リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

最後のシフト

2011年02月28日 | Weblog
3月末を持って閉館となってしまう
グランドプリンスホテル赤坂(旧・赤プリ)。
当社とは何十年も契約を継続して下さいました。
(麻布プリンスがあった時代から足すと
かなりの年月です)
毎月、ご挨拶と請求書をお持ちして
各レストランに毎月のシフトを組んで
お配りしていたのですが。

今回が最後のシフトとなりました。
何年通っただろうなあと思うと
感慨深いものがあります。

宴会場でコンサートを開催して歌ったり
最上階のレストランでピアノを弾いていた時期もありました。

姉はここで結婚式を挙げました。

さすがに、旧館は、旧李王家邸として建てられた
歴史ある建物なので、それは残すとの事です。
新館・別館や跡地がどうなるのかは
我々業者にもまだ知らされていません。
(来月の総会で発表なのかも知れませんが)

閉館の4日前に、五色の間の「新緑」で
コンサートを行います。

当社の40周年という節目もありましていつもより盛大に。
長い事お得意様であります
赤プリ以外のホテルの幹部の方々や
レストランチェーン・結婚式場の幹部の方々も
お呼びしています。

ホテル・レストラン業界のVIPの方々が
一同に集まるので
いつもよりも数倍
かなり気を使わないとなりませんが


皆様に楽しんでいただけるよう、
一生懸命に歌います


年代ギャップ

2011年02月27日 | Weblog
今日はギタリストの関さんとの打ち合わせでした。
 

今から10年程前に沖縄旅行に行った際、
有名な通りでも無いマニアックな店で
バッタリ会った事もありましたw
初めて会った頃は「へえ~。ギターやってるんだ~?」
くらいの認識でしたが
今はもうあのB`zの稲葉さんのバックを勤めるほどに
出世してしまいました

そもそも私達が最初に会ったのっていつだっけ?
という話になり、お互いの記憶を辿っていったら
最初の出会いはもう22年も前でした

22年って、その時に生まれた人はもう
大学卒業するような年なんだって思ったら
なんだか実感が湧きません・・・。
出会った当時は一緒に音楽を作る事なんて
これっぽっちも思っていなかったのに

夕方に生徒さんが来るので、2時間ほどで解散。
とはいえ、帰宅がレッスン時間の5分前のギリギリ。

レッスン時間よりも生徒さんが早めに来ていたので
ちょっと玄関先で待ってて貰うのに
「ごめんなさい。
 ワン切りするから、そしたら入ってきてもらえる?」
と言ったら

「え?ワン切りって何ですか・・・?」

と聞かれた。

そうか。
今の高校生はワン切りって知らないのか・・・。
今から何年前だろうか、
携帯に1コールだけかけてきてすぐに切って、
着信記録だけ残して、ユーザーにかけ直させる。
かけ直してみたら有料サイトにつながり
膨大な請求が来る・・・・
というのが一時期問題になったワン切り業者。

確かに今はそんな話はもう聞かない。



色々と時代や年代を感じた日でした・・・(しみじみ

チョーフィー

2011年02月26日 | Weblog
今日は椿の千秋楽でした@新国

この演出の椿は前回見た時と同じ。
思いっきりベタな演出なので
オペラには保守的な私は大好き

ヴィオレッタがモシュクではなく
パトリツィア・チョーフィ。
チョーフィは本当はもっとしっかりした
強い声なんだけれど
今日はなんだか調子が悪かったみたいです。
低音もスカスカして鳴らないし、アクートも
何箇所かかすれてしまって。
High-Esも彼女だったらもっと余裕で
ロングに出来たと思うのですが
今日はいっぱいいっぱいな感じでした。
全体に終始ハラハラしてしまった
休憩中に「チョーフィっていまいちだね~」って
話してる人がいたので
「本当の彼女の力はこんなもんじゃないんですっ!」
って言いたかった(笑

でも、調子が悪くたってそれは基本がトッププロ。
部分的に危なっかしくても
アベレージは充分に高く、本当に立派でした。
私はモシュクが大好きなので
どうしてもモシュクと比べてしまいがちですが
チョーフィのヴィオレッタは
とっても心に突き刺さるような
強い意志と気品溢れる演唱でした。

1幕からずっと一緒に心の中で歌いながら
気持ちも入り込んで来たのですが
誰もが口を揃えて難しい(演じるのが)という2幕は
手に取るように伝わって来ました。
私が演じた2幕とはまるで別の曲(笑泣

