リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

メトロポリタンオペラ AIDA

2012年02月29日 | Weblog
NYへ飛んだ目的は、レッスンの他にもう1つ。
メトロポリタン歌劇場に行く事でもありました。

9番街をずっと歩いて行くと
いきなり左手にDVDのオープニング映像そのままの
噴水とリンカーンセンターが現れました。

階段には沢山の名前が電光で流れていまして、
どうやら寄付してくれた財団や個人のお名前らしいです。
エントランスで感動していた私ですが、
美穂子先生曰く、自分も初めてここに来た時には
本物だーって興奮したんだけど、その日がオーディションの
日だったので、そのまま舞台に上げられて
感動を実感する暇も無いまま終わってしまったそう^^;

入り口でチケットを見せると、バーコードをピっと
読み取ってそのまま中へ・・・と思いきや
カバンを開けて中身のチェックがあります。
棒でゴソゴソと調べられました(笑


その後、2階BOX席に行こうと思ったらば
30分前にならないと席に入れてもらえないとの事。
尚且つ、チケットを持っていても
自分でBOXドアを開ける事は許されず
お手洗いに出かけて帰ってくる度に
係員の方が鍵を開けて入るようなシステムでした
鍵を開けてもらってもまだ席ではなく、
更に小さい小部屋のような場所があり
コートをかけたりソファーがあったりして
ちょっとしたウェイティングスペースを経由してから
更にドアを開けるとようやく客席になります。
字幕は各自客席に、一人1つずつあります。
当然字幕は日本語は選べませんが。
(英語・スペイン語・フランス語が選べたような?)


客席の天井から沢山のシャンデリア?のようなものが
吊るされており、それはそれで美しいのですが
公演中は邪魔なのでは?と思いきや
会場が暗転になると同時にそのシャンデリアが全て
ワイヤーですーーーっと上に巻き上げられてゆくのです。
それが開演の合図になっているようでした。

廊下には衣装や装飾品の数々が展示されており
本当に美しかったです


そしていよいよ開演。演目はAIDAです。
何が凄いって、アムネリス役のStephanie Blytheが凄かった!!
体格もとっても立派なのですが
(どれくらい立派かはお名前を検索して画像を参照)
もう本当に素晴らしい響きと迫力で
どこを向いていても響きが散らない。
ダントツに拍手も大きく、本当に素晴らしかったです。
カーテンコールではハンカチを取り出して
熱い熱いと汗をぬぐうオチャメっぷりも発揮。
本場は違うな~と思いました。
容姿の事を何だかんだと色々言う人も出てきますが
結局はそこしか言うところが無いんだなって感じです。

一番の見所の凱旋のシーンでは
馬が合計5頭使われており、
ダンサーや演者がいったい何人いたんだろうと
数える気もおきないほどにすごい人数でした。
そもそも凱旋は人数が多いものなので、それ自体は当然といえば
当然なんだけれど、それにしても多い!とびっくり。
さすがに全員一度に舞台には上がれないけれど
どんどん下手から上手にハケて行く列を見ていると
袖で着替えて出てきてるのか、本当にこの人数を
確保しているのかよくわからなくなってくるほど。

これぞグランドオペラという感じでした


Conductor:Marco Armilato
Ramfis:James Morris
Radames:Riccardo Massi
Amneris:Stephanie Blythe
Aida:Violeta Urmana
The King:Jordan Bisch


エヴァーグリーンのブログ更新しました。

早速のレッスン

2012年02月28日 | Weblog
NY一日目から早速レッスンが始まりました。

ホテルから徒歩で行かれる距離でありますが、
その道中には、あのカーネギー・ホールがあります

残念ながら旧館日だったのでロビーまでしか入れず、
外壁もずっと足場が組んでありました。

※カーネギーの逸話(Wikiより転載)
 古くからある冗談として次のようなものがある。
 ピアニストのルービン・シュタインがある時、この近所で
 「Pardon me sir, but how do I get to Carnegie Hall ? (すみません、カーネギーホールへはどうやって行くんですか?) 」と尋ねられた際にこう答えたという。
 「Practice, practice, and practice. (練習して、練習して、さらに練習してください。)」

 現在のカーネギーホールのアクセス案内ページには、
 この冗談を思い出させるような文章が書かれている。その内容は、

"While it takes some people a lifetime of practice to get to Carnegie Hall (as the saying goes), others just have to follow these simple directions."

