リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

こうもり舞台写真

2013年04月30日 | Weblog
照明ブースでQ出しのお仕事をして下さっていた千晶さんが
ブースから舞台写真を撮っていて下さっていたのでアップします。


殿下のアリア中。興奮するアデーレをなだめつつ・・・。


フランクに口説かれるシーン。
フランクが私の役名を間違えて呼ぶというトラブルがありましたが
アドリブで笑いに替えて結果オーライw
写真右側で、何故かカミテ袖を伺っているアイゼン役の田代先生。
この時、何が起きていたかというと、アイゼンの胸のポケットに
入っているはずの時計が入っていないという緊急事態が!
時計をアデーレに見せつけて、アデーレがほしがらなくちゃいけないのに
まさかの入っていなくて、舞台裏でも時計が無い無いと大騒ぎでした(滝汗
アデーレ&アイゼン組の台詞きっかけで、私達イーダ&フランク組の台詞をスタート
するのですが、田代先生のアドリブがいつもと違うなあとは思ったのですが。
私達は背中を向けているので、その時向こう側で何が起きているのか当時は全く解らず。

私が先に舞台袖にハケてから、スタッフさん達が「時計が無い無い!」と走り回ってるのを見て
ようやく事態を理解しました。
すごく焦りました(津波汗



オケがポルカを演奏している場面。
ゲネが終わってから変更になったのがここ。
ぶっつけ本番でした^^;


舞踏シーン。
合唱の方々が、キャストの周りを踊りながら旋回する場面。非常に狭くてギリギリ。


刑務所内のシーン。
これはGP時の写真ですが、本番では予想外の所に
外套やシルクハットが置かれたので、芝居をしながら移動させました。
本番では、舞台上で怪我をしてしまったキャストさんもいました。
客席にまで音が聞こえるほどの怪我でしたが、
最後まで痛い足をか隠して演じきって下さいました。
さすがプロ。一緒に舞台上にいる私も気がつきませんでした。


舞台は生もの。
本番で何が起こるかわからない。
予想外の事が沢山ありますが
それを瞬時に理解してリカバリーしていく判断力と
器用さが求められるなあと痛感いたしました。

そういった意味で
先生方やベテラン勢の皆様からは
得る事しかなく、とっても勉強になりました。

私は今日から通常営業。
G・Wはあるような無いような・・・

頑張らないと!




こうもり終了

2013年04月29日 | Weblog
オペレッタ「こうもり」が終演しました

2月頃から稽古が始まりまして
トリプルキャストという性質上、
決して多かったとはいえない稽古回数でしたが
諸先輩方のお力添えにより、無事終える事ができました。

なんだかガチャピンっぽい私のドレスw

左から順にアイゼンの田代先生。
私がお尻でヒップアタックをするシーンでは大げさに飛んでくださいましたw
アデーレちゃんは一番カラミが多かったので、
終始、出番前に袖で相談をしながら、そして舞台上では
お互いに空気を読みながら最高の姉妹を演じられたと思います自画自賛^^
オルロフスキー役のユカさんは、スラっとしていて細くて背も高く
ピッタリでした!大学院が洗足だったと知って親近感
一番右は、アデーレちゃんの次にカラミの多かった
ファルケ役の太田代さん。
何から何まで頼りっぱなしでした。

一般的にはイーダはアデーレのお姉さんという設定が多いのですが、
今回はイーダが妹という設定だったので私には厳しかった^^;
若く演じようとするとアデーレとキャラがカブっちゃうし、
あくまでもイーダはエレガントなキャラに徹しないとならないので。
で、私が落ち着くとどうしてもマダム臭wがただよってしまうので
その加減がすごく難しかったです。
何人かのキャストさんに「もはやロザリンデでしょ」と言われましたが、
声もまあ確かに思いっきりロザなんだけど・・・^^;
なので、台詞が無い時間(他の方が話してる時間)などに
ちょっとしたしぐさや反応で、若さをアピールしたつもりでしたが

どのように演じられていたかは、DVDの出来上がりを待つしか無いのでドキドキです。

キャストのみんなもアドリブをガンガン混ぜていてお客様もとても喜んで下さっていました。
私もちょっと笑いが欲しくなって、一個かましましたが(笑
そもそもが面白おかしい作品なので、色々と料理のし甲斐もあるのですが
ベテラン勢の方々のアドリブがすごくて
拾うのが大変でしたw


合唱団の方々もとても良くして下さって
歌もとっても上手で素晴らしかったです。
衣装もお揃いで素敵でした!


