民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

江戸東京たてもの園

2019年02月12日 | 旅行
カワイイ原宿を訪問したその日は、諸事情により新宿から電車で一時間弱離れた府中に宿泊した。

翌日は昼過ぎには出発しないといけない。

午前中、府中から最寄りでどこかサラッと観光出来るスポットがないか。

カワイイ先生、いや、グーグル先生教えて教えて!

首都圏方面は戻るのが面倒くさいからNG。

室内系施設はインフルエンザをもらう可能性ありNG。

思春期真っ只中な中1のそらネェ

田舎少年真っ只中小3のコキータ

そんな二人がそれなりに仲良く楽しめる場所でなければNG。

てか、出来ればボクも楽しみたい。

そんなリクエストにグーグル先生が答えてくれたのが…

江戸東京たてもの園

ボクは今回調べるまで聞いたコトもなかった完全ノーマークスポットだった。

千と千尋の神隠しのモデルになったような風景がある…らしい。

そんな情報をエサに子ども達を納得させた。
とは言え、実際に中に入るまでは若干不安になる外観である。

子ども二人のテンションも明らかに下がっている。

ヤバい…!?

入り口となる建物を通り中に入ると、広大な敷地内に建物が建ち並んでいた。
一軒ずつ、玄関から靴を脱いで中に入れる。おじゃましまーす!
江戸前期から昭和中期までの「家」、一軒一軒、実に個性的で魅力的である。その時代ごと、家ごとの生活の様子が感じられて面白い。写真が貴重だった時代の写真館
自然光の下でボランティアの方に写真を撮ってもらえる。ステキだ。ちょうど昔の生活について社会で勉強してるコキータくんにとってはまさにタイムリー。
家をこれから建てるって人にもお勧めだ。家を建てたくなってくるので、一般的な住宅展示場ばかりではなく、ここに来てみるのも良いだろう。
昔の家って便利ではないけれど、実に個性的で魅力的なのである。
暖かい家のありがたみも分かる。
水のありがたみも。「便利」や「快適」のために失ったものがあるのかも…そんなコトも考えさせられる。決して豊かではなかった時代だったはずなのに、何だろう。
色々な風景に余裕や豊かさを感じさせられる。これが千と千尋の神隠しのあのシーンのモデルになったとされる薬屋さんの壁収納。蜘蛛みたいなオジサンが出てきそうである。

鰹節屋鰹節はこういう風に売られていたらしい。

これは今で言う居酒屋のカウンター。生ビールなんてなかっただろうけど、きっと美味しいお酒を飲んでいたんだろう。

立派な銭湯も。ボクが学生の頃はまだあちこちにあったけど、気がつくとほとんどが廃業してる。温泉にはよく連れて行くけど、こういう銭湯には行ったコトがなく興味津々な子ども達だった。
久々に銭湯に行きたくなる。

最後は空き地の隅に置かれたコレ。
のび太くーん!の世界である。

江戸東京たてもの園

ここが素晴らしいのは、建物や小物全てが、かつて人々が生活し、使われた本物だってコトである。

一部復元した小物なんかもあるけれど、いわゆるテーマパーク的な施設とは違うリアリティがとにかく興味深い。

派手さこそないけれど、ホント面白かった。

子どもたちも終始楽しそうだったので一安心。

様々な時代の生活感に、多世代がそれぞれ感じ、想い、楽しめるコト間違いない。何よりも数時間がっつり楽しめて大人の観覧料400円、小学生は無料って!!!

どうですか?

行きたくなりませんか?

以上、東京の超穴場スポットの紹介でしたー!

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