9月22日、晴天になると言う天気予報を信じて朝4時過ぎに出発。この日はいつもとは異なった方角から羊蹄山を眺めたいと、ニセコワイスホルン(1045m)に登ることになり、ホテル横の林道に車を置いて、ヘッドランプを頼りに歩き出しました。
ワイスホルンは毎年6月初め頃タケノコ採りに来ている所です。冬のスキー場のリフトは、近年のスキー人口の激減でかなり前に撤去されており、支柱のみが残っています。スキーでは数回頂上付近から滑り降りた経験はありますが、山に登るのは初めててす。
橋を渡ると2つのルートに分かれますが、何時もタケノコ採りに行く方向に進んで行きました。ところが、途中から伸び放題の雑草で道が覆われて、ルートが消えてしまいました。背丈を越える熊笹の中を朝つゆでびしょぬれになりながら藪漕ぎをして歩いて、もうひとつのルートを探しながら戻って行くと、やっと、リフトがあった古い支柱に沿ったルートに出ました。
日の出までには頂上付近に居るはずだったのに、今回も予定がくるってしまい、途中で日の出の時間(5時20分)になってしまいました。丁度見晴らしが開けた場所で振り向いて写真撮影をしました。空が次第に赤身を帯びて、美しい朝焼けになりました。
それから登ること1時間半でやっと最後の支柱付近の最終到達点に着きました。ここからは駒笹が生い茂り直登するルートはありません。
下を見下ろすと、このような景色が見え、我が家の近くの花園牧場も見えます。
目の前にアンヌプリと羊蹄山が並んで見えました。
羊蹄山の裾野には霧が漂っていました。
アンヌプリの直ぐ横にはイワオヌプリが見え、ここからはニセコ三山が並んで写真に収めることが出来ます。10月になると山肌は真っ赤になり、美しいことでしょう。
それにしても、羊蹄山とアンヌプリはよく似た形をしていますね‥見る角度によっても違うのでしょうが。