リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

新しいホール

2014年04月30日 | Weblog
今日は、臨時でコンサートに出演して来ました。
地元でお世話になっている山咲先生からお声かけいただきまして。

うちの隣の駅にある小金井市民交流センターです。
観客として足を運んだ事はあるのですが
実際に歌うのは初めて。
今回は小ホールでしたがなかなか良い音響で
歌っていて気持ちが良かったです。

アリアを3曲歌わせていただきましたが
どれもステーキ・お寿司・ピザ というような
メインばかりの選曲でw

ピアノはお馴染みの白取君と。





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バタフライ2日目

2014年04月27日 | Weblog
今日は本役であるケイトです。

ケイトというのは非常に分量も少なく
ほとんど出てこないのですが、何気に難しい役であります。
ピンカートンの正妻でありますが、
ピンカートンが遊びで結婚したバタの子供を
引き取って行くという、全てを持っていってしまう女性。
とても残酷な役でありますがバタに同情してもいけないし
憎まれやすいけれど、悪女になってもいけない。

二期会のバタフライの出演者である、とある人に相談をして
ケイトをどう演じたら良いのかアドバイスをいただきました。
とてもヒントになる事を教えていただき
すっきりした気持ちで挑みました。

外国人チーム。

左はピンカートン役の田代先生。
「僕の背中のチャックを降ろすと中から万里生が出てきます」
と仰って笑いを取ってくれますw(万里生さんは田代先生の息子さんでミュージカルスター)
そして右はシャープレスの志村さん。
シャープレスという重々しい役を見事に演じているのに
裏では口を開けば可笑しい事ばかり言っています。
こんな大先輩の中で共演させていただけるのは本当に光栄です

写真は撮れなかったけど、両日のバタフライ役の弓田さん田中さん、
そして他にも一緒に撮れなかったキャストの方々
スタッフの方々、演出の直井先生・指揮の珠川先生・
演助の岸本さん・舞台さん・照明さん・衣装さん
ヘアさん・メイクさん・合唱さん・副指揮のTさん・オケの皆様・・・

全ての方々に感謝です

そして、会場にいらして下ったお客様
本当に本当にありがとうございました





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バタフライ1日目

2014年04月26日 | Weblog
今日はまずはB組のゲネ。
ゲネ前のステージから各席方面。
客席の前列をつぶしてオケピットを作っています。

Bはケイト役なので外国人ですので、髪にスプレーをして・・・のはずですが
夜はマードレ本番(黒留着用&黒髪)なのでスプレーは無し。

ゲネが終わってから怒涛の戦争タイム。
すぐに外国人から日本人にチェンジ。
着物はプロの衣装さんが2人がかりで着せてくれるので
早いわ綺麗だわで素晴らしいですが、
締めるのも容赦無いので苦しいです・・・・汗
手際よくサッササッサと着せて下さるので
帯を締める際にも心の準備が無いまま
「締めますねー」の合図と同時に一瞬で締まっています。

出来上がったのがこちら。

えー・・・・っと。
何だか仁義な感じでございますw 

日本人役キャストの皆さんと一緒に。

左から従妹役のみさりん、神官の剛さん、右はボンゾの高橋さん。

みんなに極妻極妻と言われて思わずガニ股になりそうでしたが
そこはぐっと我慢して日本人女性らしい所作を心がけました。

まずは1日目お疲れだまでした!




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すみだオペラ「蝶々夫人」GP

2014年04月25日 | Weblog
さて今日から怒涛の3日間が始まります。

私はA組のマードレ役、B組のケイト役です。
という事はどちらの組にも出演です。
両方出る人は私だけでなく、他にもいるのですが
何が大変って、その役柄が全く違う衣装・メイク・髪型・髪色なので
チェンジが大変なのです。
私と林さんという2人が、マードレとケイトを兼任しています。

今日はA組ゲネ
明日はB組ゲネのあとにA組本番
日曜はB組本番というスケジュール。

今日はゲネの前に場当たりといって
音楽無しでの動きの確認作業を。
初回の場当たりは約2時間ほどかかります。
それでも相当な速足で飛ばして飛ばしてです。
客席からみたリハ中。

(注:この記事は全て、本番公演終了後にアップしています)

マードレとはイタリア語で母という意味。
文字通り、蝶々さんのお母さん役なのでありますが
衣装は黒留袖。
母から借りたものは袖が短く、困っていたところ
生徒さんのKさんがお母様の黒留を何と下さいました
袖も長くてとても豪華で、本当によろしいのかと何度も確認したくらい^^;
有難いです!素敵です

