栂森鉄道管理事務所別室

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誰にでも作れるB4パイクの製作 建物ひとつでお手軽パイクを作ろう! ~その5~

2012年10月21日 03時08分47秒 | 模型

着色のお話、ご理解いただけましたでしょうか? 
では後半戦です。

地面を緑化します。丈の長い草ではなく、踏みつけてしまうくらいの短い雑草がまばらに生えている状態を狙います。
着色した地面の上にパウダー(NゲージのKATOが扱っている「ターフ」が使いやすい)を撒きます。まず線路に付いてしまうのを防ぐため、線路をマスキングします。次に全体を中性洗剤をほんの少し垂らした水を霧吹きでかけて濡らします。そこへパウダー(ターフ)を撒いていきます。

写真は、KATOから発売になっているターフ(ウッドランドシーニックスの製品ですかね)をまいた状態。

「土色ブレンド」という地面色に近いものと緑色のものがありますので、まず「土色」の方をまいて下作りをし、その上に、緑をまいていきます。
特に草がたくさん生えているところ(ここでは左上の方)には多めに、建物の前の広場?の部分は少なめにして、地面の使用状況によってメリハリをつけます。道や駐車場など土が露出しているところにはなるべく撒かないようにする方が良いでしょう。撒いたら、水分が乾かないうちに、同じように中性洗剤を垂らした木工ボンドの薄め液をスプレーして固着させます。

※ターフ撒きはは、ボンドがうまく浸透せず、ダマになってしまうことがあります。
 別の方法としては、まずボンド薄め液を筆や刷毛で地面に塗り、そこへターフを振りかけ、パイクをひっくり返して余分を落とす、という手があります。ダマにはならずに済みますが、ターフが乗らなかった部分は接着剤が乾くと微妙にテカります。試行錯誤して、自分のやりやすい方法を見つけてください。

今日は、ターフまきのお話でした。ではまた。


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