先月末、がん治療をしている友人・M君を鹿児島の病院へ見舞いにいった。
「体調がよくなったら東京に行くから、そのときは飲もう」
と笑顔で握手して別れたのだが、先週土曜日に亡くなったと連絡が入った。
治療はやりつくして、抗がん剤は効かなくなってきたとM君が話していたが、なんだかいやな予感がしていた。
私とM君は大学卒業以来ほとんど交流がなかったけれど、昨年の同窓会で久しぶりに会ったときにがんの治療をしていることで私と話があった。
亡妻の治療経緯を参考までに話したら、最近の治療方法は進んでいるところもあり、当たり前だが患者本人のM君も相当調べていた。
M君に近い友人2人が「お見舞いにいかないか」と誘ってくれて、先月会えたのはほんとうによかったと思う。そこで会っていなければ心残りがいつまでも尾を引くだろうから・・・・
M君、どうかやすらかに。
合掌
地下鉄銀座線の黄色い電車。
表参道界隈。
レストランのイラストがほのぼのとしている。