秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

ツキを呼ぶ不思議な言葉

2006-03-21 | 日々是好日
WBCの決勝戦見ながら書いてます。今6対5、1点のリードで8回ウラが終わりました。キューバを下して優勝まであと少し。

一昨日、カット&毛染めに行った美容院で、何気なく目に留まった1冊の冊子
「ツキを呼ぶ魔法の言葉」五日市剛さんの講演筆録を貸してもらいました。

最近めったに本を読まないことは常に書いていますが、久しぶりにあっという間、そして読後にこんなに啓発されたのにもびっくり。

この本は宗教の本ではありません、なんてネット検索してもよく書かれてます。
ちょっと胡散臭いタイトルですもんね。

ポジティブシンキングを勧める本はたくさんあります。
しかしこの本は非常に平明でわかりやすく、まるでおとぎ噺を聞いてるようにすぅ~と心に入りました。

結論を先に書くのも憚られますが、
ありがとう・感謝してます・ツイてる、と言葉にするだけで物事が好転した数々のエピソードを語られています。

野球のテレビ放映を見てるだけなんだけれど、先ほどから、ツイてるなぁと一人ごちながら応援しています。
9回オモテ、1点を追加、ツイてるなと言ってたら、あれぇ~また2点増えた!

普段無口でクールなイチローが、世界一をイメージしてオフから準備してきたと熱く語っていました。

この本のあとがきに五日市さんが聖書「ヨハネによる福音書」第1章の冒頭部を引用しておられます。

はじめにことばがあった
ことばは神と共にあった
ことばは神であった
このことばは はじめ神と共にあった
すべてのものはこれによってできた
できたもののうち 一つとしてこれによらないものはなかった
このことばに命があった

「プラスの言葉」が皆様の人生を素晴らしいものにしてくれるよう祈ります、と結ばれていました。

モロッコの特異性

2006-03-21 | 旅はつれづれ
昨日の記事「デーツ」に草津の百姓さんがコメント書いてくださったので、それにお答えしようとしたらめちゃくちゃ長くなったので、あらたたに書くことにしました。

♪ここは地の果てアルジェリア~、なんて歌ご存知のかた、お年がわかります。
モロッコはすぐお隣の国ですから、この世の果てみたいなイメージありますよね。

この前サハラ砂漠の夜明けで、モロッコのベルベル人は男前だと書きました。
マラソンで走っているモロッコの選手をご覧になられたことあると思います。
色が浅黒くてもアフリカらしからぬ風貌の端正な顔してて、ちょっと違和感持ちませんでしたか。

中世からのイスラムの王国の歴史が綿々と残っているというよりも、まだその状態が続いているようでもあります。

地方へ行けば、ねずみ男の衣装のモデルとなった民族衣装を身にまとった人がほとんど。
田舎町のいたるところで、畑の真ん中でも、一人ぽつねんと、あるいは数人、または車座になって多数の人たちが、おしゃべりを楽しんでいました。

これもまた異国情緒を味わえる一つです。
風景に溶け込んで日がな一日、のどかながらも不思議な思いでした。

20世紀のテクノロジーでの先進国ではありません。
しかし古代文明アトランティスを髣髴させる何かを嗅ぎ取りました。

元フランス領ですから、洗練された所もあります。
第2次世界大戦の時、ユダヤ人はこのモロッコを経由して他の国へ亡命して行ったそうです。
こうした時期を背景に、かの有名な映画「カサブランカ」が撮られました。
なぜそういった土壌が形成されたのか興味深いところですね。

ところで、アフリカの右端エジプトは、イギリスの統治領でしたし観光国家として成立していますから、よく整備されています。

ピラミッドをはじめとする古代エジプトと、一般人の中世イスラムを思わせる世情と、観光国としての近代的設備、これらがそれぞれの塊で存在する感じです。
それに比べるとトルコはうまく混じっているようで、それぞれの時代のなごりの境界線を引きにくい。

エジプト観光は、まるでサファリ観光で放し飼いの動物を見るために、サファリカーに乗って客観的に距離を置いて見るような印象を持ちました。
それはそれでものすごいカルチャーショックを受けましたけど。

一方モロッコは、タイムマシーンで突然その世界に掘り込まれたようで、観光客だけが安穏としてれなくて、ドキドキ・ハラハラは最高でした。

ご一緒したツアー仲間は、世界中を旅しなれたがほとんどでしたが、皆口をそろえて言われたことは、こんなエキサイティングな国は初めてだと。