民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

みんぺー、教壇に立った

2017年12月22日 | 日記
90分間、短大生の前で先生をしてきた。

懸念していた遅めの時間帯に加え、暖房で「ポカポカした室内」、そしてスクリーン使用のため「薄暗い室内」という『最高の眠りを提供します!』的な環境に若干の焦り、いやテンションが上がりつつ…(笑)

そんな状況だからこそ「一人も寝かせない講義をやるぞ!」と意気込みながらスタート。イメージ画像

みんぺー的自己紹介で完全に掴みはオッケー、眠くなる訳がない。

まずはこの珍しい名前に食いつく学生たち。

ヒッチハイクしたりバイトをしまくった学生時代、世界一周一人旅でのストリートチルドレンたちとのエピソード…

まずは関心を持たせ、聴く耳を持たせるのが重要である。

何だか分からないけど、このみんぺーってオジサン、面白いかも!

そう思わせられたらこっちのもの。

…と思ったら、前から二列目の女子学生が早速寝ているーーー!

二列目に座るというコトからして、やる気はあるに違いない。

てコトはその学生、理屈抜きに本当に眠いのだ。

家庭の都合で学費を稼がないといけないその学生は、連日深夜までコンビニでバイトしており、疲労もピーク、この日も終わり次第ダッシュしてコンビニに行かないと…

目の前にいるのが、みんぺーだろうが池上彰とか林修だろうが寝てしまうのである。

きっとそうに違いない。

そう自分に言い聞かせた(笑)

さて、講義内容は、保育士資格を活かせる職場の一つである「児童養護施設」の紹介。

教室にいるほとんどの学生は保育園や幼稚園で働くコトしか考えていない。

児童養護施設のコトなんて興味のない、そもそも何なのか全く知らない学生たちが相手な訳で、あまり小難しいコトを言っても伝わらない。

てかこれ以上、新たに学生が目の前で寝始めたら、ボクのメンタル耐えられない(笑)

どんな仕事なのか、どんな人が働いてるのか、どんな子どもたちが生活してるのか、…等など

一応、講義なので必要な情報は提供したつもり。

その他、人生の先輩として、18歳の頃、こういう話をして欲しかったな~と思えるようなコトなんかも。

写真やその他あの手この手で、学生たちに伝える努力をした。

終わってみての手応えはあった。

時間だけでなく、心身を駆使して講義の準備をして挑んだし、今回、ボクに求められたニーズには応えられたんだと思っている。

知識や情報だけでなく、この仕事にかける想いをどうしたら伝えられるか…

初対面の人達に、関心のないコトを関心を持ってもらうように伝えるってスゴく難しい。

でもだからこそ工夫する楽しさはあった。

講義スタートと同時に寝始めた学生も気がつけば顔を上げて話を聞いてくれてたしね。

思っていた以上に心身すごーく疲れた今回の講義。

今後、ボクたちは自分を成長させつつ、次の世代を育てていく立場なんだなーって、そんなコトも再認識させられた。

またこんな機会があれば可能な限りお応えしたいと思います!

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