今話題のベストセラーで、テレビでも取り上げられたそうです。最近本を読むことがめったにないので、ネット検索してみました。
病気にならない生き方から、かいつまんでご紹介します。
この作者新谷弘実氏は全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医です。
これまで30万例以上の胃腸を検査し、その膨大な臨床結果から、「食歴」と「生活習慣」こそがその人の健康状態を決める最大の要因であることをつきとめたそうです。
「流行の健康法にはウソがいっぱい」といろいろ書かれてあることは衝撃的です。
人間がとる食べ物の中で、栄養価のバランスよい4大完全食品は、牛乳・卵・レバー・牡蠣と聞いたことがあり、ずぅ~と信じてました。
高校ぐらいから、毎朝牛乳を飲んでいます。
昨春、一人用ミキサーを買ってフルーツ牛乳を作るようになるまでは、冷たい牛乳にネスカフェのインスタント珈琲を溶かして珈琲牛乳にしてました。
この牛乳が、体に悪いらしい。
牛乳を毎日たくさん飲んでいる世界四大酪農国であるアメリカ、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの各国で、股関節骨折と骨粗鬆症が多い。
妊娠中に母親が牛乳を飲むと、子供にアトピーが出やすくなるという最近のアレルギー研究の結果とも一致している。
なぜ市販の牛乳が悪いかというと、搾乳した牛乳の脂肪分を均質化させるために撹拌されていて、そのため牛乳に空気が混じり、乳脂肪分が過酸化脂質になってしまう。
その過酸化脂質を含んだ牛乳を、今度は100度以上の高温で殺菌するので、タンパク質も高温のため変質しているという、ある意味で最悪の食物。
市販の牛乳を母乳の代わりに子牛に飲ませると、その子牛は4、5日で死んでしまうらしい。
高校時代から早35年、飲みも飲んだり牛乳。
ひょっとしたら、花粉症発症して30年ですから、関係あるかも?
他にも、ヨーグルトや日本茶についても書かれています。
一読の価値アリです。