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現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

バレーボールW杯2011男子・ブラジル戦

2011年12月04日 | バレーボール
バレーボールのW杯、日本男子の最終戦の相手は世界ランク1位のブラジル。イタリアとロンドン五輪出場権を賭けて熾烈な争いをしているブラジルを相手に最終日を勝利で飾ることが出来るか。

昨日のイタリア戦でミスを連発し、試合後に号泣していたゴリ清水選手。今日はゴリのエースとしての自覚が垣間見えた気がした。上がってきたトスは全部決めてやるという気迫が感じられた。しかしながら、相手は世界ランク1位のブラジル。今日も良い勝負はしているものの、終盤で押し切られた。第2セットに至っては、ジバ選手のサーブで7点だか8点だか連続で取られ、日本がリードした状態から一気にセットを取られてしまった。結果はセットカウント 0 - 3 のストレート負けだった。

セッターの宇佐美選手は「世界トップレベルの国はセット終盤で競り勝つために1つギアを上げている。日本は終盤まで付いて行くのが精いっぱいで、そこからさらにギアを上げることが出来ない。」と言っていたそうだが、日本のこれまでの戦いぶりを見事に言い得ている言葉だと思う。ギアを上げ損なってミス連発か、ミスを出さないためにギアを上げるどころか下げなくてはいけない状態だったということか。

日本男子の最終成績は2勝9敗の10位。10位というのは寺廻太監督時代の99年大会以来、最低タイ記録とのこと。99年というと、まさに日本男子がドロ沼化していた時期だった。この屈辱を胸に強くなって欲しいと願う。

今大会で明確となった弱点、終盤の戦い方とジャンプフローターサーブを中心としたサーブレシーブの強化。センター線を絡めた攻撃や、ブロックが有効に働いたのは良かった面だ。来年の世界最終予選は女子よりも狭き門のようだけど、今大会を糧にして、もう一度強い日本男子のバレーが見られることを期待したい。

がんばれ!龍神NIPPON!!
コメント
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