リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

ディナーショー・リハ

2011年11月29日 | Weblog
今日は来月のクリスマスディナーショーのリハ
上野精養軒でした。

初回のリハなんですが、運良く
本番の会場が使えたのでラッキー

今日は全員が一度に集まり、たっぷり時間をかけて
曲の尺や輪郭を確認していきます。

各自のソロと重唱を合わせていきます。
2重唱、3重唱、そして全員で歌う4重唱も何曲かあります。
急遽カットを開いた場所や
初見で歌う箇所もありましたが^^;
ちなみに私と樋口さんとの重唱は、愛の妙薬から
アディーナとネモリーノのラララ(役得
現場で借りたワインの空き瓶ですっかり酔っ払って
いたネモリーノww
自分で歌ってるので写真は撮れず(泣

Don Carlo 友情の2重唱

さすがにマックスで歌うと大変な曲なので
お2人共抜いて歌っていました。

途中休憩で、精養軒ご自慢のハヤシライスをみんなで。

左から順に、メゾ金田さん、私、
主役のテノール樋口さん、ピアノの園美先生、
バリトン今井さん。
こう見ると会場が狭く見えますが、
実際はキャパ250~300席の大盛況になる予定です^^
会場の担当さんのお話では、今日の時点でも
結構チケットが売れているそうです。
さすがアニキの人気
ただ、このディナーショーと同じ日に
THE JADEのコンサートが別にあるので
お客さんがあっちとこっちで
分かれちゃってるらしいです^^;

約4時間、きっちりリハをしまして
また来月にあるので、細かい調整はそこで練り直しです。

楽しみになってきましたー


追求

2011年11月27日 | Weblog
今日は久しぶりによう子と勉強会でした。

先日、魔笛で手土産を持ってきてくれたのに
改めてお疲れ様プレゼントをまたくれました。

ジャーンクリスマスリースぅ

可愛いので早速レッスン室のお供に^^

前にくれたお土産BOXの中に入っていた電卓クッキー。
そして今日持ってきてくれた抹茶シュークリーム。


あ、食べ物ばかりじゃないですよ。
今日は本当に色々話をしました。

声の通る道や出る方角の理想は
全世界共通で、どの先生も同じ事を求める。
でもその表現方法が違うだけ。

私とよう子の理想も同じなんだけれど
自分が克服しなきゃいけない部分は彼女とは逆。
例えば私が右に傾き気味なのは左にすれば真ん中になるけれど
彼女は左に傾き気味なので右にすれば真ん中になる。
といった感じ。実際はこんな単純じゃないけれど。
でも細かく話し合うことで、お互いに見えていなかった
部分が見えてきて、自分の成長の為にもなるし
お互いのアドヴァイスにもなるという。

持っていかなきゃいけない方角は違えど、
悩んでいる内容や、これからどう持って行けばいいかは
とっても共感出来る。
全く同じ現象ではないので共感は出来ないけれど
痛いほど納得は出来るのです。

自分が苦労している部分が
相手は苦労せず出来る事だったり。
その逆もしかり。
相乗効果で成長していける気がする。

だからこの勉強会はとっても大事。

次回はしっかりがっつり歌って
克服していくぞー

照準は2年後


イタリアン

2011年11月25日 | Weblog
昨日は一日ゆっくり休んで、今日から
レッスンも再開し通常営業に戻りました
本番前はレッスンをしばらく入れていなかったので
これからやや詰め詰めになりますが、頑張ります!

今夜はK様ご夫妻からディナーをご招待いただきました

先日の魔笛にも、ご学友やご家族など
沢山のお客様を連れてきてくださり、本当に有難い限りです。
ロビーでお会い出来なかった分
今日はゆっくりとお礼を申し上げることができました

お店は銀座のイタリアンですが、
オーナーがお知り合いらしく、とても良くして下さいました。
とっても素敵で雰囲気のあるお店なのですが
大々的に宣伝をあまりしたくないとの事でしたので
お店のお名前は内緒

今回はお腹を空かせていったので
皆様と同じ種類のコースをいただきました。
全部食べれるかな?と心配になりながらも^^;

まずはアンティパスト。
1皿目は生ハムと柿のコンビネーション(写真失念
2皿目はホタテの茶碗蒸し?

上に乗ってる香草がアクセントになっていました。

プリモは蟹が乗ってて尚且つ柚がかかっていて
初めての味でとっても美味しいパスタ!

もっと戴きたくて、これを単品で出したら
人気になると思うんですけど~と申し上げたら
K様いわく、「この量だからこの味で美味しいんだよ。
量に対して味を決めてるから、多かったらダメなんだよ」
と教えて下さいました。確かに!