豪華な刺繍の鶴

曳舟からうちは遠いので、帰って寝てまた朝早く家を出る事になるので
金曜日から浅草に泊まる事にしました。
旅行に行くような大きな荷物と、浅草の夜の雷門。

今日のゲネが終わってホテルに到着したのは22時過ぎ。

ホテルでばったり、今回の衣装さんたちに遭遇。
偶然にも同じホテルに宿泊していました!
ついでに明日の打ち合わせを立ち話でして
ゴハンを食べに出かけたりして就寝は1時過ぎ。

明日の本番に向けて充電します!

二期会公演「蝶々夫人」

2014年04月24日 | Weblog
今日は師匠である美穂子先生が主役のバタフライを見に行きました@東京文化会館

オペラ演出界の重鎮であられる栗山先生が88歳になられて
そして栗山先生の最後のバタフライでもあります。
5年前にもこの演出は見ていますが、本当に美しいものなので楽しみにしていました。

開演よりも早く行って、恒例である文化会館2階にある精養軒で
名物のオムハヤシを。

ここのハヤシライスは長年有名で老舗ですが
何度も食べてしまっているのでオムライスの変化球にしたら
こんなに大きいエビが刺さっていたw

開演50分前。だいぶ早いですが既にお客さんはどんどん入ります。


幕が開いた途端に、5年前の記憶がよみがえってきて
あ~やっぱり綺麗だなと・・・。
舞台だけでなく、歌い手一人一人の動きが美しく
無駄が無く、流れるようでそして音楽に合っている。
世界中で誤解されて演出をされているバタフライの完成形がそこにありました。
そもそも西洋の音楽なので何をもって正解かというのも難しいですが
少なくとも日本の美しさはこれだというのは間違いないと思いました。

冒頭からゴローとピンカートンのやり取り。
出演者は知人だらけなのでオペラグラスでガン見です。
そしていよいよバタの登場のシーン。
合唱が先に聞こえてきて、遠くから美穂子先生の声が聞こえはじめました。
もうすでにそこで涙腺がやばかったですが耐えましたw

2幕では殆ど泣きっぱなしで、
3幕ではタオルが忙しくて拍手をする余裕も無く・・・。

5年前にも同じ演出で見たはずですが
その時よりもバタフライへの理解力が深まった事や
自分自身が勉強してるからという事で思い入れもあって
勿論、師匠のバタを見るのも初めてだったのも一番大きかったと思います。
先生は海外で活躍しているので日本での公演は少なく、
木下美穂子の代名詞であるバタフライを見るのは
なかなかチャンスが無いので・・・。

涙腺大崩壊でした
終演後、先生の楽屋に行って掃除を手伝って
タクシーお見送りをして帰りました。
あれだけの役(ほぼずっと歌いっぱなし)であれだけの重い衣装を着て
大変な役にもかかわらず、終わって楽屋でも元気だったのにびっくり。
世界中で50回以上この役をやってきているだけあるなと。
「先生わたし2幕から超泣いてたんだけど」って言ったら笑われましたw
一緒に撮った写真もあるのですが
泣きすぎて化粧が全部落ちてしまっているので
ここには掲載できず(笑

そして2日後には今度は自分のバタフライ本番です!
団体も役も違いますが、演じる作品は同じ。
頑張らないとです

オケ通し

2014年04月13日 | Weblog
先月の末はマスタークラス期間中で
4月の前半はプリマステッラの本番があったのもあり
オケ合わせに参加出来ないままB組オケ通しを迎えてしまいました。。。


1幕のピンカートンとシャープレス。

マードレ(蝶々さんの母)役の稽古は何回か重ねているものの、
3幕のケイト役の稽古には殆ど出席出来ておらず
同じ組のピンカートンとスズキと3幕をからむのは
今日が初めてでした。

分量が少ないのがせめてもの救いですが
とにかく暑かった(汗
オケの方々もかなりの人数なので
それが稽古場に全員入ると熱気がすごい・・・。

次回からはケイトの日はTシャツに着替えよう



絶景ランチ

2014年04月12日 | Weblog
今日は打ち合わせでプリンスパークタワー東京に行って参りました。
ここは新しく出来たタワーで、プリンス系列の中でも一番のハイグレードホテルです。

