護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

08年3月25日 火曜日  偽装の口火を切った男

2008年03月25日 19時43分02秒 | 政治・社会
08年3月25日 火曜日  偽装の口火を切った男

 小嶋ヒューザー社長が有罪になりました。
 だが、本当の悪は何処かで笑っているのでしょう。日本では政治犯や此の手の犯罪の本当の悪は表には出て来ないのが特徴。

 日本列島は早くから政治、社会が、偽装いわゆる偽と誤魔化しにまみれた国家になっていました。それが国民にはっきり見える様になったのは、此の耐震偽装事件あたりからだと思います。

 今日の夕刊に、日本で初めて議員報酬を日当制にした矢祭町の町長が、当選した議員の4人に現金入りの熨斗袋を渡したとの記事がありました。
 私は矢祭町の様に一歩進んだ考えの町の町長が、いかに私費とはいえこのような行動をなんとも感じなく行う。

 と言う事は、何時も言っている様に国民の模範とならなくてはいけない、政治家や官僚達が、国民から見れば立派な犯罪になる行為も、屁理屈を付けて、真しやかにまかり通っているのを見ている社会の人々の心も変化させ、悪い事も悪くなく感じてしまう民族になったと思います。
 此の事が現在の様な偽装と誤魔化し、そして家族や意味不明の殺人事件がまん延した社会になってしまった感じがしました。


 サウジの国王が「3宗教のサミット」(キリスト・ユダヤ・イスラム)を提案しているとありました。
 過去世紀に及ぶ3宗教の抗争を見ていると、和解するのは至難だと思いますが、中東に紛争が無くなると、アメリカも口をだす口実が無くなり世界平和が2歩も3歩も前進するでしょう。
 アラーの神もそう思っているのではないでしようか。

 PCが故障して、新聞や本、テレビをゆっくり見る時間が出来、ブログ中毒の生活から離れて社会全体を見回して見たくなった今日この頃です。