栂森鉄道管理事務所別室

栂森鉄道管理事務所の別室です。
模型の話を中心にいろいろと、でもたまーに、更新しています。

軽便祭報告 その2

2017年10月03日 23時10分29秒 | 模型

忙しい中で、神奈川フィルハーモニーのチケットを注文しました。武満徹とリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」、楽しみ。

さて、軽便祭その1を書きまして、続いての軽便祭の報告ですが、1日ずっと会場にいたのに、他の展示を見に行けたのは閉場40分前(笑) ゆっくり見るには出展しないこと(爆)

そんな中でスマホカメラ片手に駆け足で回った会場の様子をご紹介しましょう。(まともなカメラは忘れたのよん。いつも忘れ物オンパレードの栂鉄ですが今回は展示品の忘れ物がなかったんですよ。すげー。でもなんか忘れてる気がするって言ってましたら、忘れたのはオリンパスEPL5でしたとさ。必ず何かやる栂森。)

まずはどんどん進化を続ける駿遠倶楽部

「やきつべ軽便鉄道」と題されたパイク。
単純な線路配置ではありますが、よく考えられた細かな作り込みが素晴らしいです。
駅のホームの位置取りもアイディアもの。TMSレイコン受賞も納得の作品。


田圃です。
田の表現は難しいんですよね・・・なかなかうまくいきません。
私も頑張ります。


新藤枝駅、かな?
駿遠線のスケールの大きさがよく出ていると思います。
軽便というとちまちましたものを考えがちですが、それだけとは限らないのですね。
もうひとつ、モジュール同士の接続および運転の便を考えると、「接続モジュール」のようなものが必要になりますが、この緑一面にN用の組線路というやり方は合理的だなと思います。
全てにシーナリーを作るのは大変だし、このようなP to Pの展示においてそこまでする必要があるのかと考えると、このやり方は良いですね。
「ダックス・ストーリー」の「黒子の思想」を思い出します。


新しい駅モジュール。
このくらいの長さはあるんだよな。ゆっくり見られなかったのがとても残念です。


新藤枝駅前には、水着のお姉さんのタテカンが。


大手駅。新藤枝駅との「性格の違い」みたいなものがよく出ていると思います。
これもゆっくり見たいです。

4t倶楽部

もうレジェンドの域に達した名作。
アイディア作でもありますね。今回は裏側も特別に公開されていましたが、驚きの連続。


naribouさんの鉱山パイク。
地面の色合いと、建物の面白さ、それに全体のバランスが良いですね。こんなの好きだなあ。


小さいのいろいろ。だって、よんとんだもの(笑)
小さいですが手間かかってます。

KBMCは尾小屋ファイナル!らしいです。

金平から沢ですね。阿部さんの記事を見ているような気がします。


建物その他がだいぶ増強された新小松駅


郷谷川橋梁。実物もまさにこんなんだったろうなと思わせる秀作。

次回に続きます。

(簡単な解説まがいのものを追記してみました。)


軽便祭記録その1 ならびに「とれいん」連載開始のお知らせ

2017年10月03日 01時24分28秒 | 模型

一度仕上げて投稿したのに眠りながら操作していたら記事を飛ばしてしまい、もう一度書く羽目になりました。なんてこった。

で、軽便祭の翌日も仕事が朝からありまして、でも祭のせいにするのは人の道に反します。ので、ほとんど死人のようになりながら仕事を片づけたところまでお話しして、まずは軽便祭報告その1です。まずは乗り入れ車両から。

告知が遅い&レイアウトの出来がイマイチという状況のなかで、乗り入れ車両も少なかったのが残念ですが、でも、あの混雑の中でひっきりなしに乗り入れて下さってもまたそれはそれで大変だったかなと。

で、乗り入れ第1号は、Kさんの作品。

もう20年?30年?前の作品とご本人がおっしゃるものですが、このようにきちんと残っているところが素晴らしいですね。
初期のEF65の下回り、プラバンの車体も狂いを見せません。

次の乗り入れは若いTさんの作品。残念ながら写真を撮り損ねましたが、プラ板製のきっちりした造りの車体に0.3mm真鍮線をハンダ付けして作ったこれまたきっちりした荷物台の柵。こんなこと私なら絶対にやりません。若い人はエライ。

そして、今回も「こんなの欲しいレイアウト」を持参された、みのるさんの作品!

みのるさんらしい作品ですね。写真ではよくわからないのですが、オデコの角感がステキです。

その他、乗り入れではありませんが、小学生の方2名ほど、リバース線の体験運転をしていただきました。
単純なエンドレスではなく、リバース内でスイッチを切り替える必要があったり、駅にきちんと停める必要があったりで、短いなりに運転っぽくなっていたのではないかと思います。もしもそれなりに楽しんでいただけていたならうれしいなあ。

 

さて、軽便祭報告はもう少し続くとして、今回も出展したこれ(町線)と

これ(山線)ですが、

ついに製作記事が連載開始の運びとなりました!

月刊「とれいん」No.515 10月20日発売号から、「カバン線を作ろう」と題した記事を、長期連載の予定です。

これは単にレイアウトの紹介記事ではなく、コンセプトを考えるところから始まり、展示台の作成(地面の習作)を経て、実際にこの上記2つのレイアウトを最初から作ってしまおうという記事です。なので、その記事通り毎月コツコツと作っていけば、こんなものはできてしまうという、初心の方へのレイアウト製作入門の記事を目指して書いています。
特に上の写真の「町線」は、単純なエンドレスによくありがちなシーナリーを備えた、初心の方が習作としてお作りになるにはちょうどよいものかと思います。

ぜひご一読頂いて、一緒にお作りいただけると幸いです。