診療所だより

開業医gobokuの日記

こんなこと考えながら、
こんな生活しています。

ティッシュの受け取りかた

2013年02月12日 | 診療
今日の気温は低くて、
また、真冬に戻ったようです。

散歩の時にここ数日しなかった毛糸のマフラーを
ぐるぐる巻いて、
手袋もして、完全防寒対策をとっても、
まだ寒かったです。

このところ、毎日一人二人と、
インフルエンザの患者さんが見えます。

鼻に綿棒を入れて、検査をするのですが、
これは辛いもので、
抜いたあと、涙が出たり、咳が出たり、
くしゃみが出たりするので、

少しでも辛い時間を短くしてあげようと、
僕は今までは、
サッと入れて、サッと抜いていました。

ところが、休日診療所で、
看護婦さんが検査をしているところを見ると、

ゆっくり入れて、ゆっくり抜いています。
そして、こちらのほうが、
抜いたあとの辛さが、少ないような印象を受けたのです。

そこで、
それをまねて、自分のところでもゆっくりやってみました。

すると、
検査のあと、ティッシュをお渡しするのですが、

今までは、そのティッシュを
ひったくるように取って、鼻にあてていたのが、

ゆっくりやってみると、
そのティッシュを受け取るのに、
「ありがとうございます。」と受け取ってくれます。

余裕があるように見えるのは、
気のせいでしょうか。