或るテキストCDの紹介

2008年02月24日 17時35分42秒 | その他
いつも私が言っていることをまとめると
①関係詞(関係代名詞と関係副詞)の使い方が重要
②特に、継続用法と限定用法の違いが分かる事が重要
③分詞の使い方が重要
④thatの使い方が重要
です。これらのことを、私が学んだのは、ある英語教育機関の発行しているテキストとCDでした。最初はなんでこんなことをくどくど説明してくれるのかと思って馬鹿にしていたところがありましたが、そうではなくて、如何に自分が今まで中途半端な文法知識で、なんとなく分かるというレベルで英語学習に安住してきたのかが、理解できたのです。日本人は英語を喋るのは不得意だが文法には強いと言うのは大いなる錯覚です。外国旅行をして、買い物をし、食事をし、ホテルに泊まるくらいの事に必要な英語なら、文法などでさしたるものは不要でしょう。けれども、自分の意見を主張を世界の舞台で堂々と発表し、聴衆を感服させるくらいの英語力をみにつけたいと思うなら、我々は一般に文法に弱いというべきです。
「受験英文法の総整理」ハロー通訳アカデミー、8500円, http://www.hello.ac/
受験とは大学受験ではなく、国土交通省が実施する観光ガイド試験のことです。普通は15000円するのが、いま割引になっているようです。この機関が実施する各講座に申しこまなくても、このテキストだけでも販売してくれるそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

that-関係代名詞、関係副詞、接続詞としての用法

2008年02月24日 17時17分15秒 | その他
接続詞としてのthatは名詞節を作るのと、副詞節を作るのと、二つ用法がありますが、その中の名詞節だけでも、自由につかいこなせれば、表現力が一気に増す経験をしています。例えば、amid the condition(s) ときたとき、condition(s)の中身を肉付けするときに、かんたんにいえると思えば、大体ofをつかえばいいと思えるし、複雑そうだなと思えばthatをつかえば何とかなると、思い切れます。thatを使っても表現できなければそれはだれがやってもできないことだと、思い切れます。実例を挙げれば、
amid the condition of birthrate's declining in Japan くらいなら、of を使う。しかし、もっと複雑に中身をつけなければいけないとすれば、
amid the condition that Japan is now facing the birthrate decling,which has resulted from the drastic change in the family structure, that is, increase of the so-called nucler family, and the relevant change in the workforce-increase of female workers.(英語は私の適当な作文なのでこの際出来のよしあしは無視してください。)
等の時にはofでは処理しきれない。処理しきれなくは無いかも知れないが、SVの文章でできた節を句に変換するのは、それだけ頭を働かさなければいけないので労力がかかる。
なので、that まで持ってこれたら、何でも表現できるぞと、思える事が、発話者としての余裕になるわけです。
辞書で、thatの用法を調べて、それをものにしたら、すばらしいことだといいたいのです。副詞節のほうが、名詞節より、すこし難しいかなと思われます。逆に言えば、いちばん簡単な名詞節のつかいかただけで、こんなに表現の仕方の見切りの力が左右されるわけですから、thatはすごいといいたいのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

from today's Nikkei

2008年02月24日 12時08分41秒 | 新聞記事から
日本車 アジア販売、国内抜く 今年8社見通し 500万台突破 収益源、シフト鮮明
It is likely that the number of the vehicles manufactured by Japanese auto makers(eight companies) and sold in Asian markets except Japanese market will surely exceed the five million unit level(or,mark) in 2008, and surpass that in domestic market for the first time.Specifically,Toyota estimates sales figure 16% up from 2007 in the year,against the backdrop of surging demand in China and India,and Honda also projects a 17-percent increase sales figure in the year.It has been gradually becoming obvious that Asian markets play more important role than before for the domestic auro industry,amidst the conditions that Japanese market itself is expected to dcline for a long time from now on due to declining birthrate and other factors, at the same time when the U.S. market,which has been the biggest market,is also seen having a moderate economic expansion for the time being.In these circumstances,evidently,the main source of revenues for domestic automobile firms is certain to sfift into Asia.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リスニングを鍛えるー私が現在実行中の方法の一つの紹介ー

