08年3月10日 月曜日 時事放談
時事放談は日曜朝の5時半からの放送だ。出てくるメンバーは、政治家や元政治家、評論家と称する人々だか、面白いのは政界から引退すると、その多くの方々の話す内容が微妙に変わるところだ。
その一人が塩爺さんだ。
08年3月5日 水曜日 第一部 塩爺さんに紹介している新聞記事。
(こちらからお入り下さい)
の中の老後の生活費の金額などは、引退直後とはまったく違うもので、引退後の実生活から出たものだと私は思う。
は時事放談は動画のファイルで保存している。
昨日は珍しく、初出演と二度目の出演のお二方だった。
お一人は、哲学者の鶴見俊輔氏。もう人方はご存じ筑紫哲也氏だった。

鶴見俊輔氏の講演は二度聞きにいき、昨年11月は少人数の後援会だったが、後援会などで語られるのとテレビでお話しされるのでは、耳が遠くなった私にはテレビの方がより分かりやすくためになった。
鶴見俊輔氏の歩み。

アメリカの原爆について、広島と長崎の両方で被爆された人物がおられ、二重被爆者で、原爆もアメリカの幕僚長が反対したが、連合艦隊も壊滅し、武器も作れないことが分かっている日本、自国の兵隊も救う必要もなかったことをアメリカ国家は戦後60年経っても、アメリカの国民に説明をしていない。
日本も其のことを知りながらアメリカの隠し事に協力している。
イギリスの若い物理学者が二発目を落とした時に、何故二つ目を落とすのかと心が痛んだ。なぜ二つも落としたのは偶然二つ有って効果を確かめるために落としたのだと語っておられた。
奇しくも今日は東京大空襲の日で、毎日放送でそのドラマがある。
東京大空襲もアメリカが日本の木造建築物に一番効率の良い焼夷弾。それも無差別に落としたと言うことは、日本がパールハーバーの軍事基地を攻撃した事より罪深いのではないか。
その延長が、ベトナム、アフガニスタン、イラクの異種民族に対しての無差別攻撃につながっていると私は感じている。
私は、アメリカを非難しているのではない。戦というものは、どんな手段を用いても勝たねばならない宿命を持っている。
と言うことは、勝てば官軍で、人類が初めて無差殺戮の核攻撃でも普通なら避難が集中するはずだが、アメリカが戦に勝ったので正当化されているのである。
私たち年代の人間は嫌というほどその現実を体験している。だから戦後アメリカに逆らいアメリカに経済的に嫌がらせされても、日本に軍隊は作るべきではなかったと思うのである。
氏はアメリカは妖精の親玉だと言った言葉が頭の中からはなれない。
もう一つ、日本の政治がなぜ良くならないかについて、江戸末期から昭和初期にかけては、誰でも人の先達になれたが、経済を重きに置くようになり、大衆の中から政治家が出られなくなった。
大勢の人口の中から、恵まれた人が薄っぺらく削り取られたものが一段上に上がり。その中から削り取られた者が一段上に上がり、最後に東大(有名大学)なるものに入ったものたちがキャリア官僚になる。
政治家も殆どの政治家は大学でになり、彼等の人生は削り取られた薄っぺらいものしか見ていない(経済界)。
だから日本は国民に目を向けた政治ができないのだ。
参考イラスト。
(拡大はこちらをクリック)

此の様な事を話されていたとおもう。昨日の時事放談は下手な政治家特に軍拡派に聞かせてやりたい時事放談だった。
08年3月10日 二部 テレビのテロップ
(こちらからお入り下さい)
時事放談は日曜朝の5時半からの放送だ。出てくるメンバーは、政治家や元政治家、評論家と称する人々だか、面白いのは政界から引退すると、その多くの方々の話す内容が微妙に変わるところだ。
その一人が塩爺さんだ。
08年3月5日 水曜日 第一部 塩爺さんに紹介している新聞記事。

の中の老後の生活費の金額などは、引退直後とはまったく違うもので、引退後の実生活から出たものだと私は思う。
は時事放談は動画のファイルで保存している。
昨日は珍しく、初出演と二度目の出演のお二方だった。
お一人は、哲学者の鶴見俊輔氏。もう人方はご存じ筑紫哲也氏だった。

鶴見俊輔氏の講演は二度聞きにいき、昨年11月は少人数の後援会だったが、後援会などで語られるのとテレビでお話しされるのでは、耳が遠くなった私にはテレビの方がより分かりやすくためになった。
鶴見俊輔氏の歩み。

アメリカの原爆について、広島と長崎の両方で被爆された人物がおられ、二重被爆者で、原爆もアメリカの幕僚長が反対したが、連合艦隊も壊滅し、武器も作れないことが分かっている日本、自国の兵隊も救う必要もなかったことをアメリカ国家は戦後60年経っても、アメリカの国民に説明をしていない。
日本も其のことを知りながらアメリカの隠し事に協力している。
イギリスの若い物理学者が二発目を落とした時に、何故二つ目を落とすのかと心が痛んだ。なぜ二つも落としたのは偶然二つ有って効果を確かめるために落としたのだと語っておられた。
奇しくも今日は東京大空襲の日で、毎日放送でそのドラマがある。
東京大空襲もアメリカが日本の木造建築物に一番効率の良い焼夷弾。それも無差別に落としたと言うことは、日本がパールハーバーの軍事基地を攻撃した事より罪深いのではないか。
その延長が、ベトナム、アフガニスタン、イラクの異種民族に対しての無差別攻撃につながっていると私は感じている。
私は、アメリカを非難しているのではない。戦というものは、どんな手段を用いても勝たねばならない宿命を持っている。
と言うことは、勝てば官軍で、人類が初めて無差殺戮の核攻撃でも普通なら避難が集中するはずだが、アメリカが戦に勝ったので正当化されているのである。
私たち年代の人間は嫌というほどその現実を体験している。だから戦後アメリカに逆らいアメリカに経済的に嫌がらせされても、日本に軍隊は作るべきではなかったと思うのである。
氏はアメリカは妖精の親玉だと言った言葉が頭の中からはなれない。
もう一つ、日本の政治がなぜ良くならないかについて、江戸末期から昭和初期にかけては、誰でも人の先達になれたが、経済を重きに置くようになり、大衆の中から政治家が出られなくなった。
大勢の人口の中から、恵まれた人が薄っぺらく削り取られたものが一段上に上がり。その中から削り取られた者が一段上に上がり、最後に東大(有名大学)なるものに入ったものたちがキャリア官僚になる。
政治家も殆どの政治家は大学でになり、彼等の人生は削り取られた薄っぺらいものしか見ていない(経済界)。
だから日本は国民に目を向けた政治ができないのだ。
参考イラスト。


此の様な事を話されていたとおもう。昨日の時事放談は下手な政治家特に軍拡派に聞かせてやりたい時事放談だった。
08年3月10日 二部 テレビのテロップ
