ジャックハマー

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POGの魅力

2004年10月03日 | スポーツ
日曜日のテーマは『競馬』です。
あ、『スポーツ』じゃなくて『競馬』って言っちゃった。
そんなわけで今回はPOG(ペーパー・オーナー・ゲーム)についてです。

POGとは基本的に、デビュー前の2歳馬を何頭か指名して、日本ダービーまでにいくら賞金をかせげるか競うという、机上のオーナー体験ゲームです。
「他人の所有馬を勝手に我が物顔で指名するのはけしからん」なんて意見も聞きますが、ある馬主の「POG? いいんじゃないですか。どんな形であれ、私の馬を応援してくれるなら」という言葉を頼りにしたりしなかったりで、毎年プチ馬主気分を楽しませてもらっています。

僕らがやっているのは、ダービーまでなど特に期間は設けず、デビュー前の仔馬を血統だけで指名し、延々と戦績を追っかけるという気の長い遊びです。
年に二十頭指名、ただし評判馬・高額取引馬・有名馬の全弟&全妹・サンデー産駆はなるべく禁止というルールでやっていますが、はや6年。いまだG1馬を指名できません。
ちなみにこれまでの指名馬のうち、オープンまで上がったのは以下の6頭。

ロサード・ディバインシルバー・メイショウボーラー・サニーサイドアップ・リザーブユアハート・ブラザータイクーン

さらにちなみに、我が好敵手ウチの兄貴の代表的指名馬は以下の通り

プリエミネンス・ジョウテンブレーブ・ブラックタキシード・カゼニフカレテ・タヤスブルーム・グレイスナムラ

これを見て「しょぼっ!」と思うのは、あなたの自由ですw

POGをやっていると、普段はあまり見ない500万下や3歳10月の未勝利戦などを手に汗握って楽しめます。1000万下までは運や条件しだいで勝ち上がれても、準オープンとの間には高い壁があると感じられるのも、POGならではです。
自分の指名した馬が勝ち上がる快感。G1に出走したときの妙な興奮と緊張感。「期待の一頭」とテレビで取り上げられたときの優越感。なにより、引退したときの切なさと、種馬として子供が出走してきたときのうれしさ・・・。

なかなか他では味わえません。
まだPOGをやったことがないという競馬ファンの方、競馬の新たな魅力に目ざめるかも知れませんので、ぜひお試しあれ。