「カーネギーホールに行くには、ある人々は生涯をかけて練習し続けなければならないが、
そうでない人は下記の簡単な指示に従うだけで良い。」

シャレオツ~~~~

そこから5分ほどの所にあるスタジオでレッスンです。

中に入ると屈強なガードマンが居て、
入館者の全ての名前を聞かれます。
中心街なのでどこのビルもそんなシステムらしいです。

スタジオで、偶然にも美穂子先生のいつもついている
コレペティ兼指揮者の先生に偶然お会いしました
ルーシー先生と仰って、激お忙しい先生なので
昨日NYについて明日にはもう出発というような
殺人的スケジュールにも関わらず
スタジオで偶然お会いするなんて驚いていました。
私も紹介していただき、いつか機会があったら
みていただけるとの事で光栄です

レッスンはとても有意義なものでした。
毎回求められる事が違いますが、それは前進している証拠。
わざわざここまで来てレッスンを受けた意味がありました。
待ってたらダメだったなって実感。

アメリカだけでなく、イタリア・イギリス・スイス・カナダと
たった数ヶ月の中で世界中を飛び回って戦ってる
現役の歌い手にインプットされてくる情報の量と技術は、
私の想像をはるかに超えてくる。

なので受け取る側も器が足りないのですが
私の現在のレベルと進行状況に合わせて
毎回違う角度からアドバイスをくれます。
求められる細かさは1mm単位の話なので
理解が本当に大変ですが、段々とわかってきました。

実感アリ

トンボ帰り

2012年02月28日 | Weblog
1週間ほどのNYから帰ってきました

短い期間でしたが、現地でのご報告は
徐々に更新をしていく予定です

今日は早速エヴァーグリーンのお教室に行きますが
その前にネイルのケアをしにサロンへ寄ってから。

とはいえ、サロンが遠いので
時差ぼけ真っ最中の私にはかなりきつい日になりますが

頑張るぞい

整形外科

2012年02月21日 | Weblog
ここ半月ほど、右太ももの外側とスネが痛くて
なかなか寝付けませんでした。
右側を下にしているとうっ血する感じがあり
最近マットレスを買い換えたので
それが堅いからかな?と思い、敷き布団を足したのですが
どうやらそれが原因ではなさそう。

そのうち左側を下にして寝ていても痛いくらいになり
夜中に何度も目が覚めるようになってしまいました。
筋肉痛っぽいので毎晩寝る前にスジを伸ばしていたのですが。

久しぶりに外科に行きました。
ここは本当にお世話になっていて、
手首の腱鞘炎・足の裏の骨が削れた時(謎w)
ヘルニアの時(リハビリにも通いました)
首が回らなくなった時 などなど
散々通っている、私の駆け込み寺外科です。

結果、スジというか筋肉ではなく
これは神経だろうという事になりました
レントゲンを撮ってあちこち押したり伸ばしたりして
腰から来ている影響で神経が反応してるんだろうと。
えー・・・・それだと治療のしようが無い(泣
腰についてはもう背骨の隙間が狭いのが問題なので
これは一生ものだし・・・・


ちなみに田中さんのブログ
先日のコンサートの模様をアップしてくれました


コンサートの興奮も覚めぬまま、今日は早速練習日です。
新しい曲が今日から始まりますので
気持ちを入れ替えて頑張りましょう


コンサート終了

2012年02月20日 | Weblog
合唱・アンサンブルのお教室発表会
第23回エヴァーグリーンコンサートが
無事終了しました

お陰様で相変わらずチケットは完売

一番で楽屋入り


今回は初めて使う会場だったので
下準備にかなり時間がかかり、なかなか大変でしたが
響くチャペルだったので歌いやすい場所だったと思います。
12時入りをしていろいろスタンバイや打ち合わせをして
2時からリハが始まりました。
重唱全てをプログラム通りに進めて
リハが終わったのが開場の30分前でギリギリ。
その時点で既に疲れてしまいましたが、
これからが勝負です

