閉業のお知らせ
質店は2021年8月に閉店いたしました。
昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。
あの灼熱地獄・炎天下の中、じっと立ってるだけも暑かった。
昨日は少林寺拳法・守口三郷拳士会の仲間の、在日3世の人の案内でいろいろ珍しい見聞を広めることができました。
異文化交流や人権問題のフィールドワークで、よく学校の先生方を案内しているそうです。
環状線と近鉄線が交わる鶴橋の駅高架下やその近辺には、コリアタウンが広がっています。
在日韓国、朝鮮人の人たちが多く暮らし、ハングル文字があふれています。
駅前の商店街は、中近東でよく見られるバザールの様相。
色鮮やかな民族衣装のチマチョゴリを売る店、ブランドコピー品が並んだ店。
トウガラシ、朝鮮人参など本場食材と並んで、チヂミや韓国式海苔巻きなんかもテイクアウトできます。
大阪で鶴橋といえば焼肉で有名です。
中でも鶴一は繁盛店で、10年程前に行ったことがありました。
ここ数年の韓流ブームでさらにお客さんが増えたようで、新館が出来ていました。
この館の入り口のファサードを飾るトルハルバン(石じいさん)は、 済州島のシンボルです。
もともとは、朝鮮王朝時代の行政区域である郡・県のそれぞれの東・西・南門の入口に立てられた、村の災厄を追い払う守護神(道祖神)だったとか。
まるでイースター島のモアイですね。
このあたりは、昔から朝鮮半島・百済からの渡来人たちが多く住んでいて、日韓併合初期に日本へ来た20万人ほどの朝鮮出身者の大半は済州島出身だそうです。
韓国では伝統的に厳しい済州島差別があり、現在もそれは続き、在日コミュニティーの中にもやはり済州島差別が残っているらしいです。