現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

シティーハンター 新宿プライベート・アイズ

2019年02月16日 | 映画
シティーハンターの20年ぶりのアニメ新作となった「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」を観て来た。

急に何者かに狙われるようになっていた女子大生の進藤亜衣は、噂を頼りにシティーハンターにボディーガードを依頼する。モデルとしても活動している亜衣のCM撮影現場へ同行した冴羽と香は、CMスポンサーの御国と出会う。そこで御国と香が幼馴染であることが判明し、御国は香にアプローチし始めるのだが…。

冴羽の「もっこり」キャラと香のハンマーによるドタバタコメディーとカーチェイスやガンアクションの疾走感のカッコ良さには昔と変わらない面白さが感じられて楽しかった。そこかしこに流れるBGMは昔のアニメで使用されていたものだし、挿入歌にはテレビアニメの主題歌が効果的に使われていて、懐かしさ満載だった。

シティーハンターと言えばコレという裏切らない良さがあり、素直に楽しめた。一方で、目新しさがあまり感じられなかったのが少し残念だったかも。懐かしさを煽る方に振り切っていたというべきなのだろうか。

キャッツアイのオーナーが来杉三姉妹だったという新設定は、今更そこに踏み込むんだ?って思って嬉しい驚きではあったけど、少し詰め込み過ぎという印象が否めなかった。せっかくそういう設定を組み込んだのであれば、ちゃんとキャッツアイが活躍するストーリーにして欲しかった。これは次回作があると信じて期待しよう。

冴羽の声を担当している神谷明さんがルパンのようにたまに帰ってくる作品に出来たらと言っていたそうだけど、本当にそうなったら良いな。映画みたいに大袈裟じゃなくて良くて、数年におきに金曜ロードショーの時間でテレビスペシャルをやってくれたら嬉しい。90年代後半のテレビスペシャルが完全な定番化にはならず3本で終わってしまったのが残念だったし。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 横綱と大坂と嵐 | トップ | 阿久悠メモリアル・ソングス ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事