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民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

ヒヨちゃんがやってきた③〜保護〜

2018年05月29日 | 日記
22時頃、外に様子を見に行くと…
いる!!!

冷たい風が吹く中、ここで一晩過ごすつもりなんだろうか。

登山の際に気をつけるべきは体温低下である。

風が吹いていると更に体感温度は下がるという。

そんなコトを気にするような登山はしたコトないけれど。

とりあえずネットで調べてみると、雛鳥を保護した時に一番気をつけるコトも体温の低下だと書いてある。

そして水分補給…だと。

もしや、雛鳥は、あの体勢で寝てるのではなくて、体力消耗して動けなくて凍えてるのではないか?

だとすると…このまま、あそこで動けずにいると凍死してしまうかも?

てか、ネコやヘビに見つかって食べられてしまうかも!

という訳でネットで散々調べて悩んだ挙げ句…保護!

ピーピー鳴くけれど、あまり動かない。

どうしたものやら。

ピーピー。

話しかけみても相変わらずコミュニケーションは取れない。

ピーピー。

調べるとどうやら「ヒヨドリ」の雛らしい。

よし、名前はヒヨちゃんだ。

ピーピー。

砂糖水をあげると良いとのことで、ストローでやってみたら…
飲む!

そうか、喉が乾いていたのか。

ピーピー。か、かわいい!

と思ったら…ブリブリっとウ○コ!そしたら途端に元気になって動き始めた。

元気なら…と扉を開けると、飛び跳ねながら外に。そうか!

もしかして、ヒヨちゃんは便秘気味だったのか?

ピーピー。

で、水飲んで、ウ○コしてスッキリしたのか!?

ピーピー。

助けてあげたのか、単にストレスを与えたのか良く分からないけれど、こうしてヒヨちゃんは我が家を巣立って行った。

ピーピー。

また明日、親鳥が探しに来てくれますように。

トイレと水分補給したくなったらいつでも来るんだぞー。

さて、ヒヨちゃんの運命やいかに。

つづく。

ヒヨちゃんがやってきた②〜迷い〜

2018年05月29日 | 日記
ピーピー。

ピーピー。

夕方、外から聞こえてくる鳥の鳴き声で目が覚めた。

ピーピー。

数時間前の雛鳥を思い出し、先程の場所を確認しにいったけど、そこにはもういない。  

ピーピー。

そうか、親が迎えに来てくれて、ボクにお礼を伝えてるって訳か。

ピーピー。

大したコトはしてない、むしろ何もしていないのに…と思いつつ、鳴き声だけで姿も見当たらないので、ボクは再び家に入った。

夕飯中、そんな雛鳥との出会いを話題にしてたら…

ピーピー。

ん?

まだ鳴き声が聞こえる。

外に探しにいったら…

いる!!!
家の前を流れる川の鉄柵に止まっている。

あれ?

ピーピー。

親は?

ピーピー。

てか、そこまでどうやって移動したの?

ピーピー。

ボどちらかと言えばコミュニケーション力には長けている方のボクだけど、鳥、しかも雛鳥とのコミュニケーションは専門外だ。

ピーピー。

必死に鳥声でのコミュニケーションを試みたけどダメだ。

意思疎通できる訳もなく、かと言って逃げる訳もなく、雛鳥は、そこで鳴き続けてる。

ピーピー。
そのうちに丸まって寝始めた。

そこで、その態勢で寝れるなんてキミ、スゴいね!

…。

鳥だからそんなもの?

…。

結局、何もしてあげられず、再び家の中に。

そして、夜になった。

つづく。

ヒヨちゃんがやってきた①〜出会い〜

2018年05月29日 | 日記
昨日は夜勤明け。

ヘトヘトで帰宅して駐車場から玄関までの軒下通路を歩いていたら、突然、そこに雛鳥が座っていた。

つぶらな目でボクを見つめてる。

巣立ちに失敗したんだな。

周囲に巣らしきものは見当たらないけど、空を見上げると親鳥らしい鳥が飛び回っていた。

明らかに我が子を探している。

ここにいますけどー!

と、言ってみるものの、もちろん伝わらない。

口でピーピーと鳥語っぽく発してみたけどもちろん伝わらない(笑)

こういう雛鳥は安易に連れ帰っちゃいけないコトは知ってる。

まぁ親っぽい鳥も飛んでるし何とかなるでしょ…とボクは、ひな鳥をその場に残し、帰宅した。

おやすみなさい。

つづく。