セコンドは白身魚のスープ仕立て。

とっても上品なお味で素材の味を大事にしている1皿でした。
スープの中にも様々なキノコ類があって楽しめました。

メインは子羊。お肉は柔らかく、ソースもしつこくなく、
かといってパンにも良く合うので全部つけて戴いちゃった


そしてドルチェは甘さも控えめで
味はとっても美味しかったのですが
さすがにお腹がいっぱいで残してしまいました

K様ご夫妻は立派なワインを召し上がっていました。
私はお酒が飲めないのでノンアルコールのカクテルを
いただきました。

いつも本当に影で支えてくださって
精神的にも励みになり
伸び伸びと勉強させていただいています。
新たにまた宿題をいただいてしまいましたが^^;
でもそれもまた、自分自身の糧にもなるので
有難く思っています。

お仕事でお忙しいのにも関わらず感激です。


ごちそうさまでした
改めて襟を正して頑張ります!




魔笛終了

2011年11月23日 | Weblog
序曲が始まりました。

私は不思議と緊張する事は無く、
シーンが同じ共演者と、出番前に袖で円陣を組んで
気合を入れて舞台に出ます。

最初のシーンで一緒のモノスタトス役の植木さん。
全身黒ずくめで、モノらしいキャラを作ってくれました。
耳の中まで黒ドーランを塗って、舞台袖では歯しか見えなくて
可笑しく笑わせてくれました。
すごく回りに気を使ってくださる優しいジェントルマンです。
稽古後の飲み会でイジめちゃってゴメンね^^;

1幕では殆ど一緒のパパゲーノ野村君。

背負う鳥かごや口かせはザスタさんからのレンタルですが、
この衣装はオーダーで作ってもらったそう。
決して安いものではないけれど、一生ものだから宝になります
パパゲーノはとにかく体力勝負。歌だけでなくあちこち走り回り、
尚且つアリアの最中でもブレスの時間に笛を吹かないとならず
幕間でも終始汗だくでとにかく息が切れてる状態^^;
なので、他のキャストさん達は、舞台袖にハンドタオルと
ペットボトル500mlを常備しているのだけれど
彼はバスタオル並みに大きいタオルと
2リットルのボトルを飲んでいました。
それも終演の頃には無くなっているという(笑

そして夜女の愛実(めぐみ)。

舞台後方の客席には両側に合唱さんメンバーがいるのですが
その中央は開けてあり、そこに登場してアリアを歌います。
本当に綺麗で格好良くて、素晴らしいアリアでした!
思わずカミテの袖から激写w
普段はベビーフェイスで、小柄でキティちゃんが好きで
お子ちゃまキャラなのに、舞台に上った途端に一気に化けて映えます。

どっちがお母さん役なんだか・・・(笑

妖艶なDamenちゃん達。

パミーナはDamenとカラミは無いのが残念。
真っ赤な長いつけ爪をつけたといって、
一人ずつとっかえひっかえ私の楽屋に
嬉しそうに見せに来たのが可愛いかった
やっぱり女の子だな~と思いました^^
カーテンコールではしっかり笑いを取っていましたよ。

そして今回私のダーリン役となるタミーノ佐藤君。

まだ研究生なのにも関わらず、立派にプリモを演じてくれました。
私とタミーノは色々と苦労も多く、
なかなか大変な面も多々ありましたが
でも何だかんだと協力し合って良いものが作れたと思う。
テノールは小柄な人が多い中、彼は長身なので
私がヒールを履いてもバランスが良いので
気にならずに演じれたのも嬉しいです。
フィナーレで最後にお互いの歌唱部分が終了した時には
舞台袖で健闘を讃えあって、肩の荷が下りました。

アリア後やカーテンコールで、会場のお客様さまから声がかかり、
本当に嬉しくて有難い気持ちです。
残念ながら舞台上からはスポットで会場が全く見えない状態
でしたので、お一人お一人に伝わっているかが不安でした。
でも見えない中からのお客様の温かいお気持ちだけは伝わってきました

カーテンコール後に、サプライズで山咲先生への
ハッピーバースデーをオケと会場のみなさんと一緒に。
実はそこで感動してなぜか私が泣きそうになっていたのは内緒^^;

会場で集めたお客様からのアンケートにも目を通しましたが
本当にありがたい事が沢山書いてあって、感動しきりです。
ロビーに急いで出ましたが、私のお呼びしたお客様方と
殆どお会いする事が出来ずに心残りでした
仲間のよう子とマリちゃんがマネージャーのように付いててくれたw
2人共忙しいのにお土産も持ってきてくれてありがとう!

