昨日に続いて発音に関してコメントさせてもらうとすれば次のことが言いたいのです。
母音に関して:
①「イ」の音、heelとitのなかにある「イ」の音の違いを意識してもらうとわかりやすいのであるが。heel のほうが音が高いのであり、べろの位置が口の中で高くなっているはずであるが、実際には、hillなのかheelなのかわからないことがよくある。1999の発音練習をしたら練習になると思います。
②「ア」系の音:catの「ア」ははっきりと口を横に開いて発音してもらったほうがわかりやすい。ここでも、たいてい日本人の穏やかさが出て、中途半端な形の口の作り方で、あいまいな「ア」が多くて、聞きづらい。理屈を言えば、この音は日本語にはないので、べろが下に来て、かつ前のほうにくるので、その口の形を作る便法として口を横に開くということです。
③以上の「イ」と「ア」を意識してやってもらうと、聞き取りやすくなるのではないかと、思う。
以下は、私の課題です。
母音で一番難しいのは、最近の私の感想では、cost の音の米国式発音の「ア」ではあるまいかと思います。最初英国式の発音から出発しているので、「コスト」と発音していいわけですが、これを米国式に「カスト」と発音しても様にならないことをずっと実感してきたのでした。けれども最近会得したのです。その要領は以下の通りです。日本語で「ア」と発音しようとする口の形から、あごをはずすようなつもりで、さらに下あごを下げる。するとごく自然に米国式英語の「ア」になります。つまり、この音は、べろが下に下がり、ポイントが奥に来るわけです。そのため、いろいろな言い方がなされているのでしょう。口の中の奥を広げるとか、です。ですが口の中を広げるということは意外と難しくて、私が、会得したのは、あごをだらりと瞬間的にはずすような感じにするであります。ただし、まだ私の体の中にしみこんでいません。
「カスト」と発音するとき、口を横に開けば、castになり、口を下に開けば、costになります。これをやや大げさなくらいにやる。大げさなくらいにやったところで、ポイントがわかってくる。おとなしいのはいけないのです。おとなしく上品にやっているといつまでたってもほどよいポイントがつかめない。
hill, heel, cast, cost の音がうまく出せるようになると、明瞭な母音が出せるようになるはずです。
母音に関して:
①「イ」の音、heelとitのなかにある「イ」の音の違いを意識してもらうとわかりやすいのであるが。heel のほうが音が高いのであり、べろの位置が口の中で高くなっているはずであるが、実際には、hillなのかheelなのかわからないことがよくある。1999の発音練習をしたら練習になると思います。
②「ア」系の音:catの「ア」ははっきりと口を横に開いて発音してもらったほうがわかりやすい。ここでも、たいてい日本人の穏やかさが出て、中途半端な形の口の作り方で、あいまいな「ア」が多くて、聞きづらい。理屈を言えば、この音は日本語にはないので、べろが下に来て、かつ前のほうにくるので、その口の形を作る便法として口を横に開くということです。
③以上の「イ」と「ア」を意識してやってもらうと、聞き取りやすくなるのではないかと、思う。
以下は、私の課題です。
母音で一番難しいのは、最近の私の感想では、cost の音の米国式発音の「ア」ではあるまいかと思います。最初英国式の発音から出発しているので、「コスト」と発音していいわけですが、これを米国式に「カスト」と発音しても様にならないことをずっと実感してきたのでした。けれども最近会得したのです。その要領は以下の通りです。日本語で「ア」と発音しようとする口の形から、あごをはずすようなつもりで、さらに下あごを下げる。するとごく自然に米国式英語の「ア」になります。つまり、この音は、べろが下に下がり、ポイントが奥に来るわけです。そのため、いろいろな言い方がなされているのでしょう。口の中の奥を広げるとか、です。ですが口の中を広げるということは意外と難しくて、私が、会得したのは、あごをだらりと瞬間的にはずすような感じにするであります。ただし、まだ私の体の中にしみこんでいません。
「カスト」と発音するとき、口を横に開けば、castになり、口を下に開けば、costになります。これをやや大げさなくらいにやる。大げさなくらいにやったところで、ポイントがわかってくる。おとなしいのはいけないのです。おとなしく上品にやっているといつまでたってもほどよいポイントがつかめない。
hill, heel, cast, cost の音がうまく出せるようになると、明瞭な母音が出せるようになるはずです。