同じ職場の友人でマイカー通勤をしている人がいて、最近、帰る時間が同じになる時は時々車で近くまで送ってくれることがある。
この「誘い」は通勤の行き帰りが唯一の運動である僕にとっては「痛し痒し」というところなのだが・・・
「誘い」を断るのも失礼でもあるし、はじめは躊躇していたのだが・・・
この善意の「誘い」を受け続けると、徐々に帰りに送ってもらうのを秘かに期待する心が芽生え始めてきて・・・
で、諸般の事情で送ってもらえない日が続くと・・・軽い「不満」というような気持ちが出てしまっている自分に気がついてしまった。
何という情けない人間なのかと、つくづく思ってしまう。
そんなことを思っていると、ふと、若い時に大学でおしえてもらった「反射的利益」という用語が頭の中を駆け巡った。
「そうや。この車で送ってもらえるというのは権利やないぞ。いわば反射的利益というやつやから権利を主張できるものやない」
学生時代は「公衆浴場法における反射的利益」というのを教えてもらったのを記憶しているが・・・
もう、そんな「公衆浴場法」の期待していたお風呂屋さんはほとんどなくなった。
時代は随分変わった・・・
それはともかく、「帰りに車で送ってもらう権利」を裁判所に訴えたら、「反射的利益」と???
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