混声アンサンブル

(お客様の邪魔になってしまうので、いつも
座って指揮を振ります)

合唱メンバーに入っていない方々も
2重唱・4重唱として参加して下さいました。
親子で美しいハーモニーを奏でてくださった
SさんHさん。


途中で曲の紹介や、どれくらい苦労したかなどのMCを入れて
先に言い訳をしておいたり、
聞きどころのご紹介などもしました。

最後は、全ての参加者の方々と会場の皆様と一緒に歌いました



相変わらず本番で失敗しちゃった方
練習よりもすごく上手くいった方
本番で奇跡が起きた方と
様々いらっしゃいましたが
みなさま達成感で輝いていました

私は2曲ほど歌わせていいただきました。

コンサートの後は、レストランに移動して
フルコースのディナー


レストランも席はいっぱいで、各お席を回って
ご挨拶をしましたが、あまりに多くて
回りきれなかったお席もあって申し訳なかったと反省



皆様とっても素晴らしかったです!

次回はソロ発表会が夏ごろを予定しており
24回目のエヴァーグリーンコンサートは12月の予定です


本当にありがとうございました


エヴァーグリーンブログ←こちらにもアップしました。
違う写真も見れますよ^^

★エヴァーグリーンコンサートのお知らせ★

2012年02月19日 | Weblog
暫くはこの記事がトップになります。
最新の記事はこの下に更新されます。
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エヴァーグリーン混声アンサンブル
 第23回 発表会のお知らせ


日時:2012年2月19日(日)
   開場16:30 開演17:00
会場:上野精養軒 
    コンサート→B1チャペル
    ディナー →1階グリル
お一人様:8.000円(コース料理・1ドリンク付き)

チラシ←クリック

エヴァーグリーン混声アンサンブル発表会も今回で
23回を迎えました。
本来はソロや2重唱の曲なのですが、それをあえて合唱で
歌ったりというのもエヴァーグリーンの醍醐味です

【プログラム】(曲順はこれと異なります)
Yesterday once more (混声)
オペラ“ボエーム”より「冷たき手」(2重唱)
ウィーン我が夢のまち(2重唱)
カッチーニのアヴェマリア(2重唱)
はるかな友に(2重唱)
オペラ“魔笛”より「恋を知る人たち」(2重唱)
    「神官の2重唱」(男声合唱)「フィナーレ」(混声) 
    「やがて夜が明ければ」(女声合唱)
オペラ“コジ・ファン・トゥッテ”より「妹よ見て」(2重唱)
サマータイム(4重唱)
真夜中のギター(4重唱)
オペラ“フィガロの結婚”より「恋とはどんなものかしら」(女声合唱)
オペラ“オルフェオとエウリディーチェ”より
    「エウリディーチェを失って」(男声合唱)

コンサートが終了後、19時からレストランにてお食事です

今回の発表会のために皆様一生懸命に
頑張ってくださっています!

お楽しみに

お問い合わせフォーム←クリック 

ナブッコ

2012年02月18日 | Weblog
今日は二期会のナブッコに行ってきました@東京文化会館

今日は明日の発表会の最終リハ日なんですが、
お知り合いが沢山出るBキャスが今日だけなのでどうしても行く事に。
3人分のお土産を受付に預けていざ鑑賞。

今回はパルマ王立歌劇場との提携公演だけあって
舞台は本当に立派で迫力あり。
そしてキャストさんたちも皆様素晴らしかったです!
マエストロはまだ25歳という若さですが
東フィルを全部手の内にいれていて
尚且つ歌い手や合唱を引き立てる素晴らしいタクト。
一番Bravoが多く、本当に良かったです。

