現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

Sweet Rain 死神の精度

2008年04月13日 | 映画
死神は対象となる人物を見定めて決定を下す。「実行=死」か「見送り=生」か、を。

3つの時代にまたがったそれぞれのストーリー。きっと繋がっているのだろうと無粋な思いを持って観ていても、最後に知るその意味の大きさは充分だった。

元々はあまり興味がなく、興味を持ったのは、小西真奈美が藤木一恵という名前でCDデビューしたからだった。

実際は、劇中で歌うわけではなかったが、その切ない歌声とメロディーは映画のムードにマッチしていてとても良かった。

観ていて気になったのは、金城武が演じた死神。浮世離れした雰囲気を演じていたのだと思うけど、喋り方が無機質過ぎて違和感を感じてしまった。そういえば、ドラマを含めて、金城武が出演している作品を観るのはこれが初めてかも知れない。

舞台となる3つの時代は、それぞれが結構違うはずなのに、それほど違いがないように思えて分かり難かった。唯一、3つ目の時代は「お手伝いロボット」なるものがあったり、「2002年以来20年ぶりに…」というニュースがあったりして、近未来なんだなぁと思えたが。

話の前半を思い出すと、若干中だるみした感は否めないけど、最後のまとめ方がとても良かったので、スッキリと観終えられた。
コメント
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