2008年02月24日 11時23分19秒 | その他
リスニングについては、私は自信が無くて、泣きたいくらいの思いを続けてきました。ですが、よくなってきたとの感触あります。先にblogの記事で、Obamaの発言が自分で反復できた時のことを書いたのですが、そのときは嬉しかったです。shadowing(といってもsilent shadowing とでも言うべきものであるが。心の中でshadowing する。だから声を実際はだしていない。)できたのです。もっとも、予備選挙は大衆が相手なので、候補者もわかりやすくしゃべるので、ゆっくり目にしゃべっています。私としては、CNNのreporter がしゃべる位の速さのものでも軽くshadowingできるようになりたいのですが、正直言ってむずかしい。ですが諦めていないのです。私がいまやっている方法を紹介します。(他にもいろいろやっていますが。)TDKでendless tapeを売っています。値段は普通のものより高いです。この中で1分間の用のものがあリます。3分、5分、10分もあったかもしれませんが、1分が精一杯。本当は30秒用があればそれが欲しいくらいです。この1分tapeにテレビの端子からテープレコーダの端子につないでおき、録音をする。任意に録音し、それを聞いて自分で復元、書き取れるかを、チェックする。実際は時間が割けないので書き取りはしないが、もし時間があれば、書けるかどうかと自分に問いかける。OKなら、いいわけです。最初はわからなくてもだんだん解ってくるものです。何回聞いても解らない場合は、とりあえず、現時点では自分の力を超えているとして諦め、違う内容にうつる。1分間の中で、全てがわからなくても、例えば2/3わかるだけでもいいと考えたら気が楽です。4/5くらい解らないと辛いですね。しかし、正直に言って解らない時があるのです。赤子の手をひねられている感じかな。この方法は効果があるように思います。この場合はいわゆる前述のsilent shadowing ではなく、実際に声を出してのshadowingが望ましいと思います。今まで圧縮され、詰まっていたような音の集合体が、糸が綺麗に解けたみたいに、聞こえてくる、という経験もします。
けれども、根気がいリます。地味なトレーニングです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国大統領予備選挙の動向

2008年02月24日 09時44分20秒 | その他
まれに見る激戦を続けた民主党候補予備選挙もほぼオバマ氏優勢の流れが定着したみたいです。現地時間の木曜日夜、テキサス、オースチンで両候補の討論会が開催されており、そのときの様子を報じたワシントン発APの記事が昨日のThe Dily Yomiuri に載っていますので、以下に紹介します。

ヒラリー氏がオバマを他人の発言を剽窃したと批判(会場からヒラリにブーイングあり)したのに対して、
Obama dismissed the charge out of hand at the debate Thursday night,then turned the jeers to applause when he countered:"What we shouldn't be spending time doing is tearing each other down.We should be spending time lifting the country up."

out of hand は「はなから」の意味でしょう(辞書で調べると、即座に、でした)。オバマ氏の発言の中のwhat は先行詞を含む関係代名詞で、この場合はdoingの目的語でしょう。会場内でヒラリーの発言に同調してのオバマへの冷やかしの声もあったのでしょうが、それが賞賛の声の変わったというもの。このオバマのレトリックはすばらしいと思うのです。この発言で、オバマの評価は一段と高まったに違いありません。What we shouldn't be spending time doing is tearing each other down.We should be spending time lifting the country up.の言い方は、応用が利くし、使えますよ。
「私たちが今してはならないことは、お互いを非難しこきおろことです。
すべきことは、この国を立ち上げていくことです。」

そういえば、先に、ヒラリーがオバマの事を、言葉だけの男だと批判したことがありました。それだけ彼の演説がすばらしい事の証明でもあり、ヒラリーの余裕のなさの証明でもあります。このときのオバマの言い方もすばらしかった。CNNJを見ていたら彼はこう言ったのでした。「ヒラリーは間違っている。今は政策選択の時期なのだ。するしないを云々する時ではない。」(....It's time for choice of policies, not time for do or not do.) この発言見事でした。

Obama and Clinton's debate in Austin,Texas,was just days ahead of the important March 4 primaries in Texas and Ohio-contests that even some of Clinton's supporters say she must win to sustain her campaign for the White House.

just days ahead of ...は、days ( or a day) after( before, or following)の型とともに、いま私の好きな表現形式です。目がすっとそこにひきつけられるのです。

一方、共和党候補者については、
Meanwhile,likely Republican nominee John McCain sought to minimize damage to his campaign and his man of character image Thursday, vigorously denying a newspaper report suggesting an improper relationship with a female lobbyist.

ここで私が注目したいのは、likelyの使い方です。普通は副詞または形容詞として使う場合にも叙述型です( It is likely to).けれどもここでは名詞を修飾する限定型の形容詞として使われています。

もうひとつの注目点は、従前から言及していますとおり、分詞の使い方です。denying とsuggestingがそれです。が、使われ方の型は違っています。
denyingは、「and he vigrously denied a newspaper report」または「while he vigrously denied a newspaper report」となり(だからdenyingは分詞構文になっていると言えるかと思います。)
suggestingは、「a newspaper report which(that) suggests an improper relationship with」と等位で、すなわち、名詞を後置修飾しているもので、関係代名詞と省略されて隠されていた主語を復活させて、上の例のように復元できようかと思います。

分詞については、本blogでも何回か言及しております。「分詞」の項で参照してみてください。関係代名詞と分詞は、英文を理解するうえでの、大事なポイントです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする