いい天気です。風も穏やかですし。
公園のベンチなんてあり得ないほど久々です(笑)
いいとこですね。でもこの広場の下には地下壕の跡があって、大戦末期には本土防衛のため戦闘機を作っていたそうです。
さて、仕事柄なのか趣味なのか、とにかく書店にはよく行きます。
今日も書棚を眺めていてタイトルに惹かれて読んでみました。
中村弦「ロスト トレイン」
存在しなかったはずの廃線跡をめぐるファンタジー・ミステリーです。
基本的には普通のファンタジーなんですが、軽便は762mm だとか日本型HOは12mm だとか突然出てくる内容がいちいちツボにはまるので(笑)
面白く読ませていただきました。
そのあと徒然なるままにいろいろ思っています。
存在しなかった廃線跡、ナローゲージ鉄道模型も、存在しないまま失われたものを再現しようとするファンタジーなのかもしれません。でも、私は「あの頃はよかった」から昔の風景を作っているわけではありません。いつの世にも幸せはあり、生活はあるので、昔も今もその時々に応じて、良いものはあると信じたいです。だから私のヘタな模型は、私にとってのファンタジーです。
さて、今私がいるこの公園の話は秘密でもなんでもなくて、壕の入り口には柵と教育委員会の解説があります。赤土の素堀りの穴を見る度に、戦争と平和について、幸せについて考えます。
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