楽屋に届けられたお客様からの贈り物。
本当にありがとうございます


そして打ち上がりました(笑

総勢50人近い人数での打ち上げで、あまりに騒ぎすぎて
お店から注意を受けること数回・・・・^^;

素晴らしい仲間に恵まれて、私は本当に幸せです。
みんなが最後まで一致団結して協力し合い
お互いの健闘を讃えてお互いを応援して。
仲間のアリア後の拍手が鳴る度に私も嬉しくなりました。
キャストはこれだけ沢山の人が一緒に集まっているのに
誰一人と例外なく全員が全員みな良い人ばかりで
とても大好きな仲間達です。

マエストロ、山咲先生、演出の高橋さん、
コンミス足立さんをはじめとするオケの皆様方。
合唱のみなさん、キャストのみなさん。

そして、会場に足を運んで下さった全てのお客様に
心から感謝と御礼を申し上げます。

本当にありがとうございました



魔笛が始まるまで

2011年11月23日 | Weblog
今日は本番。
昨日の夜は12時には寝れたのに、
明け方の地震で犬が吠えて起こされてしまい
結局4時間睡眠のまま当日を迎える事に^^;

9時入りと同時に舞台が作られます。
今回は照明も入るので、オケのセッティングと照明と
舞台の山台や足場を作る作業が同時に行われています。

その中で、キャスト陣は限られた時間内に
各自勝手に場当たりをします。
オケと合わせてリハをしてる前でも構わず舞台を使って
幅や感覚を掴みます。
というのも、この会場を借りたのは今日だけ。
なので舞台での稽古は一切無いまま本番なので
いかにこの時間を有意義に使って何とかするかが勝負。
キャスト同士で協力し合って幅を見たり
アドヴァイスをしながら立ち位置を確認していきます。
舞台上での階段が、今まで想定していたものよりも
高さもあり幅もあった。
長いドレスとヒールを履いたまま、この階段を上り下りするのは
なかなか大変なので念入りに歩幅の確認をします。
試練のシーンではオケの後に回りこんで
曲の尺に合わせてセンターにゴールしないとならないので
歩くスピードや歩幅を計算しないといけません。
とはいえ、それをきちんと芝居の中で自然に行わないとならない。
往路は想定外に短く、復路は想定外に長かったw

舞台の照明が落ちるとこれまた想定外。
プロンプが殆ど見えない・・・^^;
総監督の山咲先生が客席の一番前に座って副指揮兼プロンプを
しているのですが、照明の逆光により
目がチカチカしてあまり見えません。
怖~~~い

許された時間は僅か。分刻みでシーン別に合わせていきますが
テンポの確認だけしたらどんどん次です。
その中で会場をあちこち足リ回っているので
すでに11時の時点ですっかり疲れていました^^;
そんな弾丸リハが開演一時間前に何とか終わって、
残りの1時間でメイクや支度を終わらせないとなりません。

用意して下さった楽屋は大変ありがたいことに一番良いお部屋。
ピアノやシャワーもありました。
さすがにシャワーは使いませんが、ピアノがあるのは
発声するのに助かります。
メイクもダッシュでしているうちに、あっという間に開場のお時間。
座席数1000を超えるホールが、殆ど埋まるようでした。
当日券の列が朝の10時の時点で長い行列が出来ていた
という事もあり、本来はクローズにする予定だった
2階席もオープンにしました。

なんとか着替えもヘア・メイクも終わって
楽屋を出たのは本ベルが鳴る5分前

オケの方々が舞台に入り、いよいよチューニングが始まります。


序曲が始まりました。

いよいよです


【オペラ出演のお知らせ】

2011年11月23日 | Weblog
暫くはこれがトップ記事になり、
新しい記事はこの下に順次UPされます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


モーツァルト【魔笛】全曲
(ドイツ語原語上演・セリフカット・ナレーション付き)

11月23日(水・祝)
チケット:2000円(←オーケストラ公演でこの安さ!)