3幕は本当に素晴らしかった。
いつかは演じてみたい役だけれど
ちょっと私には声が重いなあ・・・。
もっと年齢重ねたら重くなってゆくかもだけど。
でもやはりアンニーナやりたい。
ちょっと暗いので、合ってると言われるけど
声が軽いのはどうしようも無いなあ・・・。
アクートに比べて中間音があまり鳴らないので
そういう意味ではやはり
Mezzoが演じたほうがしっくりくるだろうなあ。

ローマに行く時に色々と助言して下さった
小野さんがフローラ。
初めてお聞きしたけれど(コラ)
素晴らしい美声で感動しました~

次はマノン・レスコーです

箱根2日目

2011年02月25日 | Weblog
夜中一回も起きずに爆睡したので
朝の目覚めはバッチリ。
朝食はメインダイニングで1品ずつチョイス出来るセットを。


資料館には、ホテルの創設者などがズラっと並んだ写真や
昭和天皇が座った椅子。
昔の献立などがありました。


当時の献立によると、
コーヒーが15円かと思ったら、まさかの15銭でした
ステーキも1円でした~~(汗

お庭の散策をして、帰りは御殿場のアウトレットモールで
色々と買い物をして帰ってきました。

アウトレットも数年前より店舗が変わってましたが
平日だったので駐車場も空いてたし
快適に買い物が出来ました

さてお遊びも今日で終わり。

この2日間に充電沢山したので、また明日から
通常営業です。頑張るぞーー

箱根旅行

2011年02月24日 | Weblog
今日は、家族で1泊の旅行に参りました@箱根

途中で江ノ島水族館に寄って
  
クラゲや透明標本を見たり、イルカに触ったりしてきました
尻尾でバシャっと水をかけられるのでシャンパーを借りて。
思ったより硬かったのが意外でしたが感動です

その後、到着した場所は宮ノ下の富士屋ホテル。

ここは130年の歴史を誇る伝統と格式を
重んじる皇室御用達のホテル。
昭和天皇をはじめ、ジョン・レノン。
ヘレン・ケラーやチャップリンなどが
泊まった所で、館内にも写真があります。

建物が古く、有形文化財だったりするので、
箱根の温泉街なのにもかかわらず
部屋の中以外は浴衣・スリッパNG。

両親の知人であるY田総支配人のお計らいで
ヘレンケラーが泊まったスイート
ご用意して下さいました。

夕飯はお魚・お肉が両方入ったフルコース。
  
前菜とデザートしか写真撮ってないという(笑

その後、ゆっくり温泉に入りました。
最近休みらしい休みが無かったので
命の洗濯(死語かな?)にはピッタリです。

普段、寝るのは夜中なのに
この日は11時にはもう夢の中でしたww

そんなこんなで1日目が終了~

アンサンブル

2011年02月22日 | Weblog
今日は午後から市ヶ谷で用事を済ませ
いつもよりちょっと遅れて夕方から教室へ。

合唱の時間の前には
個人の生徒さんがレッスンに来ています。
今回はフィガロからと魔笛から
それぞれの3重唱。
アマチュアなので、半分は日本語での歌唱になりますが
タイミングや音が取り辛いらしく難航しています。

テンポもやや速いので
乗り遅れたらもう合流が困難です。
ソロでは無い分、ピアニストは合わせられません。
なので音楽はどんどん進んで行くので
自力でリカバリーしないとならないのですが
なかなかそれが難しいようです・・・。

合唱の時間が終わったら、その後は
残業と称して居残りレッスン。
普段は終わってそのままいつも飲みに行く方々も
今回は真面目に練習しています。

本番は棒を振る予定ではありますが
そればかり見ていると
他の事が疎かになってしまうので
バランスが重要ですね。

ドイツ語がカタカナにならないように

人差し指

2011年02月21日 | Weblog
右手の人差し指の爪が
横方向に割れました
全く痛みは無いものの
亀裂の入った位置が完全にやばい場所
(白い部分では無く、まだ生えてる部分?)
なのでこれは危険・・・。

もし何かに引っ掛けたり
無意識に爪で缶のプルトップを開けようとして
万が一の事があったら
その時の痛みったら間違い無く地獄

なので、しばらく爪が伸びるまでは
右手の人差し指を使わないように意識出来るよう
絆創膏を貼りました。
お陰でいつも違和感があるので
常に気をつけて生活は出来るのですが
すべってピアノが弾きにくい・・・。
レッスンで少々指がツルっと滑って
ミスタッチくらいは許されるものの
聴音のレッスンではそうはいかない。

完璧に正確に弾かないとならないので
なかなかこれが難しい。

そういえば今日は夜に
友人から相談の電話がありました。
彼女は普段愚痴ったりあまりしないので
意外でしたが、彼女なりの辛さは痛いほどわかった。
もちろん完全にわかってはあげられないけれど
私も経験者だったのもあり
どんな状態かは安易に想像出来た。

