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WWEの基礎知識 ~入場編 1~

2004年10月06日 | スポーツ
水曜日のテーマは『WWE』です。
今回はWWEの魅力の一つ、レスラーたちの入場シーンについてのお話です。

もしもWWEを構成する要素の成分表を作るとしたら、30%近くを占めるのが、個性豊かな入場シーンの数々ではないでしょうか。
レスラーたちはそれぞれの個性をきわだたせ、輝かせる趣向を凝らした入場をします。
一流選手ともなれば、有名アーティストの曲(それもそのレスラーのために作られた曲)を背に登場します。
花火とともにステージ下から飛び出すルチャドール、。照明が落とされ幽幻な雰囲気がただよう中、スモークの奥から超然とした足取りで現れる怪人。気合とともに4つのコーナーポストから炎を噴き上げさせる怪物。地味な音楽に乗って地味にアピールする若手。
観客のテンションも最高潮で、もうお腹いっぱい。試合なんてどうでもよくなってきます。実際、試合より入場時間の方が長い試合もたまにあります。

また、WWE(というアメプロ)は日本と違い、入場後すぐに試合に移ります。
それに慣れたせいか、入場時に紹介を受けてるのに、リングに上がってからまた一人一人紹介し直す日本式がなんだかまだるっこしくてしかたありません。
タイトルマッチの時に、見たこともないお偉方がリングに上がり「この試合を○○ベルト選手権試合と認定します」とかやるのも、なんだかかったるく思えます。
アメプロは細かいこと気にしませんから、タイトルマッチでもリングアナがベルトがかかっていることを報せ、レフェリーがベルトを客席に向けて掲げるだけで試合開始。
試合後も表彰はなく、レフェリーが無造作にベルトを渡すだけです。
アメリカ式のプロレスを見せるドラゴンゲート(闘龍門)やKAIENTAI DOJOでさえ、入場もタイトル戦も日本式を踏襲しているのが、なんだかとても不思議でなりません。

あんなコミッショナーだのなんだのが出てくるのって、無駄じゃないですかね?
あれはあれでいいのかねえ、とか不平たれてても退屈ですし、僕の日記っぽくないので最後に壊れます。

♪グァテマラ生まれのウガンダ育ち~ お・い・ら・の・名前は 縄文! 弥生! ドップラー効果!! ガンマ線にゃ弱いが過酸化水素にはめっぽう強い~ シシカバブー!!

これはこれでいいのかねえ。