現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

北京五輪柔道第七日

2008年08月15日 | 柔道
柔道第七日は、男子100kg超級に石井慧選手、女子78kg超級に塚田真希選手が出場。

塚田選手、石井選手ともに一本勝ちを重ねて順調に準決勝へ。石井選手は、それほど試合を見たことがないのだが、勝ちを優先してポイントを取りに行く柔道をする選手という印象があった。確か、五輪選考を兼ねた全日本で、そういう戦い方をして非難を浴びたんじゃなかったかな、と。

しかし、始まってみれば、立ち技、寝技とそれほど非難を浴びるような柔道ではなかった。それから解説の篠原さんが度々強調していた「スタミナに自信がある。」というのが強みなのだろう。

迎えた準決勝。塚田選手、石井選手ともに寝技に持ち込んで一本。石井選手はその前に締め技で相手の参ったを取ったにもかかわらず、直前に審判が待ったをかけていたため無効になるということがあったが、最後まで攻め続けての寝技だった。と、言うより、一度締め技で参ったしていた相手選手の方が辛そうだった。

そして、決勝。塚田選手の相手は、中国のトウブン選手。序盤から攻め続ける塚田選手に対し、待ったがかかるたびに胴着直したり、帯を締め直したりと、休みを取っているように見えるトウブン選手。これってあまりに露骨だったら指導にならないの?と本気で思ってしまった。それくらい何度も、だったから。

有効一つリード、不可解な指導がついたが、常に優位に試合を進めていた。しかし、残り10秒、体勢を崩されたところに一本背負いを食らってしまい、無念の一本負けだった。

残念な結果。連覇ならず。柔道で銀メダルを取った選手には、おめでとうという言葉をかけ難い。ホントにそれくらい惜しい試合だった。

さぁ、日本柔道最後の試合。石井選手の決勝戦。序盤から、試合終了までずっと責め続けた結果、指導2つが相手について、優勢勝ち。決勝戦に技でのポイントがつかなかったのは少し残念。それでも、最後に金メダルを勝ち取ってくれた。

おめでとう!石井選手!!

試合直後のインタビューの後、解説の篠原さんが言った「石井はどちらかというとしゃべらない方が良いですね。」という言葉がおかしかった。「今日の石井は良いですね。」とずっと言っていた篠原さんだったけど、最後にポロッと本音が漏れたか?という感じだった

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