ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

ヤツデの実と今日の花

2007年03月17日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は晴天で気温はプラス7度です。皆さんお変わりありませんでしょうか。3月に入って冬に逆戻り、何としたことでしょう。でも、植物を見る限りでは着実に季節は移っています。                  これは我が家のヤツデの姿です。昨日写しました。例年なら生っている実を全て採ってしまうのですが、ヒヨドリの他にも小鳥が餌としていると知ったものですから熟して自然に落ちるまで採らないことにしたのです。この実を見ると、夏の打ち上げ花火を連想するのはノブトだけでしょうか。
            これはご存じの通りヤツデの実で、1個切ってみたところ果肉の中に5個の種が規則正しく入っていたのです。ご存知でしたか。自然の造形にはただただ驚くばかりです。ノブトは山椒の実のように1個の種が入っているばかりと思い込んでいたのです。

 〔おおかたの人がヤツデの実を知っていると思ったのでメジャーを入れませんでしたが、ひとつの塊の大きさは直径45ミリ位で、一粒の実の直径は7ミリ位の大きさです〕
 さて、今日の誕生日の花は、バラ科の【クサボケ】別名シドミで、花言葉は「一目ぼれ」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
          願わくば今日一日のゆとりあれ
                    朝の陽うけてクサボケ咲けり
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上です。

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ボケに似ていますが

小さな木なので、

名前に「草」が

ついたのかもしれません。

せわしい毎日ですが、

朝日を浴びたクサボケを見ると、

何か心にゆとりが

できたように感じました。

          鳥海昭子