いておられます。
そのままコピペします。元のページは
こちらから
「遠くを見る」にはどうしたらいいだろうか。
(1)1つの問題を考えすぎるな。
1つのことを長時間考えすぎてはいけない。
ふつうの生活を大事にしろ。今を大切に。
(2)長い眼で考えろ
人生という長い眼で考える。
たいていのことは、一時のこと、それほど大きいことではない。
いい経験、何かを始めるきっかけ、自分を成長させる材料になる。
(3)自分のことだけを考えるな。
自己中心になるな。まわりの人のことも考えてみろ。
人を幸せにすることに一生懸命になれ。
最近の言葉では
♪右からやってきたのを左へ受け流す~
これが極めつけですね。