若さゆえの良さとかではありません。
そんなん、一年でも経験が多いに越した事ないですから。

でも彼はそれを超越していたと思います〓

『あの年齢なのにここまで良く頑張った』という日本人特有(?)
の拍手や称賛とは明らかに違いました。

全てを完璧にコントロールしていたからです。

それは誰かが真似して出来る事では決してないと思いました。

カーテンコールを最後まで見届けたかったのですが、最終リハで生徒さんたちをお教室で待たせているので
ダッシュで会場をあとにしました。

リハは泣いても笑っても二回通すのみ。

最終調整もありましたが、なんとか駆け足でこなしました。

明日は忘れ物無いように頑張りましょう〓

マイク

2012年02月14日 | Weblog
今日は発表会前の最後の火曜日〓
あとは前日の通しだけなので、じっくり練習出来るのは
今日が実質最終日。

本番当日の注意事項や連絡事項がありますので
聞き逃しや勘違いが無いよう、
マイクを使って話しています。
ちなみに区民センターではなくて自宅なのに(笑

非常に音が難しい曲があり、
今日の段階でまだ音が釣られてる部分もあり
かなり焦り気味です(*_*)
その他並ぶ順番の確認や、舞台に出るタイミング
お辞儀の仕方など繰り返し確認しました。


電車や人混みでは必ずマスクをして
体調管理を徹底しましょう〓

今帰宅し、これから野菜を食べて
化粧落としてお風呂入ってだと
寝るのは二時近くなるかも。

明日の朝活英語塾は行かれそうも無いなぁ(´Д`)

フラメンコ

2012年02月13日 | Weblog
いつものダンススタジオ。
新しいところなのですが、証明がムーディで暗いので、
携帯の写真で撮るとすごく狭く見えます。


今日のダンスレッスンはフラメンコ。
今度カルメンに乗ることになった子がいるので
フラメンコの動きやジプシー的なポーズ、
歩き方の基礎を習いました

スカートのさばきかたや
フラメンコの時の腕の位置などとても繊細。

私も一緒にチャレンジしましたがすごく難しい
見てると優雅だけど、やってみると
美しいラインを作り出すのはとっても集中力がいる。

ナエ先生(真ん中)の見本で
一緒にスカートをパタパタするマリちゃん。

この教室は、何を教えますと言われて
いわれるがままやるところではありません。
私達が何をやりたいか、どんなことを教えて欲しいかを
具体的に希望を言って、それを取得していく事を
目標にしています。
例えば若い女中さんのしぐさ、大人の気品ある人のしぐさ、
はたまた修道女まで、様々なキャラに対応した
体の使い方を教えてくれます。
お辞儀にしてもそれぞれ段階があり、
軽い会釈のものから皇帝に対してするのものまで様々。
その中でもお姫様がする場合と
生き生きとした若い子がする場合と全部違うはず。

それを全部自分で使い分けるのは至難の業。
というか、知らないから絶対に出来ない。
そんなワガママを聞いてくれる教室

いわゆる「痒いところに手が届く」先生であります



今日は久しぶりに筋肉痛~~~

ガス

2012年02月12日 | Weblog
今日は美穂子先生のレッスンでした。

声も最近段々太く深くなってきたので
どんどんリリコのほうへ移行してきています。
だいぶ前から軽い曲禁止令なるものが出ていまして
「もうLucia歌いたいとか言わないでよ」
と言われてしまっています(苦笑

軽いものはやはり好きだし、アジリタも好きなので
やりたいのですが、自分の声質に合わない曲を歌うと
声やポジションには当然良くない。
それは常識だし分かってはいるものの
歌わないとならない事もあるので、
そこは内緒でコッソリ・・・・(笑

とはいえ、今日もEsの方向と出し方の訓練を。
本番で使わずとも、発声では必要な音。
それも悲鳴にならずに、音色として使える音色のまま
その場所を見つけること。
それはレッジェーロの人には逆にわからない場所。
簡単に出せる人の場所と、リリコの人の出し方は
180度相反するものなので。

レッスンの後、先生が夕方からの合わせの為に発声。
声の出し始めから終了まで、どんな経由でどんなもので
どのルートを使って仕上げて行くのか。
そして世界って遠いって痛感しました。

今日得た事で色々沢山書きたい事はあれもこれも
山ほどありますが、殆どが企業秘密(笑)


そして、以前にガスファンヒーターにしようかと
気になっていると書きましたが、
とうとう買いました
そして使ってた電気ストーブもかれこれ10年も
使っていて古いので、それも買い換えまして。

やはりガスは暖かい
ONしてから10秒で部屋が一気に暖まります


なんだかんだと現在、我が家の暖房機器は
エアコン3台と電気2・ガス1で計6台に


多っ