訳の分からない無計画な「計画停電」だ。
まさにキャリア役人かエリート社員の考えそうな節電対策だ。机上に配電地図を広げて5分割して、「まあ、3時間位の停電でいいんじゃないですか。3時間くらいならそんなに苦情も出てこないでしょう」てな事を言いながら、赤色マーカーか何かで区割りして作ったような停電対策だ。
戦時中の空襲警報じゃないのだから、この地域は全て電気を止めるというのは如何なものだろう。
先ずは交通機関とか医療機関に信号などの公安・保安施設の停電は市民生活のベースを無視した暴挙と言える。
おまけに腹立たしいのは、計画をしながら急に「計画停電を中止しました」というやつだ。節電のアルゴリズム位は組んでいるんだろうから、直前に「節電できたので、この地域はやめます」はないだろう。
頻繁に「計画停電中止」をするなら、どういう意味のある計画停電なのかと思ってしまう。
東京電力さんもしっかりしてください。まあ、ぼくのところは関西電力ですが。