大人に負けるな!

弱者のままで、世界を変えることはできない

なぜ神童はただの人になるのか

2011-05-10 17:11:44 | 官主主義狂育を斬る
ターマンはIQ140以上の神童たちの生涯を追跡調査しましたが、社会的に成功を収めたといえるのは全体の2割にとどまり、大半は、平均的かそれ以下の地位しか手に入れていませんでした。

彼らの人生を左右したのは、「家庭環境」でした。

両親から適切なサポートを与えられた場合のみ、神童たちはその頭脳を開花させることができました。



インドは、北京五輪で射撃の金メダルを獲るまで、一度も金メダルを獲得したことがありませんでした。あれほどの超大国が!

もちろん、インド人の身体能力が際立って低いわけではないでしょう。

まだ五輪で活躍できる環境にないと考えたほうが自然です。



どんなに優れた才能を持って生まれても、それを伸ばせる環境になければ、成功を手にすることは極めて困難なのです。



神童がどのようなプロセスで成功から排除されていくのか、僕は体験的に理解できます。

思考力が高い児童生徒ほど、必然的に

「与えられた課題をただこなす」

という作業に疑問を抱き、自分にとって不要だと判断すれば、勉強する気を失います。

トップクラスの学力の持ち主が、急激に成績を落としているときには、この心の変化を疑うべきです。



僕自身も、中学くらいまでは優等生でしたが、高校ぐらいになるとようやく自我が芽生えてきて

「自分は今の受験システムに反対だから、進学も受験勉強もしない」
「学歴社会は間違っているから、自分は学歴に頼らないで生きていこう」

そう考えるようになりました。

で、これを実行すると

周囲からは「気が狂った」と思われます(笑)

特に、両親は僕を進学させるつもりでしたから、凄まじい軋轢を生じました。



大切なのは、そのような考えが正しいかどうかではなく、そのような思考レベルに達したときに、本人に適切な判断のための情報・環境を与えられるか、なのです。



神童であれば、当然、高校くらいで親の思考レベルを追い抜いてしまいます。

論理的には子どもの主張の方が正論になってしまうのです。

しかし、親は自分の思考レベルでの世界観に固執していますから

頭ごなしに「とにかく大人に従え」と押さえつけるしかなくなります。

もちろん、子どものレベルに合った教育環境を用意することもできません。

こうして、神童はその頭脳を開花させる機会を失ってしまうのです。

本人ではなく、環境の問題です。



現代においては、18歳くらいまで自分の自我を持たず

与えられた課題を機械的にこなせる思考レベルにとどまっていたほうが

成功しやすいのかもしれません。



僕の時代には、インターネットなど、まだ影も形もありませんでしたが、

後輩たちには、個人的な意見として

学校はどうでもいいから、オンラインビジネスのスキルを最優先で学んでおくことをお勧めします。

僕も、ネット回線を引ける環境になって、ようやく極貧フリーター生活から脱することができました。

高校中退17歳身障者が、1年で1億稼いだ方法



次に重要なのはファイナンスの知識、さらに英語が話せれば完璧です。

世界のどこにいっても通用します。

ただ、英語は自動翻訳技術が進むと、さほど重要ではなくなってくるかもしれません。







高校卒業資格「ディプロマ」を短期間で取得

ゴーゴー!通信制高校
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【無料超便利ツール】モバゲ... | トップ | 愛犬の為のフロアコーティン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

官主主義狂育を斬る」カテゴリの最新記事