診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

僕の神様

2013年06月24日 | 診療
このところ患者さんが少ないので、暇な時は本を読んでいます。

かなり前から、自分の心にある歪んだ部分が気になっていて、
精神科関係の本を読んだり、カウンセリングの勉強をしたりしていました。
今も、そんな分野に興味があり、本屋さんで気になるタイトルの本を見つけると、
つい購入してしまい、机の上に積み重ねてあります。
その積んである本を何冊か読んでみました。

僕の心の歪んだ部分は、たぶんもう治らないでしょうが、
なんでおかしくなったのか、どこがおかしいのか、
どういうふうにおかしいのか、
診断をつけるとしたら何になるのか、などと
本を読んで、昔で言う「自分探し」みたいなことしていました。
というか今もしています。

それで、自分なりに納得できたことは、
僕の幼児時代から高校までの間に関係の深かった従兄弟が、
キーパーソンだとわかりました。

その人は子供時代の僕にとって神様でした。
僕は両親を見習うより、神様を見習って育ちました。

結局いろんな本を読んでみて、僕の胸にストンとおさまったことは、
「神様は、傷ついていた。」ということでした。
そのことに最近やっと気がつきました。

そして、考え方や行動、言葉使いも
みんな神様パターンだったのだと思うと、
「あぁそうか。そういうことだったんだ」と
素直に受け入れることができ、
僕の身体を縛っていたロープを意識することができました。

あとはこのロープをほどくことができるかどうかです。
自分探しはまだまだ続きます。


訳わからない話ですみません。

でも、長いことズーッと悩んでいたんです、本当に。
ちょっと気がつきました。