606号線に入って10㎞ほどで、目的の上大滝に到着しました。道路脇に狭い駐車スペースがあり、そこに「上大滝」という看板と一緒に「ヒグマ出没注意!」「単独行動は禁止」と書かれた看板がありました。道路からは滝らしい音がしますが何も見えません。何人かが下の方から上ってくる人が居て、どうやら5-10分ほど急な崖を下りていかなければならないようでした。
河原まで下りてみると、高さ10mの滝から水煙が上がり、予想以上の壮観な景色でした。アイヌの人は「ポロソー(大きな滝)」と名付けたそうです。シャッター速度を変えながら撮影しました。上は0.3秒、下は1/25秒で撮影してみましたが、長くすると1本の白いつながった滝になりました。
今度は少し離れた場所から望遠レンズで撮影してみました。迫力があります。
滝の上部の赤いもみじも滝の流れとよくマッチしていました。
私が夫とは離れた場所から撮影している姿を見た函館から来たという男性が、「こんなところに女性が一人で来ている!」と驚いたと話していらっしゃいました。よほど熊が頻繁に表れているのでしょうか?
撮影後、カメラやレンズ、三脚を抱えて戻って急坂を上って行くのが大変!ところどころ階段が作られてはいましたが・・・
ぐずついていた天気もちょうど雨となり、急いで森町から八雲市の落部まで戻り、落部川(おとしべかわ)の渓流に沿って上の湯温泉へ向かいました。