色々話して少し楽になってくれたみたいで
良かった

私に出来る事は手伝ってあげようと思う。

いつでも力になるからね~~~

バロック

2011年02月20日 | Weblog
今日は生徒さんが終わった頃に
二期会同期のマダムこと
宮崎さんが家に来ました。

マダムに会うのは半年ぶりくらいで、
ゆっくり話すのは本当に久しぶり。
ランチ食べながら色んな話に花が咲きました

私は聞いてないんだけれど
友人曰く、MezzoからSopranoに転向して
本当に良い声になったそうな

羨ましい

彼女はバロックが大好き過ぎて
家にピアノが無い代わりに
チェンバロがあるというツワモノ。

うちの犬もすごく懐いていて
相変わらずぶる美がベロベロ舐めて
本当に申し訳ない


さて今日こそ宿題に取り掛からないと

初合わせ

2011年02月19日 | Weblog
今日はお教室の重唱の合わせでした。

まだまだ伴奏者さんと合わせる段階では無いので
まずは、それぞれの個人レッスンで勉強した事を
初めてお相手とアンサンブルをやってみる日。

今日は2重唱と3重唱でしたが
初回にしてはまあまあの出来でした。

つられる練習の為に
別パートを一緒に歌う訓練を重ねていたお陰で
大きな崩壊(?)も無く
何とか上出来だと思います。
今回の組はテンポも速くないし
ややこしい曲じゃないのでって事もありますが。
3重唱のメンバーであるDさんが
2週間ほど前に転んで腕を複雑骨折してしまい
手術&1週間の入院をして
退院したばかりなのに、頑張って来て下さいました

さすがに立って歌うのは辛そうだったので
座ったまま譜面台を使って歌っていただき
書き込みは私が代わりにしましたが
でもそれでも頑張って来てくださったのが
本当に頭が下がる思いです

重唱レッスンの後は
当日の進行&設営&準備などの打ち合わせ。

毎回これが一番大変なのであります。
ホテルでの開催というのは本当に骨が折れます。
どのお客様をどこに座っていただくか
お料理はどうするか・・・
まるで毎回結婚式を挙げるようなものw
それにコンサートの全裏方が入ってくるので
もう毎回が手いっぱいなのであります。

普通のコンサートホールで開催出来たら
どんなに楽か・・・とも思いますが
それはエヴァーグリーンのコンセプトと違ってしまうので
あくまでもホテルにこだわります。

本番まで約一ヶ月になりました
これから頑張りましょう

こちら、やけに態度の大きいゴリラですが
ヴァレンタインでいただいた
チョコレートで出来ているんです
写真よりもずっと精巧に出来ていて
食べるのが勿体無い

勉強会

2011年02月18日 | Weblog
今日は夕方から加奈ちゃんと勉強会でした。

相変わらず、系統が似てる私達は
ファッションが全身丸かぶりだったけどw
勉強会とは言っても私が彼女に教える事は
何1つ無いので、私が教わる側です
その理由は、彼女の経歴を見てもらえばわかるように
イタリアのコンクールで優勝する程の
本当に優秀な子なので

スタジオを借りて約2時間。じっくり集中して
汗だくになりながらとっても有意義な時間でした。

そしてその後は当然、飲み~~~

飲兵衛 VS ジュースw

加奈ちゃんとの出会いは今から4年前。
某コンクールの2次予選で出会いました。
その時の彼女との出会いが、
今の私の歌い手人生を作ったのです。

~すごい上手な人に出会って刺激になって
私も頑張ろう!って思えた~

・・・のようなよくありがちな話では無く。
実際はもっともっと色んな葛藤もあって
色んな経験をして。
実際に加奈ちゃんに初めて会った日は
家に帰って号泣した。
それから自分が考えた事。
加奈ちゃんに初めてメールをしてみた事。
それに対する答えを読んで思った事。
それから数ヶ月、色んなコンクールを受けた事。
そして結果として二期会に入るきっかけになった事。

そんなこんなが結果として
現在の冨岡由理弥を作ったきっかけになったのは
前原加奈なんだって事。

出会って4年も経ってしまったけど
今更ながらそれを彼女に言ってみた。
感謝の気持ちを伝えないとと思って。
お酒も入ってかなり照れてたけれど(笑

人との出会いって本当に大切なんだって
改めて思ったし、改めて感謝した。

ガールズトーク(2人共ガールズと言って良い
年では無いですが・・・^^;)にも花が咲き
歌の事、プライベートな事
色々まだ話し足りなかったけれど
終電の時間が

ダッシュで改札の中に消えて行きましたw

また会おうね
それまでまた鍛錬を重ねて
ちょっとでも成長しておくね


ありがとう