今朝ネットを見ていたら、ジャズピアニストのデイブ・ブルーベックさんが亡くなったのに気づいて驚いた。
『米国のジャズピアニスト、デイブ・ブルーベックさんが2012年12月5日、東部コネティカット州の病院で心不全のため死去した。91歳だった。
デイブさんはカリフォルニア州の音楽一家に生まれ、4歳でピアノを習い始めた。第2次対戦中に米国や欧州で兵士向けにバンド演奏し、1951年にサックス奏者の故ポール・デズモンドさんらと「デイブ・ブルーベック・カルテット」を結成。59年に発表した「テイク・ファイブ」は全世界でヒットし、日本のCMでも使われた。』
という記事でした。
好きなピアニストの一人で、学生時代は何枚もLPレコードを集めたものです。
ジャズ好きの友人の間では「こんなにスイングしないピアノの何がいいのか」とも言われましたが、私は「いいものはいい」と強く主張した覚えがあります。
ブルーベックさんはもちろんいい。そして何よりドラムのジョー・モレロのブラシワークが絶品で、ブラシを演奏してみたいという動機になった人です。
2曲続けてお聞きください。
Dave Brubeck "Besame Mucho"
dave brubeck-give a little whistle
最初のベサメムーチョは私が持っているこのCDにも入っています。
このCDはジャケット写真がとてもいい雰囲気です。
たぶん自分の家族なんでしょうか、子供たちと遊んでいるパパの笑顔がすばらしい。
もし実際の奥さんだったとしたら、いかに愛していたかがにじみ出ている写真です。
きっとやさしい人柄だったのでしょう。
合掌