ここの1階にありますメロディラインという会場が気になって
打ち合わせにいってまいりました。
エヴァーグリーンコンサートで使えるかなと思って
担当の方と色々とご相談させていただきました。
ホームページにもあるように、非常にセレブな空間なので
会場費などもなかなかのものです・・・汗

赤坂プリンスに32年間、業者として契約させていただいたので
その当時からお世話になっている方々もいるのですが
赤坂が閉館してから何年も経っているので
どなたがどこに配属されているのかわからず・・・。
当時大変お世話になったYさんから
ご紹介いただきました。

なかなか敷居の高いホテル&会場なので
ここで開催出来るかはまだわかりませんが
実現できたら素敵です

打ち合わせを終え、33階のブリーズヴェールへ。
赤坂のトリアノンでソムリエをされていたIさんがお出迎えしてくれました。
何年振りにお会いしましたが、お変わりなかったです!
土曜日だというのに予約もしないで行ったので
残りわずか1席という奇跡で座れましたw
なんといってもお台場が一望できる絶景。
反対側のバーからは東京タワーとスカイスリーが両方見えるという素晴らしい場所です。

コースをいただいたのですが、
このお値段でこんなに沢山?と驚くほどの内容で
大満足でした

メニューも載せちゃいますよ(笑

■ Appetizer 〈 前菜 〉 ■

(A)新オニオンのブルーテ 帆立貝とエスカルゴのポアレ添え←激うま
(B)真鯛のマリネ からすみ風味 香草サラダと共に
(C)フォアグラとドライフルーツのガトー仕立て マデラ酒風味

■ Soup or Pasta 〈 スープ または パスタ 〉 ■

(A)マッシュルームのポタージュ カプチーノ仕立て キャトルエピスの香り
(B)ペンネ ゴルゴンゾーラソース アーモンド風味

■ Main Dish 〈 メインディッシュ 〉 ■

(A)的鯛のアクア・パッツァ ブリーズヴェールスタイル
(B)オマール海老のグラタン エストラゴンの香り
(C)牛フィレ肉とチキンのグリル 2種のソース
(D)牛ほほ肉のブレゼ 赤ワイン風味

   
Assorted Desserts Plate
お好きなだけお選びいただけるデザートプレート←おすすめ


この内容でたったの4000円くらい!なんか回し者みたいですがw

もし、今後行かれるかたがいらしたら
ご予約は私を通して下さると
お互いに良い事がありますので
是非ともご一報下さいね

Prima Stella終了

2014年04月07日 | Weblog
今日は4回目の門下ソロ発表会が終わりました。

生徒さんが歌うというのは非常に緊張します・・・

今回初登場だったかた
初めて振付をつけたかた
そしてフルートの子もお手伝いで出てくれたり
皆様本当に頑張って下さいました。

個々に緊張はされていたみたいですが・・・

終わったら楽屋で生徒さん同士が抱き合ってお互いを讃えあっていたり
解放された緊張感とハイテンションで
興奮していたり
楽屋に座り込んで安心していたり
妙なハイになっちゃってたりw

何よりも、やり遂げた達成感があるようで
ほっとした反面、皆さんキラキラと輝いていました

早速次の曲を催促されてしまい
まだ決めていなくて私のほうがお尻に火をつけられ(笑
皆さんの頑張りには本当に頭が下がります
それと同時に、一生懸命な皆さんのお手伝いが出来る事を
心から嬉しく思いました

私のほうはというと・・・。
今回一番の大仕事である、ラチェットを鳴らすというのがあったのですが。
ラチェットとは、ゼンマイを巻く音を出すための楽器です。
ホフマン物語というオペラの中に出てくる
機械で出来た人形が歌う有名なアリアがあります。
生徒さんがそれを歌うので、
そのアリアにラチェットの音が必要なのです。

こちらがその写真。

練習では上手に鳴っていたのですが
実は前日に何故かバキっと折れてしまい・・・
私の心も一緒に折れました
応急としてガムテを貼ったのですが
音はまろやかになったものの
今度は鳴らしにくくなってしまい。
それが上手く鳴らせなかったのが心残り(笑

そのアリアはレッジェーロという、軽い声のソプラノが歌う曲なので
私のレパートリーになる事は一生無いので・・・
なのでリベンジ出来る機会は無いかも~~~

最後の集合写真。
カメラに全員が収まりきれずに
2枚に分けました。


みなさんとってもすがすがしいお顔

秋に向けてまた頑張りましょう