ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

二十日鼠と人間

2015-05-16 | 舞台


日本橋TOHOシネマズまで出かけて
ナショナルシアターライブ「二十日鼠と人間」を観る。
カンバーバチとジョニー・リー・ミラーが交代で演じた
「フランケンシュタイン」から始まってもう何本目かな。
前回観た「欲望という名の電車」はかなり面白かった。

さて今日の作品はというと、
スタインベックの名作中の名作なので、
私がどうこう言ってもしょうがないのだが、
なんだか釈然としない終わり方だった。

ちょっと頭の足りない大男を演じた俳優さんは、
ガッツのある映画「ブライズメイド」で、
主役の彼女の恋人候補の保安官を演じた役者だった。
今作でトニー賞にノミネートされたそうで、
かなり評価が高いらしい。
そして、ジェームズ。フランコだ。
見るたびに、
お願い、もう少し目を開けてと、
呟きたくなるアイツだ。
何故かラリったお兄ちゃんという印象のフランコ。
正統派舞台に挑戦してたんだね。

ロンドンやニューヨークまで行って生の舞台を観ることが
なかなかできない私たちにとって、
ナショナルシアターライブは本当にありがたい企画。
何より興味深いのは役者のみせる臨場感。
なのだが、
フランコさんはものすごく自然に舞台にいて、
演技をしてる感もなく不思議な存在感があった。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