場所:杉並公会堂大ホール(荻窪駅北口より徒歩7分) 
開演:1時(12時半開場)
管弦楽:モーツァルト・シンフォニック・アンサンブル
指揮:三崎和志
音楽総監督:山咲史枝
演出:高橋辰也

冨岡由理弥(パミーナ)
佐藤雄太(タミーノ)
野村真土(パパゲーノ)
平野邦雄(ザラストロ)
土居愛実(夜の女王 1)
平澤見幸(夜の女王 2)
市川実咲(侍女 1)
鳥海真由(侍女 2)
長田芽生子(侍女 3)
大南 彩(童子 1)
平野愛実(童子 2)
橋詰奈摘(童子 3)
渡辺育子(パパゲーナ)
林明弘(武士)
粟田浩司(武士)
植木洋敬(モノスタトス)
川上敦(弁者)

お問い合わせは、こちらの入力フォーム
もしくはinfo@tomiokayuriya.comまでお願いします。

国立

2011年11月22日 | Weblog
今日は抜き稽古の2回目@国立音楽大学付属高校でした。
とはいえ、本番は明日なので今日が最後の悪あがき(笑

国立の駅から徒歩13分ほどの場所ですが
実は5年程前、この音高から徒歩30秒の所に
約半年だけ住んでいた事がありました。
本当に町並みは変わらず懐かしい感じでしたが
音高の中に入るのは初めて。

最初はレッスン室で色々と最終的な調整を。
合唱で乗ってくださる学生さんも既に練習されていましたので
フィナーレの部分など、一緒に歌っていただきました。
その後大きなホールに移動して練習。
本番のホールの幅とほぼ変わらないほどの
立派な場所。広~~~い。

この写真で見るよりもずっと広いのです
音高にこんなに立派な稽古場があるなんて恵まれてる!
改装したばかりという事で、化粧室も綺麗でピカピカでした。
私の母校である洗足も、だいぶ綺麗になったらしく
テレビドラマ「のだめカンタービレ」の撮影の舞台にも
なりましたが、私が在学中はそんなに立派な施設も
ほとんどなかった時代なので・・・。

今日のメンバーはタミーノ・ザラストロ・
モノスタトス・そして私の4人。
出ハケのタイミングや、実際の舞台の幅を想定し
チェックしておかなければならない箇所を
重点的に確認し合いました。

モノスタトスに捕まるシーンですが
他のキャストさんが今日はいないので全てエアです^^;
私も手を縛られてるという設定で歌います。
2人共、首から入館証を下げてる(笑



泣いても笑っても今日が最後。

いよいよ明日です。

楽しみになってきました~~~~

早く歌いたい

抜き稽古じっくり

2011年11月21日 | Weblog
今日は最終抜き稽古1回目。
まずはknabenのみんなと
細かいタイミングなどの確認と調整をしました。

その後はザラストロ関係を重点的に
確認作業をおこないました。

演者の足並みが揃わないと出来ない事が多く
尚且つ限られた時間内でやるので
不便も多いですが、その中でどれだけ調整出来るかが
勝負となってきていると思います。

色々と相談した結果、
舞台袖でのキュー出しすら
キャストの人に頼ることになりました。
その瞬間、私は舞台上に居るのでお手伝い出来ないし
本当に申し訳ないなという気持ちと
お客様から1円でもチケット代を貰ってる以上は、
少しでも良いものを作り上げないとという気持ちでいます。
なのでみんな真剣に頑張っています。
とくに本番2日前なので
意見交換にも熱が入ります。

先生ご自身もお忙しく
連絡事項も沢山あるとの事で
私が一部を代理で伝達する事もあります。

みんなが力を合わせて行かないと
大事故に繋がるので
ちょっとナーバスになっているかも知れません・・・

私が神経質になり過ぎなのか
ちょっとそのあたりはわからないのですが

とにかく

きちんとした公演にしたい。

これはみんなが同じ考えのはず。


頑張らないと!



荒通し

2011年11月20日 | Weblog
今日はオケで歌える最後の稽古日でした。

今日も駅から徒歩15分の場所だったので
往復をタクシーに乗って楽しちゃいました^^;

昨日とうってかわって
気温が一気に上がった日だったので
暑くて終始ずっと半袖のまま歌う事に。

ついて早速1幕から通して行きました。
よっぼどの事が無い限りは止めません。
幕間の短い間でそれぞれにダッシュでダメ出しを貰い
そのまま休憩返上で2幕へ。
オケと合わせて調整できるのはもう当日だけ。
明日と明後日も抜き稽古がありますが
ピアノで、立ちの微調整になります。

今日はあえてプロンプ無しでやりましたが
1箇所落としてしまいました
帰りに先生に「今まで全然平気だったのに
まさか3日前に落とすと思わなかったです~」って言ったら
「いや、今くらいの時期に1回落としといたほうがいいのよ。
練習で変に完璧だと本番でやっちゃう事あるから~」
と言ってもらえてちょっとだけ気が楽に^^;
なので
「ヤバいなって思ったら本番ガン見するんで」
って宣言しておきましたw

実際は色々と表現したい事と歌とが融合して
歌詞が飛んでも口が勝手に動くんだと思います。

あとは2日間の微調整で
どこまで追求できるかです。