全キャストで。
前列ブリント役の「のむ」は一昨年の魔笛以来の共演。普段から私達の女子会に自然ととけ込むほど
内輪では全く男子扱いされていない関係w
アルフレッド小貫さんは3幕フィナでこっそりエロい感じにしてきますw 
ハンサムで女性ファン多し!
エロッシュことフロッシュ役の志村さんは、ご覧になったかたはあの通り、
イーダとアデーレへのセクハラが凄いです。舞台袖で既に鼻息荒いです。怖いですw

演出の直井先生には沢山のアドヴァイスをいただきました。
指揮の珠川先生にも大変大変お世話になりました。
その他、演出部の皆様にも色々と助けていただきました。
ヘアさん、メイクさん、衣装さん、本当にお世話になりました。

そして足を運んで下さったお客様、本当に感謝しています。
沢山のお花やプレゼント、そしてお祝いもいただいてしまって。
疲れから、甘いものが摂取したくなり
楽屋で既に食べちゃったものがあって、写真が載せれなかったお土産も
いくつかありますごめんなさいっ!食い意地がはって失敗した



いつもご贔屓にしていただいて、本当にありがとうございます




こうもりで関わった全ての方に心からの感謝をこめて。


Tanti baci









G・P

2013年04月27日 | Weblog
今日はいよいよゲネです。
なんと昨日になって久しぶりの体調を崩し(風邪ではありません)
本当に出来るのか乗り切れるのか心配でした

なので、今朝は近くに住んでいるみさりんと待ち合わせて
一緒に行ってもらいました(というより、介護に近かったw)。

ちょうど9時半に小屋入り。
すぐに場当たりが始まりましたが、思ったよりも舞台上が混んでいて
その場で変更する事も多く、あっという間に2時間経ちました。

そのままダッシュでヘアメイクさんのまな板の鯉になり
衣装さんにお世話をしていただきながらゲネへ突入。

ゲネが終わってから、演出の先生に呼ばれたので
ダメ出しかなあとおもいきや、「ダメは無いんだ。大幅な変更が
あるんだけど頑張って!」と演出の先生から笑顔で言われてしまいました(汗
それも3分半の長い尺のシーンでw

本番までもう何も試せないけれど本番一発で勝負しかない

帰ってすぐ洗濯してお風呂に入って
今夜は明日に備えて早く寝ます
体調も、今日の夕方には復活していたので明日は元気です


いらして下さる皆様、アドリブ盛りだくさんの「こうもり」
お楽しみ下さいませ


オケ通し&リサイタル

2013年04月22日 | Weblog
昨日はこうもりのオケ通しでした。

始まる前にストレッチをするアデーレちゃんと
変なメガネかけたブリントw

2幕途中のオケ演奏タイムでの動きは今日初めてやりました。
ピアノ稽古ではどうしても出来ない部分なので。
3分という意外にも長い尺をどう使うか
もう一度練り直さないとならないなって思いましたが
オケでの通しは次はもうゲネだけ
それまでにある程度考えておかないと!

今日になって新しく発見出来た事もあるし
訂正個所も出てきました。
あとはどう調整するかです。

そして今日(22日)は、前々から行きたかった
千恵ちゃんのリサイタル
本当は今日も稽古に参加しないとならないと思っていたので
リサイタルは行けないものだと最初から諦めていたのですが
昨日の段階で、今日はB組はトリで良いという事だったので急遽行ける事に
急いで連絡してチケット手配して貰って行ってきました

開演前の紀尾井ホール。

共演は村上敏明さん。

今日ご一緒したのは先月まで一緒だったオテッロの仲間たち。
及川さん、玄人くん、順子さん、佳奈ちゃん、井上さん
久しぶりにみんなに会えて嬉しかった。

千恵ちゃんもすっごく可愛くて素敵で
プログラムもとても濃厚なものでした







新国魔笛

2013年04月20日 | Weblog
13日(土)には、2回目となるうたごえに出演してきました@多摩センター三越

相変わらずお客様は温かく、会場もいっぱい。

今回はミュージカル・オペレッタ・カンツォーネなどを
歌わせていただきました。

本当にここのお客様はとっても愛情にあふれていて、
お話の最中も笑顔でうなずいてくださったりするので
思わず話しが長くなってしまい5分オーバー(笑

個人レッスンの生徒さんもありがたい事に増えてきました。
スケジュール的にレッスンの出来ない日もありますが、
出来る日は数人の生徒さんのレッスンをこなしています。
6月には発表会もありますので
それに向けて頑張ってらっしゃいます。

発表会に出演されない方も全体の半分近くいらっしゃいますが
それでもレッスンだけが楽しくて通って下さるのは
本当に私も嬉しくなるし、少しでも上手になって
いただきたいと思っています

19(土)は新国に魔笛を見にいきました。
この日は皇太子殿下がお見えになっていたので
ご着席の瞬間とか、ちょっとだけ拝見する事ができました。
SPの方々に囲まれていてちょっと見えにくかったですが
やはりオーラがすごかった

この魔笛は3年前にも見にきた演出の再演なので
覚えている個所もありますが、
今回は全て日本人キャストで行われました。
国内では魔笛やオペレッタなどのドイツ語台詞のものは
日本語で上演されるのが普通となっていますが
ここは新国、いくら日本人上演といえども、そのまま全て
台詞もドイツ語でおこないました。

魔笛といえば笑いを誘うシーンが多いのが昨今ですが
この演出はかなりシリアスに作っているように感じました。
本来だったら会場がドッと受けるようなシーンでも
あえてそういった事を歌い手に求めず(あえてやらせず?)控えめでした。
字幕を出すタイミングなど、全体的に思う事は多々あったのですが
歌い手さんもやりにくかったのかなあという気持ちもありました。

私もパミーナをやったのがもう2年前になるので
そろそろまた演ってみたいなあと思いました





オケ合わせ&衣装合わせ

2013年04月07日 | Weblog
昼間にパーティの仕事の打ち合わせを終えて
そのままオケ合わせに行きました。
合間に衣装合わせもありました。

先週の村人役とはうって変わって
豪華なパーティ衣装。
演助さんも衣装さんも、先週ご一緒した方々で、
またお会い出来て嬉しいです^^

衣装さんがあれこれ着せて下さってまな板のコイですが
装飾も全部つけるととっても華やかで綺麗~~~

合唱さんは衣装は自前という団体が多いのですが
今回は合唱さんにも全て衣装があって素晴らしいです。
みなさんお揃いで素敵でした^^

私の衣装も2パターンを写真撮ったのですが
公演前なので写真を貼る事が出来ず残念です

予想外にさばきの難しいそうな衣装だったので
それも踏まえて動きの練習をしないと。

今夜は久しぶりに8時頃帰宅出来たので
6月に開催するお教室の発表会のチラシ作りを進めました。

一番頭を悩ませるのが曲順。
色んなかたが色んな曲を歌われるのを
どの順番でプログラムを組むかというのも時間がかかります。
ただ黙ってどんどん歌うのではなく、
うちの主催のものはアンサンブルの会でもソロの会でも
必ず2曲ごとにMCを入れているので
ある程度それも考えながら組まないとなりません。

とりあえずチラシは出来ましたので
生徒さんには順次配っていきますね













女子会&風呂会

2013年04月05日 | Weblog
女子会という言葉そのものにクレーム(?)を受ける事があるのですがw

そもそもそんな所まで気にしてたら何も発言出来ないし
私は何歳になっても女子会と言いますよ!(宣言w

って事で今週は女子会が2件連続でありました。
1組はもうオヤジ化してるので微妙ですが

4日にはよう子とぽんぬとしゃぶしゃぶ。

2人がちょっと早い誕生日プレゼントをくれました(ぽんぬに持たせてるけどw
そしてよう子が2人に名前入りのケーキも用意してくれました。
夕方に入った星乃珈琲店のスフレ。
やばうま

そして5日の夜は急遽、ごんちゃん(笑)と風呂の会
彼女はもっぱらの“風呂友”で家も近く、あちこちの温泉を知っているので
結構急に「今夜行く?」とか決まります^^
そうとなったら行動は早く、ひどい時には「あと30分後ね!」
みたいなダッシュもあります。
炭酸水の温泉や、電気風呂や、塩サウナなど(私は3分でギブですが)
こないだは生まれて初めてのアカスリも経験して感動でした!
時間も遅かったし、前日に高カロリーのものを沢山食べてしまったので
風呂上がりにはこのサラダ2皿を全て一人で食べました。


よくよく考えたらコブサラダって結構な高カロリーなんだったw



レベッカ先生

2013年04月03日 | Weblog
短い間でしたが先生のマスタークラスが終了しました。

OTELLO本番の次の日のレッスンだったので
まだまだ疲れが残っており、なかなかのバッドコンディションでした。
でもそれは言い訳にはならないので頑張って歌いました。
今回は本番を挟んでいたので毎日のように通う事が出来ず
満足な回数をみてはいただけなかったのですが。

でも今まで何度も受けていて一度もきちんと褒められた事は無く
だいたいが「比較的そっちのが良いわね」とか
「そうそうそんな感じ」くらいの程度でした。
それでもだいぶマシなほうで、ほとんどが「NO!!!!!」と言われてばかりですw
が、今回は初めて「Braaaaaaaava! そうよ今の!」と褒めていただけました

・・・といっても相変わらず一瞬の奇跡なので二度と同じ声は出ません(相変わらずw

でも、今回は具体的にどうやったら正解なのかが
解るようになりました。
でも出来ないんだけど。(これ重要w
自分で練習しててもこれが違う場所だってのは実感があっても
それを修正することがすごく困難で
ローマで受けていた時は、正解と不正解の境目がなんとなくしか解らず
体感するのも実感として無かったのですが今回は手応えあり。

ここからが長いんですけど・・・^^;

今度はいつ先生にみていただけるか未定だけども
少なくとも前よりも良く(マシに)なってると仰って下さったので
それを信じて頑張って練習するしか無いなと思いました。

夏にボローニャに1ヶ月弱ほど行く予定ではありますが
その時は別の先生なので、また新しい発見が出来るかも。


そして水曜日の稽古には撮影が入っておりました。

私と同じ組の池田理代子さんが某CMに出られるのですが
今回のオペラ稽古風景をCMで使われるのだそうです。
実際の稽古日以外にも自己練習が出来る日を設定して
なるべく回数を増やす事になりました。

組によって動きややり方も違うので
やはり組ごとに稽古が必要ですしね